製造・販売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 05:23 UTC 版)
「高校生のコメロンパン」の記事における「製造・販売」の解説
原材料名 上生地:小麦粉、甜菜糖、マーガリン、卵、加糖練乳、重曹中生地:米粉、マーガリン、甜菜糖、スキムミルク、イースト、天然塩あん:メロン果汁、白玉粉、メロンジャム、メロンクリーム 『高校生のコメロンパン』の品質表示より 高校生グループと阿蘇デリシャス(阿蘇市)は、阿蘇市内のパン屋「古木屋」へ「高校生のコメロンパン」の製造委託に成功し、古木屋のパン職人(ブーランジェ)の監修のもと、高校生らも古木屋でパン製造を行い、高校生らは、熟練のパン職人(ブーランジェ)の協力で、安定した商品を供給を可能にすることに成功した。古木屋の古木大次郎社長は「米粉パンは熟成させすぎると硬くなる。調整は難しかった」と、のちに話している。 「高校生のコメロンパン」は、2008年8月13日に熊本県の鶴屋(つるや)百貨店で7日間の期間限定販売が実現する。そして1日1,300個を完売し、計8,880個を販売した。これについて、取材した『日本農業新聞』は「飛ぶように売れた」と報じている。この時点で年間販売目標は20万個と定められた。 また、9月からコンビニエンスチェーンエブリワンの九州地方全店において、姉妹品の「らいすメロンパン」(下記参照)が販売され始めた。一方、コメロンパンは、9月まで鶴屋百貨店(熊本市)とカドリー・ドミニオンの2か所での販売だったが、販売拠点の拡大に成功し、同年10月に横浜市の東急百貨店たまプラーザ店の九州物産展に登場し、関東進出を果たし、毎日1,000個ペースで1週間販売することに成功した。これを「全国デビュー」と『日本農業新聞』は伝えている。このため、翌11月から東急百貨店本店の東横店で定番商品として取り上げられることになった。この東京進出の際の東京のバイヤーとの打ち合わせには高校生らも出席し、高校生自身は苦手ながらもバイヤーへのプレゼンテーションを行っている。商品の東京進出が果たされ、コメロンパンは発売4カ月間で7万個を売り上げる商品となった。 なお、販路拡大は、阿蘇デリシャス社の野田常務が行い、価格競争に巻き込まれぬよう百貨店が主体となっている。また、コメロンパンは熊本のパン屋から東京へ空輸されている。
※この「製造・販売」の解説は、「高校生のコメロンパン」の解説の一部です。
「製造・販売」を含む「高校生のコメロンパン」の記事については、「高校生のコメロンパン」の概要を参照ください。
「製造販売」の例文・使い方・用例・文例
- 製造・販売のページへのリンク