compensate
別表記:コンペンセイト
「compensate」とは、補償する動作や状態のことを意味する表現。
「compensate」の覚え方としては、「紺ペン、生徒」と「compensate」をかけ、「赤ペン、生徒の答案を採点し、紺ペン、生徒にアドバイスを書いて勉強の頑張りを補償する」のように語呂合わせを用いると記憶に残りやすい。
「compensate A for B」とは、「Aに対してBを報いる・相殺する・埋め合わせる」という意味を持つ構文である。一般的に、Aの部分には人が入り、Bの部分には被った損害や不利益の内容などが入る。「The company compensated the workers for working overtime.(会社は従業員に超過勤務に対する報酬を支払った)」などがその例文となる。
「compensate for」は、日本語に訳した場合、主に「(金などで)補償する」「埋め合わせをする」「補う」という3つの意味を持つ構文である。それぞれの使い方としては、「compensate for a car accident(自動車事故を補償する)」、「a little present to compensate for absence(不在をちょっとしたプレゼントで埋め合わせする)」、「compensate for a disability(障害を補う)」などが挙げられる。なお、「compensate for」は固い表現であるため、日常会話では「埋め合わせをする」という意味を持つ類義語の「make it up」を使用する方がふさわしい。
「overcompensate」とは、「compensate」に「over」が付属した単語で、「補償しすぎる」という意味になる。そこから派生して「よい部分をことさらに強調して、欠点や過失を補おうとする」心理学上の意味や、「間違うことを恐れるあまり、過度に修正を加える」といった意味でも用いられることが多い。
「compensate」とは、補償する動作や状態のことを意味する表現。
「compensate」とは・「compensate」の意味
「compensate」とは、何かの損失や損害、また起こった問題などに対して金銭などで補償したり、別の方法で被った不利益を補ったりする場合に用いられる英単語である。フォーマルな表現として公的な場所やビジネスシーンなどで使用される頻度が高く、日常的なフランクな場所ではそれほど使われない言葉でもある。文法的には自動詞と他動詞の用法を持ち、自動詞では「釣り合いをとる・埋め合わせをする・(心理学的な)補償をする」などの意味になり、他動詞では「(人に)補償する・平衡を保たせる・安定させる」などの意味となる。名詞形では「compensation」となり、「補償・代償」という意味のほかに、「補償金・賠償金・手当」などの意味も持つ言葉となる。「compensate」の覚え方としては、「紺ペン、生徒」と「compensate」をかけ、「赤ペン、生徒の答案を採点し、紺ペン、生徒にアドバイスを書いて勉強の頑張りを補償する」のように語呂合わせを用いると記憶に残りやすい。
「compensate」の発音・読み方
「compensate」の発音記号は「kɑ'mpənsèit」となり、日本語読み風にカタカナ表記すると「カンパンセイトゥ」である。「カ」にアクセントをおいて発音する。発音の目安としては「kɑ'」で舌の後ろを上あごにつけて息を破裂させ、「m」で唇を閉めて「pə」と息を破裂させて「n」で舌先を上前歯の付け根につけて、「sè」で舌先を少し離してその間から息を漏らし、「i」は「イ」と「エ」を同時に言う気持ちで「イ」と発音して「t」で舌先を前歯の裏につけて素早く破裂させる。これらを続けて「カァンパァンセェイトゥ」と発声するイメージとなる。「compensate」の語源・由来
「compensate」の語源は、「釣り合わせて平衡を保つ」という意味のラテン語「compēnsō」である。「一緒に」という意味を持つ「con-」と「重さを量る」を意味する「pendō」が組み合わさってできた言葉で、「重さを量って釣り合いをとる」ことから、釣り合いが取れない部分を「補償する」という意味につながったものである。「compensate」の類語
「compensate」の類語としては、「損害・過失を償う」意味の「recompense」、「払い戻す・金を返す」などの意味となる「repay」、「返済する」といった意味を持つ「requite」、「生じた損害などに対して賠償する」意味の「indemnify」などを挙げることができる。「compensate」を含む英熟語・英語表現
「compensate A for B」とは
「compensate A for B」とは、「Aに対してBを報いる・相殺する・埋め合わせる」という意味を持つ構文である。一般的に、Aの部分には人が入り、Bの部分には被った損害や不利益の内容などが入る。「The company compensated the workers for working overtime.(会社は従業員に超過勤務に対する報酬を支払った)」などがその例文となる。
「compensate for」とは
「compensate for」は、日本語に訳した場合、主に「(金などで)補償する」「埋め合わせをする」「補う」という3つの意味を持つ構文である。それぞれの使い方としては、「compensate for a car accident(自動車事故を補償する)」、「a little present to compensate for absence(不在をちょっとしたプレゼントで埋め合わせする)」、「compensate for a disability(障害を補う)」などが挙げられる。なお、「compensate for」は固い表現であるため、日常会話では「埋め合わせをする」という意味を持つ類義語の「make it up」を使用する方がふさわしい。
「compensate」に関連する用語の解説
「overcompensate」とは
「overcompensate」とは、「compensate」に「over」が付属した単語で、「補償しすぎる」という意味になる。そこから派生して「よい部分をことさらに強調して、欠点や過失を補おうとする」心理学上の意味や、「間違うことを恐れるあまり、過度に修正を加える」といった意味でも用いられることが多い。
「compensate」の使い方・例文
「compensate」の使い方・例文としては、「I will compensate for those costs.(私がその費用を補填しよう)、「Who will compensate for the loss?(誰がその損失を償うのか)」、「I worked hard to compensate for the loss.(私は損失を埋め合わせるために懸命に働いた)」などを挙げることができる。- compensateのページへのリンク