input
「input」とは、入力のことを意味する表現である。
「input」とは・「input」の意味
「input」とは、外部にあるものを内部に取り込む際に使われる単語である。「入力」と訳されることが一般的で、主にコンピューター関連に使われることが多い。例としては「input data(入力データ)」や「input device(入力機器)」などがあり、対義語は「output」となる。同じ「入力」という意味では「enter」もあるが、enterは決められた場所に目的の情報を入れる際に使い、inputは記憶媒体などに情報を記録する際に使うという違いがある。具体的には、パソコンにログインするためのパスワードを入れるときは「enter」、作成したデータをディスクに保存する場合は「input」となる。
またinputは、人が必要な情報や知識を覚えることに対して使うこともあり、例としては「He inputs it in his head.(彼はそれを頭の中に記憶した)」などのように使われる。
「input」の活用変化一覧
「input」の活用変化は次の通り。・inputs(三人称単数)
・inputting(現在分詞)
・input/inputted(過去形)
・input/inputted(過去分詞)
過去形と過去分詞がinput/inputtedと併記されているが、どちらを使っても文法上の間違いではない。2通りになっている理由としては、inputを「in」と「put」を組み合わせた単語と解釈するか、「input」という単語そのままを解釈するかの違いによる。もともと「input」という単語は「入力」を指す名詞として使われており、「入力する」という動詞として使われ始めたのは1946年と比較的最近である。それまでは動詞「put」から派生した単語のひとつと捉えられており、putは過去形と過去分詞が原形と変わらない「put」であるため、inputの過去形と過去分詞も同じ「input」であった。1946年以降は、同じ語尾が「t」で終わる「fit」や「commit」のように「t」を重ねて「ed」を付ける「inputted」を過去形・過去分詞とする表現も受け入れられるようになっているが、ネイティブの間ではあまり定着していないのが実情である。
「input」の略語
「input」としての略語は無いが、コンピューター用語ではデータの入出力の処理に「output」と組み合わせて「I/O」と略すことがある。「input」の語源・由来
「input」は、「in(中に)」と「put(置く)」が語源である。「input」を含む英熟語・英語表現
「Input-Output」とは
コンピューターや周辺機器に対する、データや信号の入力と出力を総称した言葉。
「inputする」とは
もともとは記憶媒体などに対してデータを記録することであるが、人が何かを記憶したり身に付ける際にも使われる。
「your input」とは
ネイティブの間でよく使われる表現で「あなたの意見」という意味がある。「Thank you for your input.(ご意見ありがとうございます)」のように使う。
「input type」とは
HTML言語における入力欄の属性のこと。
「input tax」とは
「仮払消費税」のこと。会計処理で税抜処理方式を採用している場合に、支払った消費税を一時的に計上する勘定項目を指す。
「input(Unity)」とは
ユニティ・テクノロジーズ社が提供するゲーム開発用のプログラミングソフト「Unity」において、キーボードやマウス、タッチパネルなど、複数の入力端末からの入力を総合的に扱うため導入されたシステムのこと。「input(HTML)」とは
HTML言語で使われるinputタグのこと。formタグによって作られた枠の入力形式とデザインを決める要素で、文字列や数値などをinput要素で指定し、type属性でボタンやチェックボックスなどのデザインを決定する。「input」を含むその他の用語の解説
「input(Python)」とは
人工知能などの最先端分野で使われるPython言語におけるinput関数のこと。キーボードで入力された文字列や数値を受け取るための関数。
「input」の使い方・例文
「input」は、コンピューターなどの情報機器に対しては「入力」、人に対しては「意見」や「覚える」ことを求める際に使われることが多い単語である。「入力」に関する例文としては「Input 10 characters or over to computer.(10文字以上をコンピューターに入力する)」、「意見」「覚える」に関する例文は「We need your input on the plans.(計画についてあなたの意見が必要です)」「Please input by tomorrow.(明日までに覚えておいて)」などの表現となる。インプット【input】
<input> 入力フィールド
属性の機能と値 | DTD ※ | |
type | 形式: 入力用オブジェクトの形式を指定する text 1行のテキストフィールド(デフォルト値) password パスワード用のテキストフィールド checkbox チェックボックス radio ラジオボタン submit 送信ボタン reset リセット(取消)ボタン button 汎用ボタン(value属性を表示する) image 任意の画像による送信ボタン(alt属性必須) hidden 隠しコントロール(画面に表示されない) file 添付ファイルの選択 |
○ |
name | 名前: 入力用オブジェクトの名前を指定する | ○ |
value | 文字列: ボタンの初期値を指定する | ○ |
size | 数字: テキスト用入力フィールドの横幅を指定する | ○ |
maxlength | 数字: type属性が text か password の場合に最大文字数を指定する |
○ |
checked | : type属性が radio か checkbox の場合にあらかじめ選択状態にする |
○ |
alt | テキスト:画像で示されたボタンが表示できない場合に、代替を用意する | ○ |
accept | MIMEタイプ: 送信先プログラムが処理可能な MIMEタイプを設定する | ○ |
readonly | 属性値なし : 入力オブジェクトの変更を禁止する | ○ |
disabled | 属性値なし : 入力オブジェクトの選択と変更を禁止する | ○ |
tabindex | 数字: Tabキーによる移動の順序を指定する | ○ |
usemap | URI : type属性が imageの場合に画像と文字との位置関係を指定する | ○ |
accesskey | 任意の1文字: ショートカット・キーを割り当てる | ○ |
汎用属性 | id、class、lang、title、style 属性など |
○ |
Input
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 15:23 UTC 版)
「foobar2000」の記事における「Input」の解説
ファイルのデコーダ部のコンポーネントである。公式インストーラにはStandard Input Arrayが含まれており、foobar2000が公式にサポートするファイル形式のデコードを担っている。公式サイトでは公式インストーラとは別に、Monkey's Audioをデコードするコンポーネントを配布している。サードパーティーのコンポーネントでは、ドルビーデジタル、TTA、TAKなどサポートするものから、コンシューマゲーム機で使用されているコーデックまで豊富である。
※この「Input」の解説は、「foobar2000」の解説の一部です。
「Input」を含む「foobar2000」の記事については、「foobar2000」の概要を参照ください。
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