総合リース会社の東京センチュリーは5月15日、上下水道プラントなどを手掛ける月島機械と業務提携すると発表した。
提携による取り組みとして、下水処理場におけるバイオマス混合消化、再生可能エネルギー発電事業などの共同検討・提案などを挙げている。
東京センチュリーは、京セラなどと連携し、太陽光発電や、木質バイオマス発電といった再エネ事業に取り組んでいる(関連ニュース
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東京センチュリーの再エネ分野における実績や、金融・サービス機能と、月島機械の下水道分野における創エネルギー事業や単体機器事業を組み合わせ、両社の事業拡大を推進する目的とする。
相互の経営資源を有効に活用することで、循環型経済社会の実現と、事業領域の拡大の両方を実現できるとしている。
また、上下水道関連設備などにおける官民連携事業の共同検討・提案、単体機器販売におけるサービス提供・リース販売事業にも取り組む。
今回の提携に先立ち、東京センチュリーは2017年3月に、月島機械の発行済株式数の3.85%に相当する約180万株を取得している。