第3命題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 17:36 UTC 版)
「もしクラス K {\displaystyle K} の企業が株主に最もよく適合するように意思決定するならば、その企業は投資収益率 ρ {\displaystyle \rho } が ρ K {\displaystyle \rho K} に等しいか、それより大きい場合に限って投資を行うであろう。すなわち、その企業の投資の(ための)切捨率(cut off point)は常に ρ K {\displaystyle \rho K} であり、この切捨率が投資資金を調達するために用いられる証券の種類によって影響されることは全くないのである。言い換えれば、資金調達の方法に関わりなく企業の限界資本コストは平均資本コストに等しく、また平均資本コストは、その企業の属するクラスにおける自己資本のみからなる企業の純営業利益の流列(unlevered stream)に対する資本化率に等しい。」
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