女子マラソンを給水で支えた赤崎暁ら「チームJapan」にSNSは「最高です」
完了しました
パリオリンピックは11日、陸上の女子マラソンが行われ、日本勢の鈴木優花(第一生命グループ)は2時間24秒2の自己新で6位入賞、一山麻緒(資生堂)は51位となった。SNSでは、女子選手を応援する「チームJapan」に注目が集まった。
35キロ付近の給水所には、前日の男子マラソンで6位入賞を果たした赤崎暁(九電工)がスタンバイ。しかし鈴木はドリンクを取りそこね、給水ブースの先にあるテーブルに並ぶ水のボトルを手にした。テレビ中継などで給水シーンが映ると、X(旧ツイッター)には「赤崎くんにもパワーもらった!落としちゃったけど!」「赤崎くんの給水で泣きそうなった」など、前日に競技を終えたばかりの赤崎をいたわるコメントが並んだ。
その手前の30キロ付近の給水所では、9日に女子1万メートルで18位だった五島莉乃(資生堂)が待ち構え、先頭集団に食らい付く鈴木優花にスペシャルドリンクを手渡した。Xには「ここで五島さんの給水、力になるだろうな」「明るい声でパワーを送る 大学女子駅伝を引っ張ってきた二人」とこの先の展開に期待する声が寄せられた。
その後、鈴木は先頭集団から離されたが、「中・長距離選手が総出でサポートしてて、チームJapan最高です」「なんか愛溢れてて良いなぁ。マラソンは孤独な戦いだけど、決して1人じゃないし仲間がいるんだよね、温かいな」など、チーム一丸となって最後のレースを支える姿に称賛の声が集まった。(デジタル編集部)