URETHANEとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > URETHANEの意味・解説 

ウレタン

分子式C3H7NO2
その他の名称ウレタン、エチルウレタン、エチルカルバマート、UrethanEthyl urethane、Ethyl carbamate、Carbamic acid ethylエスタン-5703、プラカルバミン、Ethylurethane、Estane-5703、Leucothane、Leucethane、NSC-746、RCRA waste number U-238、Pracarbamine、Urethane、Carbamic acid ethyl esterアミノぎ酸エチルEthyl aminoformate
体系名:カルバミン酸エチルカルバミド酸エチル


ウレタン

(URETHANE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 09:37 UTC 版)

ウレタンの構造式
ウレタン結合の例。ジイソシアネートとジオールモノマーが反応し、ウレタン結合を有するポリウレタンになる。

ウレタン (urethane) とは、カルボニル基を介してアミノ基アルコール基が反応し、アミンの窒素とカルボニル基の炭素の間で新たな共有結合を形成した化合物である[1]

カルバミン酸エステルに相当し、カルバメートもしくはカルバマート (carbamate) とも呼ばれる。2つの部分がウレタン構造を介して連結している場合、その部分をウレタン結合と呼ぶ。

動物用麻酔薬として用いられるカルバミン酸エチル (ethyl carbamate) やポリウレタン(ウレタン樹脂)も、慣用的にウレタンと呼ばれる。

生化学におけるウレタン

生化学において、ペプチド鎖のN末端またはアミノ酸アミノ基二酸化炭素が反応することでウレタン結合が形成し、付加したCOOH基(カルボキシ基)からプロトン (H+) を脱離してカルバミン酸イオンとなる。

この反応は可逆的(平衡定数 K << 1)であり、逆反応である脱炭酸は容易に起こる。

合成、反応

ウレタン結合を含む物質は、通常は相当するイソシアネートアルコールを反応させて合成する(この場合、耐水性はあるが強度が劣るポリエーテルタイプのウレタンが生成される)。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

すべての辞書の索引



Weblioのサービス

「URETHANE」の関連用語




URETHANEのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



URETHANEのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウレタン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS