*かぶとうし塾


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2025年2月12日水曜日

▽ドルとユーロ強い 円安転換に.152円半ば 原油.▽nr切上げ.73ドル台 令和7.2.12.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.利下げ急ぐ必要ないとパウエル氏
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は政策金利の調整を急ぐ必要はないとの見解を示した。追加利下げに動く前に、辛抱強く待つ考えを改めて示唆した格好だ。~ 上院銀行委員会の公聴会で「政策スタンスは景気抑制の度合いが以前より顕著に弱まっており、経済は強さを維持していると述べた。~ 質疑応答では、FRBは人員過剰ではないが、「働き過ぎ」かもしれないと、イーロン・マスク氏の「政府効率化省(DOGE)」をやゆする場面もあった。

②.米鉄鋼・アルミ関税にEU報復か
欧州連合(EU)は、トランプ米大統領が署名した鉄鋼・アルミニウム輸入に対する25%関税の大統領令を受け、報復の構えを示した。~ 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「EUに対する不当な関税は見過ごせない。断固として相応の対抗措置を発動する」と表明。~ 欧米で通商摩擦の恐れが高まっている。メキシコは同関税を巡り、米国との協議を開始する。同関税は「正当化されない」と考える理由を説明する意向だ。

③.米財務長官がウクライナ訪問へ
ベッセント米財務長官は今週、ウクライナを訪問する。重要鉱物への米国のアクセス確保に向けた初期協議の一環だという。複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。~ トランプ大統領はこれまで、対ウクライナ支援の見返りとして、同国のレアアース(希土類)資源へのアクセスが保証される合意を望んでいると述べている。~トランプ政権の閣僚でウクライナを訪問するのはベッセント氏が初めて。

④.ゴールドマンCEO
米ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、同行のマーケット事業を投資家は十分に評価していないとの見方を示した。~ 四半期ごとのボラティリティーはあるものの、同行のトレーダーは長期的には安定した成長を生み出してきたと指摘。~ 資金調達活動の活発化により、その可能性はさらに大きくなっていると述べた。さらに、「こうした成長は今後5-10年にわたって続く可能性が高い」と続けた。

⑤. 停戦終了警告
トランプ大統領は、ヨルダンのアブドラ国王がパレスチナ自治区ガザにいる病気の子供2000人の受け入れに同意したことを受け、ヨルダンへの米国の支援を差し止める意向を撤回した。~ イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスがイスラエル人の人質を合意通り15日までに解放しない場合、停戦は終了すると警告。イスラエル国防軍は「さまざまなシナリオ」に備え、部隊を増強し、予備役を動員していると明らかにした。
//◆◆◆▲▲//◆◇▽ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//▲▽◇▲▲//◆◇▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲▲//_▽◇ 原油 73ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドルとユーロ強い 円安転換に.152円半ば 原油.▽nr切上げ.73ドル台  
2.12
米ドル/円 152.40 - 152.49
ユーロ/円 157.90 - 158.01
ユーロ/米ドル 1.0360 - 1.0364
英ポンド/円 189.66 - 189.77
豪ドル/円 95.87 - 95.94
スイスフラン/円 166.91 - 167.10
原油(WTIC原油先物) 73.13 +0.72 +0.99% ⇒▽拍子木反発 ⇒▽Cog浮上 ⇒▽nr切上げ

◇ドル反発 円高一服.151円後半 原油.▽Cog浮上.72ドル台  
2.11
米ドル/円 151.94 - 151.99
ユーロ/円 156.60 - 156.72
ユーロ/米ドル 1.0307 - 1.0311
英ポンド/円 187.84 - 188.00
豪ドル/円 95.40 - 95.51
スイスフラン/円 166.75 - 166.93
原油(WTIC原油先物) 72.41 +1.44 +2.03% ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発 ⇒▽Cog浮上

◆ドルもみあい 円高つづく.151円前半 原油.▽拍子木反発.70ドル台 
2.10
米ドル/円 151.30 - 151.32
ユーロ/円 155.69 - 155.77
ユーロ/米ドル 1.0318 - 1.0323
英ポンド/円 187.05 - 187.18
豪ドル/円 94.47 - 94.50
スイスフラン/円 166.14 - 166.18
原油(WTIC原油先物) 70.97 +0.49 +0.70% ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発

StockCharts ⇒  

2.7
NYダウ   44,303.40 -444.23 -0.99%
S&P500   6,025.99 -57.58 -0.94%
NASDAQ 19,523.40 -268.58 -1.36%
--------------------------------------------------------------
2.10
NYダウ   44,470.41 +167.01 +0.38%
S&P500   6,066.44 +40.45 +0.67%
NASDAQ 19,714.27 +190.86 +0.98%
--------------------------------------------------------------
2.11
NYダウ   44,593.65 +123.24 +0.28%
S&P500   6,068.50 +2.06 +0.03%
NASDAQ 19,643.85 -70.41 -0.36%
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NYダウ(INDU) ⇒▲wr切下げ.調整へ ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒▽切上げ.+test10MA
S&P500(SPX) ⇒▲wr切落し.10MA割れ ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒▽切上げ.もみあい 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲wr切落し.10MA割れ ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒-△切下げ.様子見
【 SOX指数 】
5079.97 -2.70(-0.05%) ⇒▲wr吞込み.Reg200MA ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒-△切下げ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
16.02 +0.21 (+1.33%) ⇒▽吞込み反発 ⇒▲かぶせ ⇒+▼nrはらみ
⇒+1.33P (16台)
⇒-4.41P (15台)
⇒+6.71P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸し123ドル高 決算受けコカ・コーラが上昇 ナスダックは反落  
▽切上げ.+test10MA
ダウ工業株30種平均は続伸
・2024年10〜12月期決算を同日発表したコカ・コーラなど一部の主力株に買いが入り、指数を支えた。ただ、米国の関税政策が世界経済に悪影響を与えることへの警戒は根強く、ダウ平均は下げる場面があった。

-△切下げ.様子見
ナスダック総合株価指数は反落
・テスラが6%あまり下落した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による米オープンAIの買収提案が経営の混乱につながることを警戒した売り。
・ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズも売られた。
・メタプラットフォームズは17日続伸した。
NYダウは123ドル高、早期利下げ期待が後退

・トランプ大統領が鉄鋼・アルミへの25%関税賦課する大統領令に署名したことを受け貿易摩擦の深刻化を警戒した売りに、寄り付き後、下落。

・その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は上院銀行委公聴会で証言し利下げを急ぐ必要がないと改めて表明したため金利高でハイテクが売られた。
・同時に、議長がインフレの一段の鈍化が見たいと、利下げ軌道を再確認すると売りが後退。

・ダウは上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。
・ナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。
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1.
・コカ・コーラが4.7%上昇した。10〜12月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが入った。アップルも上げた。中国のアリババ集団と提携し、中国のスマートフォン向けに人工知能(AI)サービスを提供すると伝わり、買いが入った。

・午前の取引でダウ平均は150ドルほど下げる場面があった。トランプ米大統領は10日、鉄鋼やアルミニウム製品の輸入に対して25%の関税を課す大統領令に署名した。今後は自動車や半導体、医薬品の関税引き上げを検討するとも明らかにした。米国の関税政策が世界経済の混乱や貿易戦争につながるとの懸念は株式相場の重荷だった。

・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は11日の米連邦議会上院での議会証言で、金融政策について「スタンスの調整を急ぐ必要はない」との見解を改めて示した。市場では「目新しい内容はなかったが、追加利下げに慎重な姿勢を保っていることが確認された」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との受け止めがあった。12日朝発表の1月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたい雰囲気もあった。

・そのほかのダウ平均の構成銘柄では、アナリストが投資判断を「買い」で調査を始めたIBMが上昇した。JPモルガン・チェースやベライゾン・コミュニケーションズも高かった。半面、セールスフォースとハネウェル・インターナショナルが売られた。


2.
・食品・飲料、タバコが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。


・コカ・コーラ(KO)は第4四半期決算で、中国や中東の売り上げ回復が奏功し1株当たり利益が予想を上回り上昇。
・アップル(AAPL)は中国での売り上げ低迷への対処で、人工知能(AI)を巡り中国のオンライン小売のアリババ(BABA)との提携を発表し、上昇。
・インテル(INTC)はトランプ政権が国内での高性能半導体の設計・製造を行うことを約束すると、フランスで開催されているAIサミットでバンス副大統領が発言し、上昇。
・アナリストが投資判断を「買い」で調査を始めたIBMが上昇。
・JPモルガン・チェースやベライゾン・コミュニケーションズも高かった。


・セールスフォースとハネウェル・インターナショナルが売られた。
・ホテル経営のマリオット・インターナショナル(MAR)は第1四半期の見通しが弱く、下落。
・配車サービス会社のリフト(LYFT)は取引終了後に四半期決算を発表。自社株買い計画を発表したものの、見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。


3.
・テスラが6%あまり下落した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による米オープンAIの買収提案が経営の混乱につながることを警戒した売。
・ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズも売られた。
・メタプラットフォームズは17日続伸。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 208.74 +0.38%
◆ エヌビディア 132.8 -0.58%
◇ ASML 752.98 +1.41%
☆ インテル 20.97 +6.07%
◇ QCOM クアルコム 171.99 +0.37%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.2 -0.25%
◇ AMD 111.1 +0.56%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 94.08 -1.93%
◆ テラダイン 112.72 -1.17%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 207.95 +0.89%
☆ エヌビディア 133.57 +2.87%
◇ ASML 744.08 +2.25%
☆ インテル 19.77 +3.51%
◇ QCOM クアルコム 171.36 +2.02%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.66 +2.03%
☆ AMD 110.48 +2.71%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 95.93 +3.93%
◇ テラダイン 114.06 +0.73%
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◆ TSM 206.12 -2.08%
◇ エヌビディア 129.84 +0.90%
◆ ASML 727.7 -1.55%
◆ インテル 19.1 -1.44%
◆ QCOM クアルコム 167.96 -0.80%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 180 -1.53%
◆ AMD 107.56 -2.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 92.3 -2.37%
◆ テラダイン 113.23 -0.74%
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【NY外為】
▽ドルとユーロ強い 円安転換に.152円半ば
//◆◆▲▲◆//◇▽ 
・ドル指数が下落。--午後に入って一段安となり、一時は0.4%下げた。
・円も軟調。主要10通貨の中で対ドルでの下げが最も大きく、一時0.4%安の152円61銭を付けた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 50 分
⇒¥152.49 ¥0.49 +0.32%
⇒¥152.00 ¥0.59 +0.39%
⇒¥151.41 ¥0.00 0.00%

