UCP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/03 17:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動- 信用状統一規則 (The Uniform Customs and Practice for Documentary Credits) - 信用状の内容について、国による法律の相違から生じるトラブルを避けるべく定められた国際ルールのこと。
- 脱共役タンパク質(Uncoupling protein: UCP)のこと。
- アンサイクロペディア (Uncyclopedia) - ウィキペディアのパロディサイト。
- ユニバーサル・カモフラージュ・パターン(Universal Camouflage Pattern) - 米陸軍が2005年に配備を開始した戦闘服に採用された迷彩のパターン。
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UCP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/21 07:44 UTC 版)
UCP(Universal Camouflage Pattern)は、ACUで最初に採用された迷彩パターンであり、正方形や長方形の細かいピクセルによって構成された、いわゆる「デジタル迷彩」である。色についてはタン(デザート・サンド500)、グレー(アーバン・グレー501)セージ・グリーン(フォリッジ・グリーン502)の3色が使用されている。UCPの配色の特徴として、かつてのM81ウッドランド迷彩などと異なり黒色を一切使用していないことが挙げられるが、これには、黒色は自然にはほとんど存在せず、また暗視装置で見た際にコントラストが高くなり目立ってしまうという理由がある。 2002年から2004年にかけて「ナティック兵士研究開発センター」で実施された「U.S. Army universal camouflage trials」で他の候補に勝利してアメリカ陸軍に全面的に採用されたUCPは、様々な地形に適応可能な汎用迷彩パターンとして開発されており、全世界で活動する米陸軍の要求を満たすものと期待されていたが、実際に配備が開始されると現場の兵士やメディアからその迷彩効果について「コンクリート以外では迷彩効果がない」という批判を受ける等、評判は芳しくなかった。 このような批判を受けたアメリカ陸軍は、アフガニスタンにおける作戦でより効果の高い迷彩の選定を開始し、マルチカムをOEFCP(Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern)として採用することを決定。OEFCPを使用したACUの配備は、2010年から開始された。さらに、UCPを全面的に置き換える迷彩パターンの選定も開始され、2014年に「スコーピオンW2」をOCP(Operational Camouflage Pattern)として採用することが決定し、2015年から配備が開始されている。 陸軍は2019年9月30日を以てUCPの運用を終了し、全ての部隊でOCPの普及が完了した。
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