ARIA (暗号)とは? わかりやすく解説

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ARIA (暗号)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/20 02:17 UTC 版)

ARIA
一般
設計者 韓国国家保安技術研究所
初版発行日 2003年
派生元 AES
認証 韓国知識経済部技術標準院
暗号詳細
鍵長 128, 192または256ビット
ブロック長 128ビット
構造 SPN構造
ラウンド数 12,14または16
最良の暗号解読
Meet-in-the-middle attack on 8 rounds with data complexity 256

ARIAは2003年に韓国の国家保安技術研究所朝鮮語版により開発され、2004年に韓国知識経済部技術標準院英語版 (KATS) にて標準暗号として選定されたブロック暗号である。

アルゴリズムはAESを元にしたSPN構造を利用しており、入出力はAESと同様にブロック長128ビット、鍵長が128ビット、192ビット、あるいは256ビットである。ラウンド数は鍵長により各々12段、14段、16段である。ARIAは2つの8x8ビットSボックスをもち、交互のラウンドでそれを逆にする。また、そのうち一つはAESのSボックスである。

鍵スケジュールは鍵を、1/πの2進展開を"Nothing up my sleeve number"のソースとした3ラウンドの256ビットFeistel構造にて生成する。

標準化

  • 韓国知識経済部技術標準院英語版
    • KS X 1213:2004
  • IETF
    • アルゴリズム
      • RFC 5794: A Description of the ARIA Encryption Algorithm
    • TLS/SSL
      • RFC 6209: Addition of the ARIA Cipher Suites to Transport Layer Security (TLS)

引用

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