2.11
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の上級市場ストラテジスト、エリアス・ハダッド氏
「パウエル議長は米金融当局の辛抱強い緩和アプローチをあらためて示した」と。
「このことは、テクニカルなドル売りがそれほど勢いを増さない可能性を示唆している」と。

TDセキュリティーズの通貨ストラテジスト、ジャヤティ・バラドワジ氏
12日に発表されるCPIについて、「貿易を巡る不確実性に市場の関心が高まっていることを踏まえると、CPI統計を受けて為替相場が動いたとしても短期的なものにとどまる可能性がある」と述べた。

【米国株】
◇もみあい
//▼◇◇◇▲//▽◇ 

・S&P500種株価指数が狭い範囲の値動きに終始。
・大手ハイテク株は大半が下落。そうした中で、メタ・プラットフォームズは17営業日続伸。

・半導体関連のインテルとグローバルファウンドリーズは大幅高。トランプ政権は最先端の人工知能(AI)ハードウエアが確実に米国内で生産されるようにすると、バンス米副大統領が発言したことが材料視された。

・1月CPIは食品とエネルギーを除くコア指数が前月比で0.3%上昇、前年同月比で3.1%上昇と予想されている。


2.11
フォレックス・ドット・コムのマシュー・ウェラー氏
「物価上昇圧力が再び高まれば、米国の利下げサイクルは既に終わったのかもしれないと、市場関係者が考え始める可能性がある。緩和サイクルはまだ終わっていないと明確に伝えてきた当局にとっては、先行きが複雑なものになる」と。

【米国債】
▲下落
//◆▽▽◆▲//▲▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・10年債利回りはこの日、およそ4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。利下げを急がないというパウエル議長の発言に加え、この日実施された3年債入札の需要が強かったことを受け、利回り曲線はスティープ化した。

・米10年債利回り
⇒4.54% 3.8 +0.85%
⇒4.50% 0.4 +0.09%
⇒4.49% 5.9 +1.32%
  
  
2.11
エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏
米金融当局は「金利に関してタイムアウトを延長している」と指摘。
それでも、インフレ抑制の持続的な進展がさらに確認できれば追加利下げに向かう姿勢は変わらないと。

トレードステーションのデービッド・ラッセル氏
「パウエル議長は2月の雇用とインフレのデータを見て、他の政策当局者と歩調を合わせた上で、多くを語りたいと考えている」と。

【原油】
◇続伸
//◇◆▲▲▽//▽◇ 
・米政府による制裁がロシアからの原油供給を滞らせている状況が示唆された。
・ロシアのサハリン島プラットフォームでは数百万バレル規模の原油積み出しが停滞している。中国向けのタンカーが制裁リストに加えられたことが影響。

・1月のロシア原油生産は、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が同国に割り当てた産油量に届かなかったと、データに詳しい複数の関係者が明らかにした。中国製油所向けのロシア産原油はディスカウント幅を拡大した一方、中東産原油のプレミアムは急上昇している。

⇒WTI先物3月限は、前日比1ドル(◇1.4%)高い1バレル=73.32ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比1.32ドル(▽1.9%)高い1バレル=72.32ドル。
⇒WTI先物3月限は、前日比39セント(◇0.6%)高の1バレル=71ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は同▽1.5%上げて77.00ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は同▽1.6%上げて75.87ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は前日比◇0.5%高の74.66ドル。


2.11
コメルツ銀行のアナリスト、カーステン・フリッチ氏
「ロシアとイランの原油供給に対する制裁強化の効果は、思っていたより大きいようだ」とリポート。
ロングポジションが大幅に削られた最近の動向がこれに加わり、「原油価格には向こう数週間に上昇する余地」が生じたと述べた。

【NY金】
◆反落
//◇◇◇◆◇//▽◆
・金相場は反落。
・アジア時間には世界貿易戦争への不安が買いを誘い、1オンス当たり2942ドルを上回り過去最高値を更新していた。

⇒金先物4月限は、同1.80ドル(◆0.1%未満)下げて2932.60ドル。
⇒金先物4月限は、同46.80ドル(▽1.62%)高い2934.40ドル。
⇒金先物4月限は、同10.90ドル(◇0.4%)高の2887.60ドル。

>>2.10
ウエストパック銀行のアナリスト、リチャード・フラヌロビッチ氏
「金はまだスウィートスポットにある。これを阻む材料は見られない」とリポート。
「トランプ氏は同盟国も敵対国も関係なく、関税で脅し、予想がつかない。BRIC諸国が脱ドル化を進めるなら100%の関税を課すとも脅している。これらは全て安全な金の魅力を高める」と。


【欧州株】

2.7
英FTSETM100指数 8,700.53 -26.75 -0.31%
独DAX指数 21,787.00 -115.42 -0.53%
仏CAC指数 7,973.03 -34.59 -0.43%
--------------------------------------------------------------
2.10
英FTSETM100指数 8,767.80 +67.27 +0.77%
独DAX指数 21,911.74 +124.74 +0.57%
仏CAC指数 8,006.22 +33.19 +0.42%
--------------------------------------------------------------
2.11
英FTSETM100指数 8,777.39 +9.59 +0.11%
独DAX指数 22,037.83 +126.09 +0.58%
仏CAC指数 8,028.90 +22.68 +0.28%
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⇒▲nrはらみ.調整へ ⇒▽クアトロ浮上.高値更新 ⇒▽nrもみあい.様子見
⇒▲はらみ.調整へ ⇒▽nr反発.高値更新 ⇒▽切上げ.高値更新
⇒▲nrはらみ.調整へ ⇒▽nr反発.高値圏 ⇒▽切上げ.高値更新  

◇もみあい
//▼◇◇▽▲//▽◇
・続伸して取引を終えた。銀行株が上昇し、STOXX欧州600種指数は終値で最高値を更新。
・ただ、トランプ米大統領による関税措置の発表を受けて鉄鋼大手の株価が値下がりするなど、相場の重荷となった。
・欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルは1.9%安、ティッセンクルップ(TKAG.DE), opens new tabは3.9%と大幅下落。
・欧州の鉄鋼メーカーは米国の輸入の約15%を占めており、影響が懸念された。金属価格の下落も響き、STOXX欧州600種資源株指数は1.86%安。

【欧州債】
◆下落
//◇◆◇◆◇//◇◆ 
・ドイツ国債利回りが昨年10月以来、1日としては約4カ月ぶりの大幅な上昇を記録した。
・投資家は米国の新たな関税、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長の証言、エネルギー価格の上昇を注視している。


・独国債10年物
⇒2.43% +0.07
⇒2.36% -0.01
⇒2.37% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.51% +0.05
⇒4.46% -0.02
⇒4.48% -0.01
---------------------------

10日 【日本株】
日経平均 38,801.17 +14.15 +0.04%
TOPIX 2,733.01 -4.22 -0.15%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽nr.買戻し ⇒▲トリプル ⇒▽nr入首
TOPIX ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲逆立.Sup200MA ⇒-△nr.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 21.75 +0.06 +0.28% ⇒-▼陰上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.69 +0.06 +0.28% ⇒▽nr上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.63 -1.09 -4.80% ⇒▲下がる ( 21台 )
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10日、円が下落、米関税政策受け-長期金利は約14年ぶり高水準

10日、東京株式相場はTOPIXが下落し、日経平均株価はほぼ横ばい。
・米国でインフレ警戒が再燃し、利下げ期待が後退したことやトランプ大統領の関税政策への警戒感があった一方、日米首脳会談で日本に対する特別な要求がなかったことで安心感も出た。

・四半期利益が予想を上回ったディー・エヌ・エーは23%上昇。
・川崎重工業も通期の純利益予想を上方修正したことを受け、一時7.5%上昇。
・トランプ大統領が全ての鉄鋼とアルミニウム輸入への25%関税を10日に発表すると発言したことを受け、日本製鉄は軟調。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
「鉄、アルミへの関税が出たので、 不透明感が強まり市場にマイナスに効いている」と。
半面、「日米関係に対する楽観論が浮上したことで、関税による悪影響は限定的なものにとどまった」と。

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日経平均は小幅反発、売り買い交錯で方向感に乏しい展開

・前週末の米株式市場で主要指数がそろって下落する中、日経平均は前営業日比50.65円安の38736.37円と続落で開始。

・シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均はやや売りが先行して始まった。
・その後、一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、売り買いが交錯しており前週末終値付近でもみ合う展開となった。
・注目されていた日米首脳会談については、一定の成果があったと評価する声が多い一方、11日は建国記念の日の祝日で休場になる他、今週は決算ピークであることも様子見姿勢に繋がった。

・大引けの日経平均は前日比14.15円高(+0.04%)の38801.17円。

・パルプ・紙、鉱業、非鉄金属、石油・石炭、海運などが上昇。
・卸売、繊維、不動産、銀行、医薬品などが下落。

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【個別銘柄】SUMCO、日本紙、円谷フィHD 、ディーエヌエー など 


▽SUMCO 1237 +80.5大幅続伸。
先週末に24年12月期決算を発表。10-12月期営業利益は70億円で前年同期比38.1%減となったが、会社計画50億円や57億円程度の市場予想は上回った。数量要因が上振れの背景とみられる。
25年12月期第1四半期は45億円を見込み、こちらはほぼコンセンサス並みの水準。株価低迷が続いていた中、安心感先行の動きになったようだ。なお、年間の償却費は従来見通しよりも減少の公算とされている。

▽日本紙 1002 +83大幅続伸。
先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は90.4億円で前年同期比2.0倍となり、80億円程度の市場予想を上回っている。
海外の生活関連事業が想定以上に改善しているもよう。古紙を中心とした原料高などで紙・板紙事業は低迷しているが、苦戦が続いたOpalの構造改革進展などが確認できたことで、株価見直しのきっかけにつながっているようだ。

