2014年12月3日13時22分4秒(日本標準時)、小惑星「1999 JU3」を目指す小惑星探査機「はやぶさ2」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センターからついに宇宙へと旅立った。天候不良で打ち上げは2度延期されたが、12月3日はようやく天候に恵まれ、はやぶさ2を載せた「H-IIA」ロケット26号機は轟音を響かせながら勢いよく飛び立っていった。日経テクノロジーオンラインは、その様子をカメラに収めた。ここでは、その一部を紹介する。

 図1は、プレス向けの無人・自動カメラ指定設置場所となった種子島宇宙センターの「海岸通前カメラ用スタンド」から撮影したものだ。射点から約700mと距離が近いこともあり、ロケットの姿を鮮明にとらえることができた。

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図1●海岸通前カメラ用スタンドからとらえたはやぶさ2搭載のH-IIAロケット打ち上げの様子
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