意識高い系になったアイドル、父からのペイペイに「自己投資」を決意…清司麗菜の#skatelife
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NGT48の清司麗菜さんはスケートボードに打ち込むアイドル。年始の休みを使って東京へ行き、スケボーに乗っていました。そこで声をかけられて感じたことは……。アイドルだって意識が高まる時期があるのです。「清司麗菜の#SkateLife~continuity180~」の第28回です。
ガタガタになっていたもの
2024年が終わったと思ったら、余韻に浸る間もなく始まった2025年。
年初の「NGT48劇場9周年記念公演」も無事に終わり、私にもつかの間のオフがやってきた。休みをもらった私は、埼玉県に帰省した。
ステージの上ではアイドルの私でも、普段は23歳の女性。実家に帰って、祖母の元気そうな顔を見て、家族と過ごす。いつもなら、地元の友達と会うところだったけど、今年は一味違った。東京の駒沢オリンピック公園ストリートスポーツ広場にあるに行ってきたのだ。
スケボーを始めるまでは、休日といえば、ディズニーランドなどのテーマパークや旅行などにお金を回していたところ。だけれど今年は、スケートボードの仕事が増えた去年の「学び」を生かして、3日間あるうちの2日間を東京のパークで過ごす。
一緒に行ったのは、高野紗也華さん。東京のガールズスケーターで、ストリートブランド「Xラージ/Xガール」のマーケティングもしている。たかぬー、として知られていて、彼女の友達とも一緒にスケボーを滑りに滑った。挑戦したのは、以前、駒沢のパークに来た時に、骨盤を思い切りコーピング(アールとプラットフォームとの接点になるパイプの部分)に打ち付けて「トラウマ」になっていたミニランプ。最初は怖かったけれど、それなりに形になって良かったと思う。
最近、デッキのサイズが変わった。今までは7・75インチ(幅約19・7センチ)のデッキで乗っていたのだけれど、Xガールの8インチ(幅約20・3センチ)のデッキに変更。大きくなった分だけ滑りの安定感は増したけれど、オーリーがうまく決まらなくなってしまった。
スケーター仲間に相談したら「デッキのせいにするな」なんて、厳しいお言葉をもらった。思えば、テレビの企画でフロントサイド180を覚えたのが2年前。企画を成立するために突貫でトリックを身に付けたもんだから、基礎をないがしろにして、どんどん新しいトリックに取り組んでいた。気づけば、基本技がガタガタに。熊本県の注目株、中学1年の松本
ペイペイで送られてきた1万5000円
今年に入ってから、ありがたいことにアイドルとしてのお仕事がいくつか決まっている。1月上旬の「NGT48劇場9周年記念公演」では、なんと! 5月4日に新潟県民会館大ホールで単独コンサートをすることが発表された。
2月には「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会で上位になった人が出演する「ファイナリストLIVE」が控えている。こちらも大きな会場で、生バンド演奏とともにステージに立つことができるのだけれど、私はある悩みを抱えていた。ボイストレーニングへ通うか、否かだ。
なにせ、私にはお金がない。