▲円谷フィHD 1649 -281急落。
先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は93.9億円で前年同期比23.8%減となり、据え置きの通期計画152億円に対して、やや低調な進捗と受けとめられる形に。10-12月期は53.2億円で23.5%減となった。
第4四半期にかけては、ウルトラマンカードゲームやパチンコ・パチスロ機の新規投入効果などが期待されるものの、業績成長期待の高い銘柄であり、減益決算にネガティブな反応が先行。

▽ディーエヌエー 3732 +700ストップ高。
先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は155億円となり、前四半期の36億円から大幅に拡大している。前年同期は324億円の赤字であった。ポケモンとの協業スマホゲーム「ポケポケ」のヒットによって、ゲーム事業が大幅に収益を改善させた。
期待感は先行していたとみられるが、市場予想は100億円程度であったとみられ、収益水準は想定以上に膨らんだとの見方が優勢。

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2.10 動いた株・出来た株
◇ディー・エヌ・エー<2432> 3732 +700 ⇒ 10-12月期は期待以上の収益水準に。
◇太陽誘電<6976> 2638 +370 ⇒ 通期業績上方修正で過度な警戒感後退へ。
◇日本製紙<3863> 988 +69 ⇒ 10-12月期営業益はコンセンサスを上振れ。
◇関西ペイント<4613> 2179 +116.5 ⇒ 通期業績下方修正もコンセンサスは上振れ。
◇SUMCO<3436> 1218.5 +62 ⇒ 第1四半期大幅減益見通しだがコンセンサスは上回る。
◇日揮HD<1963> 1398 +66 ⇒ LNG関連株として思惑物色の動きも。
◆円谷フィHD<2767> 1626 -304 ⇒ 第3四半期累計2ケタ超の営業減益決算に。
◆セガサミーHD<6460> 3006 -185 ⇒ 10-12月期はコンセンサス大幅下振れへ。
◆SANKYO<6417> 2186 -122 ⇒ セガサミーや円谷フィールズの決算後の株価下落で。
◆大成建設<1801> 6259 -317 ⇒ 通期予想の据え置きをマイナス視も。

2025年2月11日火曜日

◇ドル反発 円高一服.151円後半 原油.▽Cog浮上.72ドル台 令和7.2.11(建国記念の日).Tue

//◆◆◆▲▲//◆◇ ドル円 151円台( 金融政策意識 )
//▲▽◇▲▲//◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲▲//_▽ 原油 72ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル反発 円高一服.151円後半 原油.▽Cog浮上.72ドル台  
2.11
米ドル/円 151.94 - 151.99
ユーロ/円 156.60 - 156.72
ユーロ/米ドル 1.0307 - 1.0311
英ポンド/円 187.84 - 188.00
豪ドル/円 95.40 - 95.51
スイスフラン/円 166.75 - 166.93
原油(WTIC原油先物) 72.41 +1.44 +2.03% ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発 ⇒▽Cog浮上

◆ドルもみあい 円高つづく.151円前半 原油.▽拍子木反発.70ドル台 
2.10
米ドル/円 151.30 - 151.32
ユーロ/円 155.69 - 155.77
ユーロ/米ドル 1.0318 - 1.0323
英ポンド/円 187.05 - 187.18
豪ドル/円 94.47 - 94.50
スイスフラン/円 166.14 - 166.18
原油(WTIC原油先物) 70.97 +0.49 +0.70% ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発

◆ドルもみあい 円もみあい.151円半ば 原油.▽拍子木反発.70ドル台  
2.8
米ドル/円 151.40 - 151.44
ユーロ/円 156.35 - 156.41
ユーロ/米ドル 1.0327 - 1.0328
英ポンド/円 187.87 - 187.97
豪ドル/円 94.94 - 94.98
スイスフラン/円 166.36 - 166.53
原油(WTIC原油先物) 70.97 +0.49 +0.70% ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発

StockCharts ⇒  

2.6
NYダウ   44,747.63 -125.65 -0.28%
S&P500   6,083.57 +22.09 +0.36%
NASDAQ 19,791.99 +99.66 +0.51%
--------------------------------------------------------------
2.7
NYダウ   44,303.40 -444.23 -0.99%
S&P500   6,025.99 -57.58 -0.94%
NASDAQ 19,523.40 -268.58 -1.36%
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2.10
NYダウ   44,470.41 +167.01 +0.38%
S&P500   6,066.44 +40.45 +0.67%
NASDAQ 19,714.27 +190.86 +0.98%
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NYダウ(INDU) ⇒▼かぶせ.様子見 ⇒▲wr切下げ.調整へ ⇒▽nrはらみ.様子見 
S&P500(SPX) ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒▲wr切落し.10MA割れ ⇒▽nrはらみ.様子見 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒▲wr切落し.10MA割れ ⇒▽nrはらみ.様子見
【 SOX指数 】
5082.67 +73.33(+1.46%) ⇒▽nr切返し.+test200MA ⇒▲wr吞込み.Reg200MA ⇒▽nrはらみ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
15.81 -0.73 (-4.41%) ⇒▲nr切下げ ⇒▽吞込み反発 ⇒▲かぶせ
⇒-4.41P (15台)
⇒+6.71P (16台)
⇒-1.17P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し167ドル高 マクドナルドや半導体に買い ナスダック反発  
▽nrはらみ.様子見
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発
・決算を発表した一部の主力株のほか、半導体株に買いが集まった。半面、トランプ米大統領の関税政策を巡る不透明感は株価の重荷となった。

▽nrはらみ.様子見
ナスダック総合株価指数は反発
・TSMCが10日発表した1月の売上高(速報値)は前年同月比35.9%増だった。半導体需要の強さが改めて示され、関連株に買いが広がった。
・ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も買われた。
・ネットフリックスやアルファベットが上昇。
・テスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き下げで、下落。
NYダウは167ドル高、ハイテクがけん引

・利下げ期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。

・その後も今週予定されている連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、半導体のエヌビディア(NVDA)などの買戻しが続き相場全体を押し上げた。

・終日堅調に推移し、終了。
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1.
・ダウ平均の採用銘柄ではマクドナルドが5%近く上昇し、指数を押し上げた。10日発表の2024年10〜12月期決算は既存店売上高が市場予想を上回った。ダウ平均は前週末に444ドル安とやや大きく下落した後で、主力株を中心に自律反発を見込んだ買いも入った。

・半導体株の上昇も目立った。エヌビディアのほか、ダウ平均の構成銘柄以外ではブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も買われた。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した1月の売上高(速報値)は前年同月比35.9%増だった。半導体需要の強さが改めて示され、関連株に買いが広がった。

・もっとも、ダウ平均の上値は重く、小幅に下げる場面もあった。トランプ大統領は9日、米国が輸入する鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課すと明らかにした。SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏は「特定の業種に限った関税のため直ちにリスク回避を促すものではないが、関税政策を巡る不透明感は今後も投資家心理の重荷になり続ける」と。

・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日に議会証言に臨む。トランプ大統領の政策を踏まえて今後の物価や金融緩和にどのような認識を示すのか関心が高く、様子見の市場関係者も多かった。


2.
・半導体・同製造装置、エネルギーが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。


・マクドナルドが5%近く上昇し、指数を押し上げた。--マクドナルドは第4四半期の既存店売上が予想を上回る。
・ナイキやシェブロン、アマゾン・ドット・コムが上昇。
・ウォルマートも買われた。
・金属製品メーカーのアルコア(AA)や鉄鋼会社のクリーブランド・クリフス(CLF)、USスチール(X)はトランプ政権が鉄鋼とアルミに25%関税を発表するとの報を受けた金属価格上昇で、それぞれ買われた。
・トラックメーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)は、商業用のバンをオンライン小売りアマゾン(AMZN)以外にも販売を拡大する計画が好感され、上昇。


・アメリカン・エキスプレスやJPモルガン・チェース、ウォルト・ディズニーは下落。
・ボーイングやウォルマートも売られた。
・化粧品メーカーのコティ(COTY)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を下回ったほか、25年通期見通しも引下げ、時間外取引で売られている。


3.
・TSMCが10日発表した1月の売上高(速報値)は前年同月比35.9%増だった。半導体需要の強さが改めて示され、関連株に買いが広がった。
・半導体のエヌビディア(NVDA)などの買戻しが続く。
・ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も買われた。
・ネットフリックスやアルファベットが上昇。
・テスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き下げで、下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 207.95 +0.89%
☆ エヌビディア 133.57 +2.87%
◇ ASML 744.08 +2.25%
☆ インテル 19.77 +3.51%
◇ QCOM クアルコム 171.36 +2.02%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.66 +2.03%
☆ AMD 110.48 +2.71%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 95.93 +3.93%
◇ テラダイン 114.06 +0.73%
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◆ TSM 206.12 -2.08%
◇ エヌビディア 129.84 +0.90%
◆ ASML 727.7 -1.55%
◆ インテル 19.1 -1.44%
◆ QCOM クアルコム 167.96 -0.80%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 180 -1.53%
◆ AMD 107.56 -2.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 92.3 -2.37%
◆ テラダイン 113.23 -0.74%
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◇ TSM 210.5 +0.93%
☆ エヌビディア 128.68 +3.08%
◆ ASML 739.13 -0.47%
◆ インテル 19.38 -1.37%
★ QCOM クアルコム 169.32 -3.72%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 182.8 +1.18%
◆ AMD 110.16 -1.65%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 94.54 +1.00%
◇ テラダイン 114.07 +1.30%
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【NY外為】
◇ドル反発 円高一服.151円後半
//◆◆▲▲◆//◇ 
・ドル指数が続伸。--トランプ大統領が、米国に輸入する全ての鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を賦課する計画を発表すると前日に表明。リスク回避でドルを買う動きが優勢となった。
・円は他の主要10通貨全てに対して下落。

ドル円相場は *米東部時間 16時 54 分
⇒¥152.00 ¥0.59 +0.39%
⇒¥151.41 ¥0.00 0.00%
⇒¥151.47 -¥1.14 -0.75%

2.10
JPモルガン・チェースのストラテジスト、ミーラ・チャンダン氏とアリンダム・サンディリア氏
関税を巡るめまぐるしい動きを踏まえると「関税措置によってドルが第1四半期に大幅に上昇するとは、もはや言えないかもしれない」と。

マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏
円が先週、対ドルで約2.5%上昇したことを受け、利益確定の動きが見られたと指摘。
「関税に関する議論が実際の関税導入を意味するわけではないことを考えると」、安全資産への逃避で円が買われる状況はそこまで見られなかったと。

