CR-Z GT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:45 UTC 版)
2012年2月には、同年7月のSUPER GT 第4戦(SUGO)より、レーシングハイブリッドシステムを搭載した車両をGT300クラスに投入することが発表された。この車両にはLMP2クラス用のJ35A型をベースにしたV6 2.8L ツインターボエンジンがミッドシップ搭載され、本田技術研究所とザイテックで共同開発したハイブリッドシステムと組み合される。7月4日には、ツインリンクもてぎにおいて正式な体制発表とシェイクダウン走行が合わせて行なわれた。ホンダは、この車両で参戦する「TEAM 無限」の参戦サポートも行なう。また、当車にはHSV-010のギヤボックス、クラッシャブルストラクチャー、リヤウィングや2009年モデルのNSX-GTの足回りなども流用されている 2013年にはTEAM 無限に加え、前年までASL・ガライヤを使用していたARTAもCR-Z GTで参戦することになった。そのARTAは第3戦(セパン)でCR-Z GT初勝利したのち第4戦(SUGO)も連勝した。TEAM 無限はアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)第2戦(富士)で優勝したほか全戦で入賞した結果、シリーズチャンピオンを獲得した。 2014年をもってTEAM 無限はGT300クラスから撤退、ARTAも2015年をもって参戦車両を変更し、CR-Z GTのGT300クラス参戦は終了した。
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