ばね定数
ばねに加えた力と、ばねのたわみの変化の比で、ばねのたわみを単位長さで変化させるのに必要な力のこと。ばね定数が高いほど、ばねは硬くなる。ばねの取付け位置はホイールより内側にあり、スペースなどの関係でいくらか角度を造って取り付けられているので、ばね単体のばね定数と、車両に組み込まれた状態でのホイール位置におけるばね定数とは異なる。密には区別して表現する必要があるが、通常、車両性能に関係してはホイール位置のばね定数で議論される。リーフスプリングのようにヒステリシスを有するばねでは、微少変位のばね定数は実質的に高く、ゴツゴツ感が強い乗り心地となる。
参照 ばねレート、ホイールレートスプリングレート
ばね定数、すなわち、ばねに単位の変形を与えるのに必要な力を意味し、加えた力と変位量との比(N/mm)で定義する。回転系のばねに対しては加えたトルクと回転角との比(N・m÷rad)で表す。
「spring constant」の例文・使い方・用例・文例
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