COXとは? わかりやすく解説

コックス【cox】

読み方:こっくす

レースボート舵手(だしゅ)。かじ取り。コックスン。


コックス【COX】

読み方:こっくす

cyclooxygenase》⇒シクロオキシゲナーゼ


Cox

名前 コックス

COX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 01:01 UTC 版)

COX(コックス)はアメリカ合衆国模型玩具ブランド。1954年にコックス(Cox)社としてカリフォルニア州で創業され、1996年にコロラド州ペンローズにあるエステス インダストリーズに買収された。さらにエステス社が2010年にホビコ(Hobbico)に買収され、現在は傘下ブランドとして残っている。小型模型エンジンの分野では知名度が高く歴史がある。

歴史

1945年に機械工であるロイ・コックスは、カリフォルニア州プラセンティアで「L.M.コックス製造社(The L. M. Cox Manufacturing Co, Inc.)」を創業。コックスは父の自転車屋やその周辺で育ち、機械や部品への興味を持つようになった。創業当初は木製コルク銃の玩具を車庫で生産していた。素材に木を選んだ理由は戦時中で金属が不足していたためだった。

第二次世界大戦後、1947年に金属の不足が解消されると、ダイキャスト製のクルマの玩具を製造するようになる。この商品はダイキャスト製のウィップカー(テザーカー)と呼ばれ、ヒモで結ばれていてその周りを円を描く様に走る自動車だった。ニトロ[要曖昧さ回避]ガソリンを燃料とするテザーカーは0.6立方インチ(9.83cm3)の排気量のエンジンを搭載し、時速160キロの速度で走り、たちまち人気が出た。

コックスは戦後はUコン機向けの小型内燃機関の生産で成長し、1963年にはカリフォルニア州サンタアナに8万平方フィートの工場を建設した。数年のうちに3回拡張して22.5万平方フィートになり、スロットカーモデルロケットHOゲージ鉄道模型チェーンソー用の1馬力のガソリンエンジンを生産した。特に高性能の超小型グローエンジン、TeeDee 01、02、PeeWee 02は同社の独壇場であり、049、051を含めて、フリーフライト機、C/L(Uコン)機、ラジコン機に搭載された。

ロイ・コックスは1969年に引退し、会社をホビー分野の複合企業体であるレジャー・ダイナミクス(Leisure Dynamics)社に売却した。凧と携帯無線機とヨーヨーが製造品目に追加された。1976年、エアトロニクスと提携して成長しつつあったラジコンに参入した。1983年までにレジャー・ダイナミクス社が経営難に陥り、049の設計者ウィリアム・セルツァーが地元の実業家と組みコックスを買い戻し経営する。新親会社エアロミル・エンジニアリング(Aeromil Engineering Company)はコックスの社名をコックス・ホビーズ(Cox Hobbies, Incorporated)社に変更した。

1996年、モデルロケットメーカーのエステス インダストリーズの傘下に入り、業務をコロラド州ペンローズに移す。この際、この分社名をコックス・モデルズ(Cox Models)に変更。2009年にエステスはコックス・モデルズの全ての旧製品在庫をアメリカ・カナダの個人客・企業に売却、その内の一企業が「Cox International」というウェブサイトを立ち上げ、在庫をネット販売している。

さらにエステスが2010年にイリノイ州のホビコ(Hobbico)に買収され、現在は傘下ブランドとして残っている。ホビコはラジコン機を含む過去のコックスモデルズの正式な「コックス」ブランド及び商品ラインナップの継承者だが、「Cox International」も現在、過去のラジコン機エンジンを復刻販売したり、パーツ等の販売を行なっている。

外部リンク


コックス

(COX から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 19:01 UTC 版)

コックス(主に英語:Cox、Cocks)

人名

企業名

その他


COX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 03:10 UTC 版)

羽月莉音の帝国」の記事における「COX」の解説

アメリカ保守系ニュースメディアCNM多く大手メディアリベラルなのに対し保守的なスタンス貫いている。政府従順なメディアとして、ホワイトハウス権力者層のスポークスマン的な役割持っており、その実スタインバーグ傘下企業

※この「COX」の解説は、「羽月莉音の帝国」の解説の一部です。
「COX」を含む「羽月莉音の帝国」の記事については、「羽月莉音の帝国」の概要を参照ください。

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