稲核ダムとは? わかりやすく解説

稲核ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/03 00:42 UTC 版)

稲核ダム
所在地 左岸:長野県松本市安曇稲核
右岸:長野県松本市安曇稲核
位置 北緯36度10分06.0秒 東経137度46分16.4秒 / 北緯36.168333度 東経137.771222度 / 36.168333; 137.771222
河川 信濃川水系犀川(梓川)
ダム湖 未定
ダム諸元
ダム型式 アーチ式コンクリートダム
堤高 60.0 m
堤頂長 192.8 m
堤体積 65,000
流域面積 470.4 km²
湛水面積 51.0 ha
総貯水容量 10,700,000 m³
有効貯水容量 61,000,000 m³
利用目的 発電
事業主体 東京電力(竣工当時)
電気事業者 東京電力リニューアブルパワー
発電所名
(認可出力)
水殿発電所
(245,000kW)
竜島発電所
(32,000kW)
稲核発電所
(510kW)
施工業者 佐藤工業
着手年/竣工年 1965年/1969年
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稲核ダム(いねこきダム)は、長野県松本市安曇稲核地先、信濃川水系犀川梓川)に建設されたダムである。管理者は、東京電力リニューアブルパワー

沿革

犀川上流部に建設された安曇3ダムの一つで、3ダムの中では最下流に位置する。奈川渡ダムより遅れて1965年(昭和40年)より建設が開始され、1969年(昭和44年)に完成した。型式はアーチ式コンクリートダム、高さは60メートルで3ダムの中では最も小規模。ダム湖は水殿ダム直下にある水殿発電所の下部調整池として利用されている。ダム右岸には竜島発電所の取水口があり、松本市波田地区へ至る導水路がある。またダム左岸の放流バルブ付近には稲核発電所がある。

ダム湖右岸に稲核集落があり、旧安曇村の中心部でもあった。国道158号がダム直下を通り、橋からダム全景を眺める事ができる。

アクセス

鉄道:アルピコ交通上高地線(通称・松本電鉄)新島々駅より路線バス約10分。

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