2年後に東京開催のデフリンピック、エンブレム決定…手と桜の花びらモチーフ
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2025年に東京で行われる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に向けて、全日本ろうあ連盟などは3日、大会エンブレムを決定し、発表した。大会を通じて人々がつながる「輪」をテーマに、手話に使う手と、桜の花びらをモチーフにしたデザインで、今後、大会のPRなどに幅広く活用される。
考案したのは、筑波技術大4年の多田伊吹さん(21)で、手話通訳者を介して、「デフリンピックを世界中の人に知ってほしい」とデザインに込めた思いを明かした。
エンブレムは、聴覚・視覚障害者が学ぶ同大の学生からアイデアを募り、37作品の応募があった。同大や同連盟の選考で3作品に絞られ、この日、中高生65人による投票で決定した。