rivaとは? わかりやすく解説

Riva

名前 ライヴァ; リーヴァリヴァリーバリバ

NVIDIA RIVA

(riva から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 05:24 UTC 版)

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RIVA(リーヴァ)は米NVIDIA社のビデオチップ(グラフィックアクセラレータ)である。 1990年代後半のNVIDIAの成長を支えた。

Canopus RIVA TNT
Canopus RIVA TNT2 Ultra

概要

1993年に設立されたNVIDIAは、3Dアクセラレーション機能をもつNV1を開発した。NV1は曲面描画エンジンを採用し、専用のソフトウェア製品では高い性能を発揮したものの、マイクロソフトDirectXにおいて多角形(ポリゴン)描画を仕様としたため、DirectXへの対応が不完全なNV1の売り上げは伸びなかった。

NVIDIAは、Windows CEのカスタマイズ版が搭載されたセガドリームキャスト(1998年発売)に向けてNV1を元にしたNV2を設計したが、曲面描画エンジンは、DirectXを利用してゲームタイトルを移植することが難しく、多角形描画が一般的になりつつあったことから途中で中止された。

この反省からNVIDIAは、多角形描画を採用しDirectXに対応、Direct3Dの性能を追求したビデオチップNV3を開発し、1997年にRIVA 128として発表した。RIVA 128の描画品質はあまり良くなかったが、描画速度が非常に高速であり高解像度のディスプレイもサポートしていた。また、RIVA 128は低価格であり多くのOEMメーカーが搭載ボードを販売した。

1998年にNVIDIAは、RIVA 128の後継としてDirectX 6に対応し、マルチテクスチャリング処理が可能となったRIVA TNT(開発コード名はNV4)を発表した[1]。RIVA TNTは2本のピクセルパイプラインを持ち(製品名のTNTはTwiN Texelからとられた)、24ビットのZバッファを採用しており、描画品質も改善されている。また1999年には、RIVA TNTの後継として32ビットのフレームバッファをもつRIVA TNT2(開発コード名はNV5)を発表[2]、後に廉価版のRIVA TNT2 M64とRIVA TNT2 Vanta(ともに開発コード名はNV6)、チップセットにグラフィックコアを統合したALADDiN-TNT2なども販売された。

RIVA 128 GPU
RIVA 128ZX GPU
RIVA TNT GPU
RIVA TNT2 Ultra GPU
RIVA TNT2 VANTA GPU

RIVA 128

製品名 コア名 (製造プロセス) トランジスタ数 コアクロック メモリクロック(バス幅) RAMDAC VRAM インターフェイス DirectX
RIVA 128 NV3 (0.35μm) 350万 100MHz 100MHz(128bit) 230MHz SGRAM 4MB AGPまたはPCI 5
RIVA 128 ZX NV3 (0.35μm) 350万 100MHz 100MHz(128bit) 250MHz SGRAM 8MB AGP2xまたはPCI 5

RIVA TNT

製品名 コア名 (製造プロセス) トランジスタ数 コアクロック メモリクロック(バス幅) RAMDAC VRAM インターフェイス DirectX
RIVA TNT NV4 (0.35μm/0.25μm) 700万 90MHz/125MHz 125MHz(128bit) 250MHz SDRAM 16MB AGP2xまたはPCI 6

RIVA TNT2

製品名 コア名 (製造プロセス) トランジスタ数 コアクロック メモリクロック(バス幅) RAMDAC VRAM インターフェイス DirectX
RIVA TNT2 Ultra NV5 (0.25μm) 1500万 150MHz 183MHz(128bit) 300MHz SDRAM 32MB AGP2xまたはPCI 6
RIVA TNT2 Pro NV5 (0.25μm) 1500万 143MHz 166MHz(128bit) 300MHz SDRAM 32MB AGP2xまたはPCI 6
RIVA TNT2 NV5 (0.25μm) 1500万 125MHz 150MHz(128bit) 300MHz SDRAM 32MB AGP2xまたはPCI 6
RIVA TNT2 M64 NV6 (0.25μm) 1500万 125MHz 135MHz(64bit) 300MHz SDRAM 32MB AGP2xまたはPCI 6
RIVA TNT2 Vanta NV6 (0.25μm) 1500万 100MHz 110MHz(64bit) 300MHz SDRAM 32MB AGP2xまたはPCI 6
RIVA TNT2 Vanta LT NV6 (0.25μm) 1500万 80MHz 100MHz(64bit) 300MHz SDRAM 32MB AGP2xまたはPCI 6

脚注

  1. ^ 米NVIDIA、RIVA 128シリーズの後継3Dチップ「RIVA TNT」を発表”. PC Watch (1998年3月24日). 2012年8月30日閲覧。
  2. ^ 米NVIDIA、3Dチップ「RIVA TNT2」発表”. PC Watch (1999年3月16日). 2012年8月30日閲覧。

外部リンク


RIVa

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/11 06:10 UTC 版)