【米国株】
▽反発
//▼◇◇◇▲//▽ 

・10日の米株式相場は反発。
・先週末はインフレや米関税を巡る懸念で下げていたが、この日はテクノロジー株や素材株が買いを集め、指数を押し上げた。

・ナスダック100指数は1.2%高で終了。エヌビディアは5営業日続伸となり、この間の上昇率は約15%となった。
・メタ・プラットフォームズはこれで16営業日続伸。
・トランプ大統領が米国が輸入する全ての鉄鋼とアルミニウムに25%の関税賦課を計画していることを受け、素材株も堅調。USスチールやアルコアが買われた。

・世界貿易の動向以外に投資家が今週注目しているのは、米インフレ指標とパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言。


2.10
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏
今週の相場について、「インフレ統計やパウエルFRB議長の議会証言、関税が動かすことになるだろう」と。

「強い賃金上昇は労働者にとって良いことであり、個人消費にとってポジティブな材料と捉えるべきだ」と。
「S&P500種が2カ月に及ぶ膠着(こうちゃく)状態を脱するには、ネガティブサプライズの小休止が必要かもしれない。DeepSeek(ディープシーク)や関税、消費者センチメントといった要素が過去2週間にわたって足をすくってきた」と。

ゴールドマン・サックス・グループのプライムブローカレッジ
ヘッジファンドが先週、米国株の大量購入者として浮上した。予想を上回る好調な企業決算を受けて、それまでの弱気な姿勢を転換したと。
5週連続で売り越しを続けていたヘッジファンドは、11月以来のペースで米国株を買い進めた。

ビスポーク・インベストメント・グループのストラテジスト
「旧約聖書には神でさえ7日目に休んだとある」と指摘。
「トランプ氏の2期目は、就任早々からノンストップでニュースが飛び込んでくる。ただ、そうした中でも市場は驚くほど落ち着いている」と分析。

アメリプライズのアンソニー・サグリンビーン氏
「ニュースのサイクルに反応しない方が良い投資成績を上げられるかもしれない」と。
「短期的には関税やハイテク大手、金利に関する動向を静観すべきだろう。まだ結果が分からないことを基にして投資の決定を下せば、事態が反対方向に動いた場合、間違えるリスクが高まる」と。

【米国債】
▲下落
//◆▽▽◆▲//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・短中期債が上昇(利回り低下)し、長期債が下落(利回り上昇)。欧州債市場の多くでイールドカーブがスティープ化した流れを受けた。
・ただ、明日以降に重要イベントを控え、この日はそれほど大きな値動きにはならなかった。10年債利回りはほぼ変わらずの4.5%。

・米10年債利回り
⇒4.50% 0.4 +0.09%
⇒4.49% 5.9 +1.32%
⇒4.43% 1.4 +0.32%
  
  
>>2.7
アムンディの債券・為替戦略ディレクター、パレシュ・ウパダヤ氏
「市場の見通しとしては、3月利下げの窓は完全に閉ざされた」と。
「今は一時停止の段階だ。政策不透明感という点を加味すれば、期限なしの一時停止かもしれない」と。

【原油】
▽続伸
//◇◆▲▲▽//▽ 
・需給ひっ迫の兆候と、地政学的緊張の高まりが価格を押し上げた。
・依然としてトランプ大統領の関税計画にセンチメントを圧迫され、価格は年初来安値付近で推移した。

・原油価格は1月高値から10%下落。ヘッジファンドは過去2週間にWTIのロングポジションを手じまい、ショートポジションを2カ月ぶり高水準に膨らませた。

⇒WTI先物3月限は、前営業日比1.32ドル(▽1.9%)高い1バレル=72.32ドル。
⇒WTI先物3月限は、前日比39セント(◇0.6%)高の1バレル=71ドル。
⇒WTI先物3月限は、前日比42セント(◆0.6%)安の1バレル=70.61ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は同▽1.6%上げて75.87ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は前日比◇0.5%高の74.66ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◆0.4%安の74.29ドル。


2.10
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「ポジショニングの急激な調整で相場上昇の余地ができた。エクスポージャーを縮小したトレーダーは多い」と。

マルタイン・ラッツ氏らモルガン・スタンレーのアナリスト
トランプ政権は先週、予定通りに対中関税を発動。これに対抗する中国の報復関税は10日に発動された。貿易戦争はOPECプラスに現行生産枠の再延長を促すリスクがあると。

【NY金】
▽続伸
//◇◇◇◆◇//▽
・ニューヨーク金相場は再び過去最高値を更新。
・トランプ米大統領が表明している鉄鋼・アルミニウム関税の発表を控え、金融市場では世界的に不透明感が深まった。

⇒金先物4月限は、同46.80ドル(▽1.62%)高い2934.40ドル。
⇒金先物4月限は、同10.90ドル(◇0.4%)高の2887.60ドル。
⇒先物4月限は、前日比17.20ドル(◇0.6%)高の1オンス=2893.00ドル。

2.10
ウエストパック銀行のアナリスト、リチャード・フラヌロビッチ氏
「金はまだスウィートスポットにある。これを阻む材料は見られない」とリポート。
「トランプ氏は同盟国も敵対国も関係なく、関税で脅し、予想がつかない。BRIC諸国が脱ドル化を進めるなら100%の関税を課すとも脅している。これらは全て安全な金の魅力を高める」と。


【欧州株】

2.6
英FTSETM100指数 8,727.28 +103.99 +1.21%
独DAX指数 21,902.42 +316.49 +1.47%
仏CAC指数 8,007.62 +115.94 +1.47%
--------------------------------------------------------------
2.7
英FTSETM100指数 8,700.53 -26.75 -0.31%
独DAX指数 21,787.00 -115.42 -0.53%
仏CAC指数 7,973.03 -34.59 -0.43%
--------------------------------------------------------------
2.10
英FTSETM100指数 8,767.80 +67.27 +0.77%
独DAX指数 21,911.74 +124.74 +0.57%
仏CAC指数 8,006.22 +33.19 +0.42%
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⇒∇wr.高値更新 ⇒▲nrはらみ.調整へ ⇒▽クアトロ浮上.高値更新
⇒∇窓破.高値更新 ⇒▲はらみ.調整へ ⇒▽nr反発.高値更新
⇒∇窓破.高値更新 ⇒▲nrはらみ.調整へ ⇒▽nr反発.高値圏  

▽上昇
//▼◇◇▽▲//▽
・10日のストックス欧州600指数は上昇。--企業決算がアナリスト予想を上回ったことが好感された。
・トレーダーはトランプ米大統領が表明した鉄鋼・アルミニウムに対する関税計画も意識した。この日はエネルギー、テクノロジー株が買いを集めた。

【欧州債】
◇上昇
//◇◆◇◆◇//◇ 
・欧州債市場では英国債の利回り曲線が若干のブルスティープ化。--トレーダーの間ではイングランド銀行(英中央銀行)による年内の利下げ観測が強まった。
・ドイツ債は小幅高。
・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は欧州議会で、インフレ率は年内に2%へと低下するだろうが、貿易摩擦によって見通しは一段と不確実になったと述べた。


・独国債10年物
⇒2.36% -0.01
⇒2.37% -0.01
⇒2.38% +0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.46% -0.02
⇒4.48% -0.01
⇒4.49% +0.05
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.日米首脳会談の成果
石破茂首相はトランプ米大統領との初会談で、良好な関係を築き、緊密な同盟の確認と経済関係の深化に向けたロードマップ(工程表)の合意を取り付けたようだ。~ 日鉄については「USスチールを所有するのでなく、同社に大規模な投資を行うことで合意した」と述べたトランプ大統領と、認識を共有したと述べた。~ コンサルティング会社アジア・グループのワシントン在勤バイスプレジデント、ユカ・ハヤシ氏は石破氏のアプローチについて、交渉を通じ取引(ディール)をまとめるトランプ氏のやり方に対応する、ひな型を提供するものだと指摘。予想を上回る成果を上げたと評価した。

②.中国物価統計
中国の1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%上昇と、昨年12月の0.1%上昇から加速した。春節(旧正月)連休前後の個人消費拡大による一時的な勢いとみられる。~ エコノミストの予想中央値(0.4%上昇)には届かなかった。同月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.3%低下し、2年4カ月連続の前年割れ。昨年12月も2.3%低下だった。

③.エリオットがBP株保有
業績不振に苦しむ英石油会社BPの株式をアクティビスト(物言う株主)の米エリオット・インベストメント・マネジメントが相当規模保有している。~ 関係者が明らかにした。エリオットはBPに抜本的な対策を検討させることで株主価値の向上を目指しており、BPの株価が大幅に過小評価されていると考えているという。~エリオットの正確なBP株保有数はすぐに確認できなかった。

④.マスク氏はTikTokの米事業買収に関心なし
イーロン・マスク氏は先月、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業買収には関心がないと述べていた。~ ドイツでの会議でビデオを通じ、TikTokの米事業「入札に参加していない」と発言していた動画を、独紙ウェルトが8日公開した。トランプ大統領は先月、米政府との合弁事業の一環としてTikTokをマスク氏が買い取ることにオープンとの立場を示していた。~ マスク氏は「TikTokを買収したいと躍起になっているわけではない」とし、自身がツイッターを買収して社名をXに変更したことは、「言論の自由を守るため」の例外だったと説明。「私は通常、ゼロから企業を立ち上げる」と話した。

⑤. 米ロ首脳電話会談の有無
ロシア政府はプーチン大統領とトランプ米大統領が電話で話したとの一部報道について、否定も確認もしなかった。~ ニューヨーク・ポストは8日遅く、両首脳が電話でウクライナでの戦争について話したと報じていた。ただ、電話会談のタイミングについて具体的に言及していない。
10日 【日本株】
日経平均 38,801.17 +14.15 +0.04%
TOPIX 2,733.01 -4.22 -0.15%
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日経平均 ⇒▽nr.買戻し ⇒▲トリプル ⇒▽nr入首
TOPIX ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲逆立.Sup200MA ⇒-△nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.75 +0.06 +0.28% ⇒-▼陰上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.69 +0.06 +0.28% ⇒▽nr上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.63 -1.09 -4.80% ⇒▲下がる ( 21台 )
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10日、円が下落、米関税政策受け-長期金利は約14年ぶり高水準

