経度
測地学 | ||||||||||||||||||||||||
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経度(けいど、英語: Longitude, ドイツ語: Länge)とは、経緯度(=経度・緯度。すなわち天体表面上の位置を示す座標)の一つである。以下、特に断らない限り、地球の経度について述べる。
概要
経度はその地点と北極・南極を通る大円と本初子午線(現在はIERS基準子午線が用いられる。ロンドンの旧グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線の東、約102.5 mの位置を通っている。)を通る大円とのなす角度で表される。グリニッジ子午線よりも東側を東経、西側を西経と言いそれぞれ180度まである。また東経に+(プラス)、西経に-(マイナス)を付けて表す場合もある。1度よりも細かい経度は、1度=60分=3600秒と分割して表現する(0.1度は6分となる)。
等しい経度の点を結んだ線を経線と言い、子(北)と午(南)とを結ぶ線であることから子午線とも言う。「経」は織物の縦糸の意味で経緯線を織物に見立てたものである。メルカトル図法の地図では、経線はグリニッジ子午線に平行な直線となる。つまり、経線の経とは縦という意味がある。
概ね経度180度の線が国際日付変更線となる。
経度は標準時を定める基準となる。日本の標準時である日本標準時(JST)は、兵庫県の明石市などを通る東経135度の時刻である。
経度1秒の緯線の長さ
緯線に沿う長さ(平行圏弧長)