RIVa
出身地 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2013年 -
レーベル コロンビア・マーケティング
事務所
共同作業者 原田博喜(プロデュース)
公式サイト RIVa
メンバー Amia(ボーカル
Kenji(ドラムス
Daisuke(キーボード
旧メンバー Ryan(ギター
Fumio(ギター
Shinnosuke(ベース

RIVa(リヴァ)は、宮城県仙台市を活動拠点としている日本のメッセージポップスバンド。インディーズ時代は、「riv.@(読み方同じ)」と表記した。

概要

2013年11月20日、コロンビアマーケティングより、マキシシングル「僕には世界は変えられないけど」で、メジャー流通[1]
「夢に向かって頑張っている人々の背中をそっと押してくれるmessage」を込めた楽曲を、仙台から全国に発信している3人組バンドである[2]

少しの勇気があれば、明日は変えられる!」がコンセプト。メッセージポップスバンドと称するように、心に訴えかけるような歌詞とメロディが特徴。

プロデューサーは、かつて「オレンジ・ペコ」、「パル」で活躍した原田博喜

メンバー

Amia(あみあ)
ボーカル作詞担当。9月25日生まれ、宮城県仙台市出身[3]
Kenji(けんじ)
リーダー。ドラムスパーカッション担当。3月21日生まれ、岩手県遠野市出身[3]
Daisuke (だいすけ)
キーボードプログラミング担当。10月7日生まれ、福島県相馬市出身[3]

過去に在籍したメンバー

Ryan(ライアン)
ギター担当。現在は、某国立大学で言語学講師として在籍。
Fumio(ふみお)
ギター担当。6月13日生まれ、和歌山県出身。サポートメンバーとして参加していたが、2017年8月で脱退。
Shinnosuke(しんのすけ)
ベース担当。8月8日生まれ、宮城県仙台市出身。2017年8月で脱退。

ディスコグラフィ

インディーズアルバム

発売日 タイトル 規格品番 備考
2011年11月27日 10 Years After 5曲入りミニアルバム
※「riv.@」名義

シングル

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2013年11月20日 僕には世界は変えられないけど SVCA-239 カップリング曲:「会いたい 会いたい 会いたい」、「ひらり」
2nd 2014年6月18日 We Pray to the Sky SVCA-242 TBCラジオTBCパワフルベースボールPlus」テーマ・ソング[4]
カップリング曲:「君が・・・」
3rd 2014年12月8日 X'mas flower~天から零れた花びら~ 配信限定シングル
4th 2014年12月30日 Tell me 配信限定シングル
5th 2015年12月13日 Eve 配信限定シングル
6th 2016年3月8日 サクラ、サクナ 配信限定シングル
7th 2016年10月19日 タイムカプセル SVCA-244 ※特典として表題曲のショートームービー収録のDVD付

カップリング曲:「ベストフレンド」、「クリミナル」、「風の行方」

8th 2017年12月10日 good-by my darlin' 配信限定シングル
9th 2018年3月24日 SAKURA SAKUNA 配信限定シングル、6thシングル「サクラ、サクナ」のリアレンジバージョン
10th 2019年12月1日 会いたくない 配信限定シングル

ミニアルバム

発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2015年3月18日 ありふれた僕だけど SVCA-18 8曲収録
2nd 2016年1月20日 新しい扉 SVCA-20 10曲収録
※収録曲数はフルアルバムの水準だが、
公式ではミニアルバム扱い
3rd 2018年9月19日 Timeless SVCA-26 10曲収録

※公式では、"3rdミニアルバム"ではなく、"3rdアルバム"と表記

ラジオ

  • RIVa☆Viva Lover(リバビバラバー)』(エフエムたいはく 毎月第4日曜日 21:00 - 22:00)
  • Dream Step』(FMいずみ 毎週月曜日 18:00 - 19:00) ※パーソナリティは、ボーカルのAmia。他メンバーはゲストとして出演。2017年3月27日まで放送。
  • RIVa Pop Radio』(FMいずみ 毎週月曜日 18:00 - 19:00) 2017年4月3日より放送。

イベント

  • 2016年12月23日 D-POP PROJECTION 2016 『Dの革命』(専門学校デジタルアーツ仙台主催イベント)にゲスト出演。 (仙台PIT)

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク


リーバ (曖昧さ回避)

(riva から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 07:02 UTC 版)

リーバリーヴァ

企業
地理
人物
  • ルイジ・リーヴァLuigi Riva) - イタリアのサッカー選手 (1944–)。
  • J・マイケル・リーヴァ(J. Michael Riva) - アメリカのプロダクションデザイナー (1948–2012)。
バンド名
  • RIVa (RIVa) - 宮城県仙台市を活動拠点としている、日本のメッセージポップスバンド。
  • リヴァ (バンド) (Riva) - クロアチアの音楽バンド。
その他
  • NVIDIA RIVA (NVIDIA RIVA) - 米NVIDIA社のビデオチップ。

関連項目



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