ABS-CBNとは? わかりやすく解説

ABS-CBN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 04:03 UTC 版)

ABS-CBN
種類
株式会社
市場情報 PSE ABS
業種 メディア・コングロマリット
設立 1946年6月14日
創業者 ジェイムズ・リンデンバーグ
本社
ABS-CBN Broadcast Center, Sgt. Esguerra Ave. corner Mother Ignacia St., Barangay South Triangle, Diliman, Quezon City
事業地域
Worldwide
主要人物
Eugenio Lopez III, 会長兼CEO
売上高 40.130 billion (FY 2018)[1]
営業利益
₱8.053 billion (FY 2018)[1]
利益
₱1.908 billion (FY 2018)[1]
総資産 ₱84.599 billion (FY 2018)[1]
純資産 ₱35.724 billion (FY 2018)[1]
従業員数
11,500+ (FY 2010)[1]
親会社 Lopez, Inc.
ウェブサイト ABS-CBN.com

ABS-CBN(エイビーエス シービーエヌ)は、フィリピンを代表する放送局、かつフィリピン最大のメディア企業である。経営はフィリピン有数の名家、ロペス一族が行っている。

スローガンは「In the Service of the Filipino Worldwide(世界中のフィリピン人のサービスで)」。

概要

1946年6月13日にBolinao Electronics Corporation(BEC)として設立。1952年にはAlto Broadcasting System(ABS)に商号変更。1953年10月23日にテレビの本放送を開始し、1966年にカラー化された。一方ロペス一族は1956年にChronicle Broadcasting Network(CBN)が誕生。1967年両社が合併した。テレビ・ラジオのほか、海外向けケーブルテレビのザ・フィリピノ・チャンネルや、多数の雑誌を発行している。1993年フィリピン証券取引所に上場。

2020年5月5日、国家電気通信委員会(NTC)は「放送免許が5月4日に失効した」として同局に放送停止命令を出し、同局のテレビとラジオ放送が停止された[2][3][4]。監視団体はドゥテルテ政権が「同局が国内の法律に違反した」として、報道の自由を非難したと主張している。実際には数えられない程の脱税が発覚したことで、同社に対する放送停止の動きが進んだ[5]

2024年、ポインター研究所英語版の国際ファクトチェックネットワークのメンバーに認定された[6]

主な番組

※フィリピンの放送局では番組の入れ替えが頻繁に行われるので、下記の番組が必ず放送されているとは限らない。

ニュース

バラエティ

  • Kapamilya Deal or No Deal
  • Pilipinas Game Ka Na Ba?
  • Little Big Superstar
  • Pinoy Dream Academy
  • Pilipinas Win na Win
  • Showtime

喜劇

  • Aalog-alog*
  • Goin' Bulilit
  • John En Shirley*
  • Let's Go
  • Abangan Ang Susunod Na Kabanata
  • Ang TV*
  • Chika Chika Chicks
  • Goin Bananas
  • Home Along Da Riles(X)*
  • Pwedeng Pwede
  • Super Laff In

トークショー

  • ASAP*
  • Homeboy(X)*
  • Sharon
  • The Buzz
  • Wowowee (Willyの謀反により2010年に終了)

連続ドラマなど

  • Agua Bendita
  • Crazy For You*
  • Komiks
  • Lovespell*
  • Maria Flordeluna
  • Maalaala Mo Kaya
  • Maging Sino Ka Man
  • Magkaribal
  • Nagmamahal Kapamilya
  • Noah
  • Palimos ng Pag-Ibig
  • Pangako Sa Yo
  • Salam
  • Sana Maulit Muli
  • Star Magic Presents*
  • Super Inggo
  • Your Song*
  • Flames*
  • Kampanerang Kuba
  • Mga Anghel Na Walang Langgit
  • Maalaala Mo Kaya Classics
  • Panday
  • Spirits
  • Star drama Theater*
  • Tabing Ilog*

テレビアニメ(低年齢向け)

ヒーローゾーン

特撮

など多数

脚注

  1. ^ a b c d e f Rolando P. Valdueza (11 April 2019). SEC Form 17-A (PDF) (Report). Philippine Stock Exchange.
  2. ^ Cordero, Ted (5 May 2020). “ABS-CBN complies with NTC order, goes off the air on Tuesday night”. GMA News. https://www.gmanetwork.com/news/money/companies/736953/abs-cbn-to-comply-with-ntc-order-goes-off-the-air-on-tuesday-night/story/ 5 May 2020閲覧。 
  3. ^ Arwin Mercado, Neil (5 May 2020). “ABS-CBN goes off the air”. Inquirer.net. https://newsinfo.inquirer.net/1270231/abs-cbn-goes-off-the-air 5 May 2020閲覧。 
  4. ^ NTC orders ABS-CBN to stop broadcasting” (英語). ABS-CBN News. ABS CBN News. 2020年5月5日閲覧。
  5. ^ “Leading Philippine Broadcaster, Target of Duterte’s Ire, Forced Off the Air”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2020/05/05/world/asia/philippines-abs-cbn-duterte.html 6 May 2020閲覧。 
  6. ^ ABS-CBN Corporation”. 国際ファクトチェックネットワーク. ポインター研究所 (2024年4月8日). 2024年9月6日閲覧。

関連項目

外部リンク


ABS-CBN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:16 UTC 版)

ボクシング中継」の記事における「ABS-CBN」の解説

次節述べるように、ABS-CBNは2009年3月パッキャオとの再契約逸したが、ノニト・ドネアなどトップランク社の他のボクサー試合同年12月契約し、スカイケーブル(英語版)のスタジオ23英語版)およびボールズ英語版)などで中継している。チャンネル2 (DWWX-TV) で中継されドネアギレルモ・リゴンドウ戦の視聴率は、フィリピン全体で23.8%を記録した2010年にはALAプロモーションズの『ピノイ・プライド』(フィリピン人誇りシリーズとの短期契約長期更新しチャンネル2で中継している。

※この「ABS-CBN」の解説は、「ボクシング中継」の解説の一部です。
「ABS-CBN」を含む「ボクシング中継」の記事については、「ボクシング中継」の概要を参照ください。

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