鉄道病院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:28 UTC 版)
大正時代半ばから国鉄職員を対象とした医療施設として鉄道病院が順次開設され、日本国有鉄道発足時に国鉄管轄の病院となった。国鉄末期の1982年から1987年にかけて順次保険医療機関の指定を受けて一般の患者も受け入れ可能になった。また機関区・保線区などが併設されている駅構内に鉄道診療所が設けられていることがあった。 札幌鉄道病院 → JR札幌病院 (JR北海道) 釧路鉄道病院【廃院】 青森鉄道病院【廃院】 盛岡鉄道病院【廃院】→ 盛岡鉄道健診センター(JR東日本) 仙台鉄道病院 → JR仙台病院(JR東日本) 秋田鉄道病院【廃院】→ 秋田鉄道健診センター(JR東日本) 山形鉄道病院【廃院】(敷地はJR東日本山形支店の一部になっている) 水戸鉄道病院【廃院】 高崎鉄道病院【廃院】 大宮鉄道病院【廃院】 千葉鉄道病院【廃院】 田端鉄道病院【廃院】 中央鉄道病院 → JR東京総合病院(JR東日本) 新潟鉄道病院 → 新潟鉄道健診センター(JR東日本) 金沢鉄道病院【1985年(昭和60年)3月31日廃院】→ 金沢健診センター(JR西日本) 長野鉄道病院【廃院】→ 長野鉄道検診センター(JR東日本) 静岡鉄道病院【廃院】→ 静岡鉄道健診センター(JR東海) 名古屋鉄道病院 → JR東海総合病院→名古屋セントラル病院(JR東海) 大阪鉄道病院(JR西日本)※2022年2月現在、「鉄道病院」の名称のまま現存する唯一の鉄道病院 大阪鉄道病院梅田分室【廃院】→ 大阪鉄道病院大阪保健管理部(JR西日本) 大阪鉄道病院新宮分室【1985年(昭和60年)3月31日廃院】 姫路鉄道病院【1982年(昭和57年)3月31日廃院】 → 大阪鉄道病院姫路分室診療所【1985年(昭和60年)3月31日廃院】 福知山鉄道病院【1955年(昭和30年)3月開院→1983年(昭和58年)3月31日廃院】→福知山総合診療センター【1983年(昭和58年)4月1日開院→1984年(昭和59年)3月31日廃院】→福知山鉄道健診センター(国鉄・JR西日本)【1984年(昭和59年)4月】→【廃院】 米子鉄道病院 【廃院】→ 米子健診センター(JR西日本) 岡山鉄道病院(JR西日本)【1991年(平成3年)3月31日廃院】→ 岡山健診センター(JR西日本) 広島鉄道病院(JR西日本)→ JR広島病院(医療法人JR広島病院) 下関鉄道病院【1956年(昭和34年)11月1日開院→1982年(昭和57年)3月31日廃院】→ 広島鉄道病院下関分室【1982年(昭和57年)4月1日開院】 徳島鉄道病院【廃院】 四国鉄道病院【廃院】→ 入院設備を廃止して四国旅客鉄道高松診療所(本社横に移転、旧病院跡地は高松北警察署の新庁舎) 門司鉄道病院 → JR九州病院(JR九州)→ 九州鉄道記念病院(医療法人若葉会) 熊本鉄道病院【廃院】→ 旧病院跡地は熊本朝日放送 (KAB) 本社ビルになっている 大分鉄道病院【廃院】 鹿児島鉄道病院【廃院】
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