10日、東京株式相場はTOPIXが下落し、日経平均株価はほぼ横ばい。
・米国でインフレ警戒が再燃し、利下げ期待が後退したことやトランプ大統領の関税政策への警戒感があった一方、日米首脳会談で日本に対する特別な要求がなかったことで安心感も出た。

・四半期利益が予想を上回ったディー・エヌ・エーは23%上昇。
・川崎重工業も通期の純利益予想を上方修正したことを受け、一時7.5%上昇。
・トランプ大統領が全ての鉄鋼とアルミニウム輸入への25%関税を10日に発表すると発言したことを受け、日本製鉄は軟調。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
「鉄、アルミへの関税が出たので、 不透明感が強まり市場にマイナスに効いている」と。
半面、「日米関係に対する楽観論が浮上したことで、関税による悪影響は限定的なものにとどまった」と。

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日経平均は小幅反発、売り買い交錯で方向感に乏しい展開

・前週末の米株式市場で主要指数がそろって下落する中、日経平均は前営業日比50.65円安の38736.37円と続落で開始。

・シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均はやや売りが先行して始まった。
・その後、一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、売り買いが交錯しており前週末終値付近でもみ合う展開となった。
・注目されていた日米首脳会談については、一定の成果があったと評価する声が多い一方、11日は建国記念の日の祝日で休場になる他、今週は決算ピークであることも様子見姿勢に繋がった。

・大引けの日経平均は前日比14.15円高(+0.04%)の38801.17円。

・パルプ・紙、鉱業、非鉄金属、石油・石炭、海運などが上昇。
・卸売、繊維、不動産、銀行、医薬品などが下落。

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【個別銘柄】SUMCO、日本紙、円谷フィHD 、ディーエヌエー など 


▽SUMCO 1237 +80.5大幅続伸。
先週末に24年12月期決算を発表。10-12月期営業利益は70億円で前年同期比38.1%減となったが、会社計画50億円や57億円程度の市場予想は上回った。数量要因が上振れの背景とみられる。
25年12月期第1四半期は45億円を見込み、こちらはほぼコンセンサス並みの水準。株価低迷が続いていた中、安心感先行の動きになったようだ。なお、年間の償却費は従来見通しよりも減少の公算とされている。

▽日本紙 1002 +83大幅続伸。
先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は90.4億円で前年同期比2.0倍となり、80億円程度の市場予想を上回っている。
海外の生活関連事業が想定以上に改善しているもよう。古紙を中心とした原料高などで紙・板紙事業は低迷しているが、苦戦が続いたOpalの構造改革進展などが確認できたことで、株価見直しのきっかけにつながっているようだ。

▲円谷フィHD 1649 -281急落。
先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は93.9億円で前年同期比23.8%減となり、据え置きの通期計画152億円に対して、やや低調な進捗と受けとめられる形に。10-12月期は53.2億円で23.5%減となった。
第4四半期にかけては、ウルトラマンカードゲームやパチンコ・パチスロ機の新規投入効果などが期待されるものの、業績成長期待の高い銘柄であり、減益決算にネガティブな反応が先行。

▽ディーエヌエー 3732 +700ストップ高。
先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は155億円となり、前四半期の36億円から大幅に拡大している。前年同期は324億円の赤字であった。ポケモンとの協業スマホゲーム「ポケポケ」のヒットによって、ゲーム事業が大幅に収益を改善させた。
期待感は先行していたとみられるが、市場予想は100億円程度であったとみられ、収益水準は想定以上に膨らんだとの見方が優勢。

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2.10 動いた株・出来た株
◇ディー・エヌ・エー<2432> 3732 +700 ⇒ 10-12月期は期待以上の収益水準に。
◇太陽誘電<6976> 2638 +370 ⇒ 通期業績上方修正で過度な警戒感後退へ。
◇日本製紙<3863> 988 +69 ⇒ 10-12月期営業益はコンセンサスを上振れ。
◇関西ペイント<4613> 2179 +116.5 ⇒ 通期業績下方修正もコンセンサスは上振れ。
◇SUMCO<3436> 1218.5 +62 ⇒ 第1四半期大幅減益見通しだがコンセンサスは上回る。
◇日揮HD<1963> 1398 +66 ⇒ LNG関連株として思惑物色の動きも。
◆円谷フィHD<2767> 1626 -304 ⇒ 第3四半期累計2ケタ超の営業減益決算に。
◆セガサミーHD<6460> 3006 -185 ⇒ 10-12月期はコンセンサス大幅下振れへ。
◆SANKYO<6417> 2186 -122 ⇒ セガサミーや円谷フィールズの決算後の株価下落で。
◆大成建設<1801> 6259 -317 ⇒ 通期予想の据え置きをマイナス視も。

2025年2月10日月曜日

◆ドルもみあい 円高つづく.151円前半 原油.▽拍子木反発.70ドル台 令和7.2.10.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.日米首脳会談の成果
石破茂首相はトランプ米大統領との初会談で、良好な関係を築き、緊密な同盟の確認と経済関係の深化に向けたロードマップ(工程表)の合意を取り付けたようだ。~ 日鉄については「USスチールを所有するのでなく、同社に大規模な投資を行うことで合意した」と述べたトランプ大統領と、認識を共有したと述べた。~ コンサルティング会社アジア・グループのワシントン在勤バイスプレジデント、ユカ・ハヤシ氏は石破氏のアプローチについて、交渉を通じ取引(ディール)をまとめるトランプ氏のやり方に対応する、ひな型を提供するものだと指摘。予想を上回る成果を上げたと評価した。

②.中国物価統計
中国の1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%上昇と、昨年12月の0.1%上昇から加速した。春節(旧正月)連休前後の個人消費拡大による一時的な勢いとみられる。~ エコノミストの予想中央値(0.4%上昇)には届かなかった。同月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.3%低下し、2年4カ月連続の前年割れ。昨年12月も2.3%低下だった。

③.エリオットがBP株保有
業績不振に苦しむ英石油会社BPの株式をアクティビスト(物言う株主)の米エリオット・インベストメント・マネジメントが相当規模保有している。~ 関係者が明らかにした。エリオットはBPに抜本的な対策を検討させることで株主価値の向上を目指しており、BPの株価が大幅に過小評価されていると考えているという。~エリオットの正確なBP株保有数はすぐに確認できなかった。

④.マスク氏はTikTokの米事業買収に関心なし
イーロン・マスク氏は先月、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業買収には関心がないと述べていた。~ ドイツでの会議でビデオを通じ、TikTokの米事業「入札に参加していない」と発言していた動画を、独紙ウェルトが8日公開した。トランプ大統領は先月、米政府との合弁事業の一環としてTikTokをマスク氏が買い取ることにオープンとの立場を示していた。~ マスク氏は「TikTokを買収したいと躍起になっているわけではない」とし、自身がツイッターを買収して社名をXに変更したことは、「言論の自由を守るため」の例外だったと説明。「私は通常、ゼロから企業を立ち上げる」と話した。

⑤. 米ロ首脳電話会談の有無
ロシア政府はプーチン大統領とトランプ米大統領が電話で話したとの一部報道について、否定も確認もしなかった。~ ニューヨーク・ポストは8日遅く、両首脳が電話でウクライナでの戦争について話したと報じていた。ただ、電話会談のタイミングについて具体的に言及していない。
10日 【日本株】
日経平均 38,801.17 +14.15 +0.04%
TOPIX 2,733.01 -4.22 -0.15%
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日経平均 ⇒▽nr.買戻し ⇒▲トリプル ⇒▽nr入首
TOPIX ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲逆立.Sup200MA ⇒-△nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.75 +0.06 +0.28% ⇒-▼陰上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.69 +0.06 +0.28% ⇒▽nr上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.63 -1.09 -4.80% ⇒▲下がる ( 21台 )
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10日、円が下落、米関税政策受け-長期金利は約14年ぶり高水準

10日、東京株式相場はTOPIXが下落し、日経平均株価はほぼ横ばい。
・米国でインフレ警戒が再燃し、利下げ期待が後退したことやトランプ大統領の関税政策への警戒感があった一方、日米首脳会談で日本に対する特別な要求がなかったことで安心感も出た。

・四半期利益が予想を上回ったディー・エヌ・エーは23%上昇。
・川崎重工業も通期の純利益予想を上方修正したことを受け、一時7.5%上昇。
・トランプ大統領が全ての鉄鋼とアルミニウム輸入への25%関税を10日に発表すると発言したことを受け、日本製鉄は軟調。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
「鉄、アルミへの関税が出たので、 不透明感が強まり市場にマイナスに効いている」と。
半面、「日米関係に対する楽観論が浮上したことで、関税による悪影響は限定的なものにとどまった」と。

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日経平均は小幅反発、売り買い交錯で方向感に乏しい展開

・前週末の米株式市場で主要指数がそろって下落する中、日経平均は前営業日比50.65円安の38736.37円と続落で開始。

・シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均はやや売りが先行して始まった。
・その後、一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、売り買いが交錯しており前週末終値付近でもみ合う展開となった。
・注目されていた日米首脳会談については、一定の成果があったと評価する声が多い一方、11日は建国記念の日の祝日で休場になる他、今週は決算ピークであることも様子見姿勢に繋がった。

・大引けの日経平均は前日比14.15円高(+0.04%)の38801.17円。

・パルプ・紙、鉱業、非鉄金属、石油・石炭、海運などが上昇。
・卸売、繊維、不動産、銀行、医薬品などが下落。

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【個別銘柄】SUMCO、日本紙、円谷フィHD 、ディーエヌエー など 


▽SUMCO 1237 +80.5大幅続伸。
先週末に24年12月期決算を発表。10-12月期営業利益は70億円で前年同期比38.1%減となったが、会社計画50億円や57億円程度の市場予想は上回った。数量要因が上振れの背景とみられる。
25年12月期第1四半期は45億円を見込み、こちらはほぼコンセンサス並みの水準。株価低迷が続いていた中、安心感先行の動きになったようだ。なお、年間の償却費は従来見通しよりも減少の公算とされている。

▽日本紙 1002 +83大幅続伸。
先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は90.4億円で前年同期比2.0倍となり、80億円程度の市場予想を上回っている。
海外の生活関連事業が想定以上に改善しているもよう。古紙を中心とした原料高などで紙・板紙事業は低迷しているが、苦戦が続いたOpalの構造改革進展などが確認できたことで、株価見直しのきっかけにつながっているようだ。

