LZO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/09 15:04 UTC 版)
このページの名前に関して「Lempel-Ziv-Oberhumer」への改名が提案されています。 議論はこのページのノートを参照してください。(2017年3月) |
Lempel-Ziv-Oberhumer (LZO) は 可逆 データ圧縮 アルゴリズムであり、伸張速度の速さに特徴がある。
設計
LZOライブラリは以下のような特徴がある様々なアルゴリズムを実装している。
- 圧縮速度はdeflate圧縮に匹敵する
- 伸張は非常に速い
- 圧縮時にはバッファ領域を必要とする(圧縮レベルによるが、8kBや64kB等である)
- 伸張時には伸張元・伸張先以外のメモリ領域は必要としない
- 圧縮品質と圧縮速度のバランスを指定できる。それは伸張速度に影響を与えない
実装
フリーソフト ツールはlzopとして実装されている。オリジナルライブラリは ANSI Cで実装されており、GNU General Public Licenseの下で利用できる。 Perl, Python, Javaの移植版も利用できる。
関連項目
- LZ4 – LZOの派生で、展開が非常に早いアルゴリズム
参考文献
![]() |
この節の加筆が望まれています。 |
外部リンク
|
Lempel-Ziv-Oberhumer
作者 | Markus Franz Xaver Johannes Oberhumer |
---|---|
初版 | 1996年5月20日 |
最新版 |
2.10
/ 2017年3月1日 |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | データ圧縮 |
ライセンス | GNU General Public License v2+ もしくは商用ライセンス |
公式サイト |
www |
Lempel-Ziv-Oberhumer (LZO) は、可逆データ圧縮アルゴリズムであり、解凍速度の速さに特徴がある。Markus Franz Xaver Johannes Oberhumer が1996年より開発していて、ライブラリとしての LZO とコマンドライン版の lzop がある。[1]
設計
LZOは以下のような特徴があるアルゴリズムである。
- 圧縮速度はdeflate圧縮に匹敵する
- 解凍速度は非常に速い
- 圧縮時にはバッファ領域を必要とする(圧縮レベルによるが、8kBや64kB等である)
- 解凍時には解凍元・解凍先以外のメモリ領域は必要としない
- 圧縮品質と圧縮速度のバランスを指定できる。それは解凍速度に影響を与えない
実装
ライブラリは ANSI C で実装されており、GNU General Public License v2+ の下で利用できる。GPLとは異なるライセンスで利用できる商用版も販売している。Perl, Python, Javaの移植版もある。[1]
gzip に相当するコマンドライン版は lzop として公開している。
関連項目
- LZ4 – LZOの派生で、解凍速度が非常に速いアルゴリズム
参照
外部リンク
- LZOのページへのリンク