▲円谷フィHD 1649 -281急落。
先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は93.9億円で前年同期比23.8%減となり、据え置きの通期計画152億円に対して、やや低調な進捗と受けとめられる形に。10-12月期は53.2億円で23.5%減となった。
第4四半期にかけては、ウルトラマンカードゲームやパチンコ・パチスロ機の新規投入効果などが期待されるものの、業績成長期待の高い銘柄であり、減益決算にネガティブな反応が先行。

▽ディーエヌエー 3732 +700ストップ高。
先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は155億円となり、前四半期の36億円から大幅に拡大している。前年同期は324億円の赤字であった。ポケモンとの協業スマホゲーム「ポケポケ」のヒットによって、ゲーム事業が大幅に収益を改善させた。
期待感は先行していたとみられるが、市場予想は100億円程度であったとみられ、収益水準は想定以上に膨らんだとの見方が優勢。

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2.10 動いた株・出来た株
◇ディー・エヌ・エー<2432> 3732 +700 ⇒ 10-12月期は期待以上の収益水準に。
◇太陽誘電<6976> 2638 +370 ⇒ 通期業績上方修正で過度な警戒感後退へ。
◇日本製紙<3863> 988 +69 ⇒ 10-12月期営業益はコンセンサスを上振れ。
◇関西ペイント<4613> 2179 +116.5 ⇒ 通期業績下方修正もコンセンサスは上振れ。
◇SUMCO<3436> 1218.5 +62 ⇒ 第1四半期大幅減益見通しだがコンセンサスは上回る。
◇日揮HD<1963> 1398 +66 ⇒ LNG関連株として思惑物色の動きも。
◆円谷フィHD<2767> 1626 -304 ⇒ 第3四半期累計2ケタ超の営業減益決算に。
◆セガサミーHD<6460> 3006 -185 ⇒ 10-12月期はコンセンサス大幅下振れへ。
◆SANKYO<6417> 2186 -122 ⇒ セガサミーや円谷フィールズの決算後の株価下落で。
◆大成建設<1801> 6259 -317 ⇒ 通期予想の据え置きをマイナス視も。
//◆◆◆▲▲//◆ ドル円 151円台( 金融政策意識 )
//▲▽◇▲▲//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲▲//_ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円高つづく.151円前半 原油.▽拍子木反発.70ドル台 
2.10
米ドル/円 151.30 - 151.32
ユーロ/円 155.69 - 155.77
ユーロ/米ドル 1.0318 - 1.0323
英ポンド/円 187.05 - 187.18
豪ドル/円 94.47 - 94.50
スイスフラン/円 166.14 - 166.18
原油(WTIC原油先物) 70.97 +0.49 +0.70% ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発

◆ドルもみあい 円もみあい.151円半ば 原油.▽拍子木反発.70ドル台  
2.8
米ドル/円 151.40 - 151.44
ユーロ/円 156.35 - 156.41
ユーロ/米ドル 1.0327 - 1.0328
英ポンド/円 187.87 - 187.97
豪ドル/円 94.94 - 94.98
スイスフラン/円 166.36 - 166.53
原油(WTIC原油先物) 70.97 +0.49 +0.70% ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発

▲ドルとユーロ弱い 円全面高.151円半ば 原油.▲切下げ.70ドル台  
2.7
米ドル/円 151.44 - 151.47
ユーロ/円 157.21 - 157.30
ユーロ/米ドル 1.0378 - 1.0387
英ポンド/円 188.30 - 188.38
豪ドル/円 95.15 - 95.18
スイスフラン/円 167.32 - 167.41
原油(WTIC原油先物) 70.48 -0.63 -0.89 ⇒◇nr入首 ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ

StockCharts ⇒  

2.5
NYダウ   44,873.28 +317.24 +0.71%
S&P500   6,061.48 +23.60 +0.39%
NASDAQ 19,692.33 +38.31 +0.19%
--------------------------------------------------------------
2.6
NYダウ   44,747.63 -125.65 -0.28%
S&P500   6,083.57 +22.09 +0.36%
NASDAQ 19,791.99 +99.66 +0.51%
--------------------------------------------------------------
2.7
NYダウ   44,303.40 -444.23 -0.99%
S&P500   6,025.99 -57.58 -0.94%
NASDAQ 19,523.40 -268.58 -1.36%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽トリプル浮上.Sup10MA ⇒▼かぶせ.様子見 ⇒▲wr切下げ.調整へ 
S&P500(SPX) ⇒▽切り返し.test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒▲wr切落し.10MA割れ 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽切り返し.test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒▲wr切落し.10MA割れ
【 SOX指数 】
5009.34 -83.25(-1.63%) ⇒▽窓埋め突.test200MA ⇒▽nr切返し.+test200MA ⇒▲wr吞込み.Reg200MA

【 VIX恐怖指数 】
16.54 +1.04 (+6.71%) ⇒▲切下げ ⇒▲nr切下げ ⇒▽吞込み反発
⇒+6.71P (16台)
⇒-1.17P (15台)
⇒-8.37P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し444ドル安 米追加利下げ観測が後退 ナスダックは反落  
▲wr切下げ.調整へ
ダウ工業株30種平均は続落
・1月の米雇用統計は強弱入り交じる内容だったものの、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げが後にずれるとの見方につながり、株が売られた。トランプ米大統領が新たな関税を打ち出すとの観測も重荷となった。

▲wr切落し.10MA割れ
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落
・1月の中国の電気自動車(EV)販売が前年同月比で減少したと伝わったテスラが3.3%安。
・アルファベットやブロードコムも売られた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)は競合とされる中国の「DeepSeek禁止」する議会超党派法案が提出されたため、上昇。
NYダウは444ドル安、貿易摩擦の深刻化やインフレ再燃を警戒

・雇用統計の強弱まちまちの結果を受けて、寄り付き後、まちまち。

・その後、賃金の伸びが予想外に加速したこと、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率の上昇を受け、インフレ再燃が警戒されたほか、トランプ大統領が相互関税計画を来週に発表すると発言し、貿易摩擦の深刻化懸念に売りが加速した。

・相場は終日軟調に推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・個別では、アマゾン・ドット・コムが4%安で終えた。前日夕発表の24年10〜12月期決算で売上高が市場予想を上回った一方、25年1〜3月期の売上高見通しが市場予想に届かず、嫌気された。アップルやマイクロソフトも下げた。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、鉄鋼のUSスチールが5.8%安となった。7日にトランプ大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、石破茂首相との共同記者会見で「買収ではなく多額の投資で合意した」と述べ、売りが優勢となった。記者会見の前にはトランプ氏が買収容認を検討していると米CBSテレビが報じ、5%高となる場面があった。

・トランプ氏は同日、米国への輸入品に輸出国と同じ関税率を課す「相互関税」を来週発表すると話した。複数の国が対象になるといい、関税によるインフレ圧力への懸念も相場の重荷となった。市場では「トランプ大統領の関税に関する発言は勢いよく変化しており、相場の変動につながっている」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。


2.
・運輸が上昇。
・小売が下落。


・エヌビディアやシェブロン、ビザは上昇。
・エヌビディア(NVDA)は競合とされる中国の「DeepSeek禁止」する議会超党派法案が提出されたため、上昇。
・オンライン旅行サービス会社のエクスぺディア(EXPE)は第4四半期の予約状況が強く、調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇。
・配車サービスを提供するウーバー・テクノロジーズ(UBER)は著名投資家のアックマン氏が運営するヘッジファンド、パーシング・スクエアが同社株取得を明らかにし、上昇。


・アナリストが投資判断を引き下げたナイキが安かった。
・ボーイングやウォルマートも売られた。
・鉄鋼会社のUSスチール(X)は日鉄が同社を所有するのではなく同社に大規模な投資を行うことで合意したとトランプ大統領が発言し、下落。
・化粧品メーカーのe.l.f.ビューティー(ELF)は需要の低迷を警告し、下落。


3.
・月の中国の電気自動車(EV)販売が前年同月比で減少したと伝わったテスラが3.3%安。
・アルファベットやブロードコムも売られた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 206.12 -2.08%
◇ エヌビディア 129.84 +0.90%
◆ ASML 727.7 -1.55%
◆ インテル 19.1 -1.44%
◆ QCOM クアルコム 167.96 -0.80%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 180 -1.53%
◆ AMD 107.56 -2.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 92.3 -2.37%
◆ テラダイン 113.23 -0.74%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 210.5 +0.93%
☆ エヌビディア 128.68 +3.08%
◆ ASML 739.13 -0.47%
◆ インテル 19.38 -1.37%
★ QCOM クアルコム 169.32 -3.72%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 182.8 +1.18%
◆ AMD 110.16 -1.65%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 94.54 +1.00%
◇ テラダイン 114.07 +1.30%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 208.57 +2.22%
☆ エヌビディア 124.83 +5.21%
◇ ASML 742.59 +1.53%
◇ インテル 19.65 +1.87%
◇ QCOM クアルコム 175.86 +1.63%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 180.67 +1.18%
★ AMD 112.01 -6.27%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 93.6 +3.24%
◇ テラダイン 112.61 +0.84%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドルもみあい ◇円もみあい.151円半ば
//◆◆▲▲◆// 
・ブルームバーグ・ドル指数はこの日の高値に上昇。--トランプ大統領が報復としての相互関税を来週発表すると。
・ドルは対円でほぼ変わらず。トランプ大統領は石破茂首相と初めて会談し、日本に対する関税も選択肢の一つだと発言。円は一時1ドル=150円93銭まで上昇した。

ドル円相場は *米東部時間 16時 51 分
⇒¥151.41 ¥0.00 0.00%
⇒¥151.47 -¥1.14 -0.75%
⇒¥152.64 -¥1.70 -1.10%

2.7
ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、アループ・チャタジー氏
「関税に関してはニュース出尽くしから程遠い。マーケットは覚悟した方が良い」と。

【米国株】
▲下落
//▼◇◇◇▲// 

・7日の米株式相場は下落。--株式相場は週間ベースでマイナスに転じた。
・トランプ米政権の関税政策をインフレ面で懸念するウォール街に、この日の経済統計は安心材料を提供しなかった。
・トランプ大統領は来週に同様の関税を課して報復する「相互関税」を発表すると述べ、主要な貿易相手国との貿易戦争をエスカレートさせる考えを明らかにした。

・午前に発表された消費者マインド指数を受けて、株価はすでに下落。同指標ではインフレ期待の上昇も示された。
・強弱混在の雇用統計は減速しつつも依然健全な労働市場を浮き彫りにし、賃金は大きく上昇。
・昨年3度にわたって政策金利を引き下げたFOMCは追加利下げを急がない姿勢を見せており、最新の経済統計はそのスタンスの正しさも裏付けている。次の政策行動は依然として利下げだと市場ではみられているが、9月までは100%の確率として織り込まれていない。

・前日のアマゾン・ドット・コムによる業績見通しが失望され、大型ハイテク株はこの日の市場で下げた。


2.7
プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏
「労働市場の底堅さと賃金上昇圧力の持続というのが大局的な見方だ」と。
「FOMCが直ちに利下げする理由はほとんどない」と述べた。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「強い賃金上昇は労働者にとって良いことであり、個人消費にとってポジティブな材料と捉えるべきだ」と。
その上で「しかしウォール街ではここ数年、賃金上昇率が高まり過ぎるとインフレ率が上昇する可能性があるとして、この指標を注意深く見てきた」と説明。
今回の雇用統計は主要項目以外の部分では特に警戒すべきものはないとしつつ、「一部の投資家はインフレや利下げを巡る影響を懸念しているかもしれないが、誤解するべきではない。経済や労働市場は悪化するよりも、好調である方が良いに決まっている。株式は穏やかなインフレ状況下で好調になる傾向がある」とケンウェル氏。

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのリンゼイ・ロズナー氏
米金融当局はこの日の統計を過度に解釈することには慎重になるだろうと。

【米国債】
▲下落
//◆▽▽◆▲//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・雇用統計を受けた軟調は、終盤まで続いた。
・雇用統計は強弱混在となり、政策金利はしばらく据え置かれるとの見方が市場では維持された。

・米10年債利回り
⇒4.49% 5.9 +1.32%
⇒4.43% 1.4 +0.32%
⇒4.42% -8.8 -1.96%
  
  
2.7
アムンディの債券・為替戦略ディレクター、パレシュ・ウパダヤ氏
「市場の見通しとしては、3月利下げの窓は完全に閉ざされた」と。
「今は一時停止の段階だ。政策不透明感という点を加味すれば、期限なしの一時停止かもしれない」と。

【原油】
▽反発
//◇◆▲▲▽// 
・週間ベースでは3週連続下落となった。トランプ氏による対中関税引き上げで需要が減退するとの懸念が強まった。

・中国の製油所の稼働率は新型コロナ禍が始まった当時以来の水準に低下し、弱気なセンチメントを助長した。米国によるこれまでの対ロシア制裁で、中国の主要な原油供給源が絶たれたほか、需要も低迷しつつあるようだ。

⇒WTI先物3月限は、前日比39セント(◇0.6%)高の1バレル=71ドル。
⇒WTI先物3月限は、前日比42セント(◆0.6%)安の1バレル=70.61ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比1.67ドル(▲2.3%)安の1バレル=71.03ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は前日比◇0.5%高の74.66ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◆0.4%安の74.29ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は▲2.1%安の74.61ドル。


2.7
A/Sグローバル・リスク・マネジメントのチーフアナリスト、アルネ・ローマン・ラスムッセン氏
「原油価格は引き続き圧迫されているが、現行水準近辺で支えられている兆しも見られる」と。
「中国の財に対する米国の関税は景気減速をさらに悪化させる可能性があると市場は警戒している」と。

【NY金】
◇小幅反発
//◇◇◇◆◇//
・1月の米雇用統計は金利据え置きの論拠を後押しする内容となり、利息を生まない金にとって理論的に弱材料となった。ただし、金は根強い逃避需要に支えられている。
・トランプ氏が同盟国にも敵対国にも関税を課すという警告を実行に移すとの懸念から、金に投資資金が流入。トランプ氏はこの日、同様の関税を課して報復する相互関税の導入計画を来週公表する計画だと語った。同氏が仕掛ける貿易戦争を大きくエスカレートさせる形になる。

⇒金先物4月限は、同10.90ドル(◇0.4%)高の2887.60ドル。
⇒先物4月限は、前日比17.20ドル(◇0.6%)高の1オンス=2893.00ドル。
⇒金先物4月限は、18.70ドル(◇0.7%)高の2875.80ドル。

2.7
TDセキュリティーズの商品戦略世界責任者バート・メレク氏
中国の中央銀行といった「公的部門による力強い購入継続」も金がこの先上昇するのを大いに支えるはずだと指摘。
生命保険会社のポートフォリオに金を組み入れるという中国での提案も支援になると付け加えた。


【欧州株】

2.5
英FTSETM100指数 8,623.29 +52.52 +0.61%
独DAX指数 21,585.93 +80.23 +0.37%
仏CAC指数 7,891.68 -14.72 -0.19%
--------------------------------------------------------------
2.6
英FTSETM100指数 8,727.28 +103.99 +1.21%
独DAX指数 21,902.42 +316.49 +1.47%
仏CAC指数 8,007.62 +115.94 +1.47%
--------------------------------------------------------------
2.7
英FTSETM100指数 8,700.53 -26.75 -0.31%
独DAX指数 21,787.00 -115.42 -0.53%
仏CAC指数 7,973.03 -34.59 -0.43%
--------------------------------------------------------------

⇒∇反発.+2Gap ⇒∇wr.高値更新 ⇒▲nrはらみ.調整へ 
⇒∇吞込み ⇒∇窓破.高値更新 ⇒▲はらみ.調整へ
⇒-△はらみ.様子見 ⇒∇窓破.高値更新 ⇒▲nrはらみ.調整へ  

▲下落
//▼◇◇▽▲//
・欧州株は、米国のトランプ大統領が7日中にも報復関税を発表すると発言したことから懸念が広がり、6日までの3連騰を終えた。
・ストックス欧州600種指数は、ロンドン市場の終値時点で0.4%下落。
・仏化粧品大手ロレアルが2024年10ー12月期決算の売上高が市場予想を下回ったことなどから下落。
・ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナルも、配当が期待外れとなり下落。

【欧州債】
◇上昇
//◇◆◇◆◇// 
・米利下げ観測後退で欧州債買われる。--米雇用統計が減速はしているものの、堅調な雇用の伸びが確認され、米金融当局に対する利下げ観測が後退した。
・ドイツの10年債が週次ベースで2週連続上昇。
・ECBのエコノミストは7日、 景気を抑制も刺激もしない中立金利は恐らく1.75-2.25%の間にあるとの推測を発表した。これを受け、市場は年内に1.90%まで利下げが行われると織り込んでいる。


・独国債10年物
⇒2.37% -0.01
⇒2.38% +0.01
⇒2.37% -0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% -0.01
⇒4.49% +0.05
⇒4.44% -0.09
---------------------------

2025年2月8日土曜日

◆ドルもみあい ◇円もみあい.151円半ば 原油.▽拍子木反発.70ドル台 令和7.2.8.Sat

//◆▲▽◆▲▽//◆◆◆▲▲ ドル円 151円台( 金融政策意識 )
//◆▲◇◆▲◇//▲▽◇▲▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲◇▽//_▲◇▲▲ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円もみあい.151円半ば 原油.▽拍子木反発.70ドル台  
2.8
米ドル/円 151.40 - 151.44
ユーロ/円 156.35 - 156.41
ユーロ/米ドル 1.0327 - 1.0328
英ポンド/円 187.87 - 187.97
豪ドル/円 94.94 - 94.98
スイスフラン/円 166.36 - 166.53
原油(WTIC原油先物) 70.97 +0.49 +0.70% ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ ⇒▽拍子木反発

▲ドルとユーロ弱い 円全面高.151円半ば 原油.▲切下げ.70ドル台  
2.7
米ドル/円 151.44 - 151.47
ユーロ/円 157.21 - 157.30
ユーロ/米ドル 1.0378 - 1.0387
英ポンド/円 188.30 - 188.38
豪ドル/円 95.15 - 95.18
スイスフラン/円 167.32 - 167.41
原油(WTIC原油先物) 70.48 -0.63 -0.89 ⇒◇nr入首 ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ

▲ドルとユーロ急落 円全面高.152円半ば 原油.▲逆立.71ドル台 
2.6
米ドル/円 152.53 - 152.60
ユーロ/円 158.72 - 158.75
ユーロ/米ドル 1.0400 - 1.0410
英ポンド/円 190.78 - 190.80
豪ドル/円 95.87 - 95.89
スイスフラン/円 169.27 - 169.30
原油(WTIC原油先物) 71.11 -1.57 -2.16 ⇒▲wr吞込み ⇒◇nr入首 ⇒▲逆立

StockCharts ⇒  

2.5
NYダウ   44,873.28 +317.24 +0.71%
S&P500   6,061.48 +23.60 +0.39%
NASDAQ 19,692.33 +38.31 +0.19%
--------------------------------------------------------------
2.6
NYダウ   44,747.63 -125.65 -0.28%
S&P500   6,083.57 +22.09 +0.36%
NASDAQ 19,791.99 +99.66 +0.51%
--------------------------------------------------------------
2.7
NYダウ   44,303.40 -444.23 -0.99%
S&P500   6,025.99 -57.58 -0.94%
NASDAQ 19,523.40 -268.58 -1.36%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽トリプル浮上.Sup10MA ⇒▼かぶせ.様子見 ⇒▲wr切下げ.調整へ 
S&P500(SPX) ⇒▽切り返し.test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒▲wr切落し.10MA割れ 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽切り返し.test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒▲wr切落し.10MA割れ
【 SOX指数 】
5009.34 -83.25(-1.63%) ⇒▽窓埋め突.test200MA ⇒▽nr切返し.+test200MA ⇒▲wr吞込み.Reg200MA

【 VIX恐怖指数 】
16.54 +1.04 (+6.71%) ⇒▲切下げ ⇒▲nr切下げ ⇒▽吞込み反発
⇒+6.71P (16台)
⇒-1.17P (15台)
⇒-8.37P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ続落し444ドル安 米追加利下げ観測が後退 ナスダックは反落  
▲wr切下げ.調整へ
ダウ工業株30種平均は続落
・1月の米雇用統計は強弱入り交じる内容だったものの、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げが後にずれるとの見方につながり、株が売られた。トランプ米大統領が新たな関税を打ち出すとの観測も重荷となった。

▲wr切落し.10MA割れ
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落
・1月の中国の電気自動車(EV)販売が前年同月比で減少したと伝わったテスラが3.3%安。
・アルファベットやブロードコムも売られた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)は競合とされる中国の「DeepSeek禁止」する議会超党派法案が提出されたため、上昇。
NYダウは444ドル安、貿易摩擦の深刻化やインフレ再燃を警戒

・雇用統計の強弱まちまちの結果を受けて、寄り付き後、まちまち。

・その後、賃金の伸びが予想外に加速したこと、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率の上昇を受け、インフレ再燃が警戒されたほか、トランプ大統領が相互関税計画を来週に発表すると発言し、貿易摩擦の深刻化懸念に売りが加速した。

・相場は終日軟調に推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・個別では、アマゾン・ドット・コムが4%安で終えた。前日夕発表の24年10〜12月期決算で売上高が市場予想を上回った一方、25年1〜3月期の売上高見通しが市場予想に届かず、嫌気された。アップルやマイクロソフトも下げた。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、鉄鋼のUSスチールが5.8%安となった。7日にトランプ大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、石破茂首相との共同記者会見で「買収ではなく多額の投資で合意した」と述べ、売りが優勢となった。記者会見の前にはトランプ氏が買収容認を検討していると米CBSテレビが報じ、5%高となる場面があった。

・トランプ氏は同日、米国への輸入品に輸出国と同じ関税率を課す「相互関税」を来週発表すると話した。複数の国が対象になるといい、関税によるインフレ圧力への懸念も相場の重荷となった。市場では「トランプ大統領の関税に関する発言は勢いよく変化しており、相場の変動につながっている」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。


2.
・運輸が上昇。
・小売が下落。


・エヌビディアやシェブロン、ビザは上昇。
・エヌビディア(NVDA)は競合とされる中国の「DeepSeek禁止」する議会超党派法案が提出されたため、上昇。
・オンライン旅行サービス会社のエクスぺディア(EXPE)は第4四半期の予約状況が強く、調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇。
・配車サービスを提供するウーバー・テクノロジーズ(UBER)は著名投資家のアックマン氏が運営するヘッジファンド、パーシング・スクエアが同社株取得を明らかにし、上昇。


・アナリストが投資判断を引き下げたナイキが安かった。
・ボーイングやウォルマートも売られた。
・鉄鋼会社のUSスチール(X)は日鉄が同社を所有するのではなく同社に大規模な投資を行うことで合意したとトランプ大統領が発言し、下落。
・化粧品メーカーのe.l.f.ビューティー(ELF)は需要の低迷を警告し、下落。


3.
・月の中国の電気自動車(EV)販売が前年同月比で減少したと伝わったテスラが3.3%安。
・アルファベットやブロードコムも売られた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 206.12 -2.08%
◇ エヌビディア 129.84 +0.90%
◆ ASML 727.7 -1.55%
◆ インテル 19.1 -1.44%
◆ QCOM クアルコム 167.96 -0.80%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 180 -1.53%
◆ AMD 107.56 -2.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 92.3 -2.37%
◆ テラダイン 113.23 -0.74%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 210.5 +0.93%
☆ エヌビディア 128.68 +3.08%
◆ ASML 739.13 -0.47%
◆ インテル 19.38 -1.37%
★ QCOM クアルコム 169.32 -3.72%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 182.8 +1.18%
◆ AMD 110.16 -1.65%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 94.54 +1.00%
◇ テラダイン 114.07 +1.30%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 208.57 +2.22%
☆ エヌビディア 124.83 +5.21%
◇ ASML 742.59 +1.53%
◇ インテル 19.65 +1.87%
◇ QCOM クアルコム 175.86 +1.63%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 180.67 +1.18%
★ AMD 112.01 -6.27%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 93.6 +3.24%
◇ テラダイン 112.61 +0.84%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドルもみあい ◇円もみあい.151円半ば
//▲▽◆▲▽//◆◆▲▲◆ 
・ブルームバーグ・ドル指数はこの日の高値に上昇。--トランプ大統領が報復としての相互関税を来週発表すると。
・ドルは対円でほぼ変わらず。トランプ大統領は石破茂首相と初めて会談し、日本に対する関税も選択肢の一つだと発言。円は一時1ドル=150円93銭まで上昇した。

ドル円相場は *米東部時間 16時 51 分
⇒¥151.41 ¥0.00 0.00%
⇒¥151.47 -¥1.14 -0.75%
⇒¥152.64 -¥1.70 -1.10%

2.7
ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、アループ・チャタジー氏
「関税に関してはニュース出尽くしから程遠い。マーケットは覚悟した方が良い」と。

【米国株】
▲下落
//▲▽◆◇▲//▼◇◇◇▲ 

・7日の米株式相場は下落。--株式相場は週間ベースでマイナスに転じた。
・トランプ米政権の関税政策をインフレ面で懸念するウォール街に、この日の経済統計は安心材料を提供しなかった。
・トランプ大統領は来週に同様の関税を課して報復する「相互関税」を発表すると述べ、主要な貿易相手国との貿易戦争をエスカレートさせる考えを明らかにした。

・午前に発表された消費者マインド指数を受けて、株価はすでに下落。同指標ではインフレ期待の上昇も示された。
・強弱混在の雇用統計は減速しつつも依然健全な労働市場を浮き彫りにし、賃金は大きく上昇。
・昨年3度にわたって政策金利を引き下げたFOMCは追加利下げを急がない姿勢を見せており、最新の経済統計はそのスタンスの正しさも裏付けている。次の政策行動は依然として利下げだと市場ではみられているが、9月までは100%の確率として織り込まれていない。

・前日のアマゾン・ドット・コムによる業績見通しが失望され、大型ハイテク株はこの日の市場で下げた。


2.7
プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏
「労働市場の底堅さと賃金上昇圧力の持続というのが大局的な見方だ」と。
「FOMCが直ちに利下げする理由はほとんどない」と述べた。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「強い賃金上昇は労働者にとって良いことであり、個人消費にとってポジティブな材料と捉えるべきだ」と。
その上で「しかしウォール街ではここ数年、賃金上昇率が高まり過ぎるとインフレ率が上昇する可能性があるとして、この指標を注意深く見てきた」と説明。
今回の雇用統計は主要項目以外の部分では特に警戒すべきものはないとしつつ、「一部の投資家はインフレや利下げを巡る影響を懸念しているかもしれないが、誤解するべきではない。経済や労働市場は悪化するよりも、好調である方が良いに決まっている。株式は穏やかなインフレ状況下で好調になる傾向がある」とケンウェル氏。

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのリンゼイ・ロズナー氏
米金融当局はこの日の統計を過度に解釈することには慎重になるだろうと。

【米国債】
▲下落
//▽◇◇-◆//◆▽▽◆▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・雇用統計を受けた軟調は、終盤まで続いた。
・雇用統計は強弱混在となり、政策金利はしばらく据え置かれるとの見方が市場では維持された。

・米10年債利回り
⇒4.49% 5.9 +1.32%
⇒4.43% 1.4 +0.32%
⇒4.42% -8.8 -1.96%
  
  
2.7
アムンディの債券・為替戦略ディレクター、パレシュ・ウパダヤ氏
「市場の見通しとしては、3月利下げの窓は完全に閉ざされた」と。
「今は一時停止の段階だ。政策不透明感という点を加味すれば、期限なしの一時停止かもしれない」と。

【原油】
▽反発
//▲◇▲◇◆//◇◆▲▲▽ 
・週間ベースでは3週連続下落となった。トランプ氏による対中関税引き上げで需要が減退するとの懸念が強まった。

・中国の製油所の稼働率は新型コロナ禍が始まった当時以来の水準に低下し、弱気なセンチメントを助長した。米国によるこれまでの対ロシア制裁で、中国の主要な原油供給源が絶たれたほか、需要も低迷しつつあるようだ。

⇒WTI先物3月限は、前日比39セント(◇0.6%)高の1バレル=71ドル。
⇒WTI先物3月限は、前日比42セント(◆0.6%)安の1バレル=70.61ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比1.67ドル(▲2.3%)安の1バレル=71.03ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は前日比◇0.5%高の74.66ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◆0.4%安の74.29ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は▲2.1%安の74.61ドル。


2.7
A/Sグローバル・リスク・マネジメントのチーフアナリスト、アルネ・ローマン・ラスムッセン氏
「原油価格は引き続き圧迫されているが、現行水準近辺で支えられている兆しも見られる」と。
「中国の財に対する米国の関税は景気減速をさらに悪化させる可能性があると市場は警戒している」と。

【NY金】
◇小幅反発
//▲◇-▽◇//◇◇◇◆◇
・1月の米雇用統計は金利据え置きの論拠を後押しする内容となり、利息を生まない金にとって理論的に弱材料となった。ただし、金は根強い逃避需要に支えられている。
・トランプ氏が同盟国にも敵対国にも関税を課すという警告を実行に移すとの懸念から、金に投資資金が流入。トランプ氏はこの日、同様の関税を課して報復する相互関税の導入計画を来週公表する計画だと語った。同氏が仕掛ける貿易戦争を大きくエスカレートさせる形になる。

⇒金先物4月限は、同10.90ドル(◇0.4%)高の2887.60ドル。
⇒先物4月限は、前日比17.20ドル(◇0.6%)高の1オンス=2893.00ドル。
⇒金先物4月限は、18.70ドル(◇0.7%)高の2875.80ドル。

2.7
TDセキュリティーズの商品戦略世界責任者バート・メレク氏
中国の中央銀行といった「公的部門による力強い購入継続」も金がこの先上昇するのを大いに支えるはずだと指摘。
生命保険会社のポートフォリオに金を組み入れるという中国での提案も支援になると付け加えた。


【欧州株】

2.5
英FTSETM100指数 8,623.29 +52.52 +0.61%
独DAX指数 21,585.93 +80.23 +0.37%
仏CAC指数 7,891.68 -14.72 -0.19%
--------------------------------------------------------------
2.6
英FTSETM100指数 8,727.28 +103.99 +1.21%
独DAX指数 21,902.42 +316.49 +1.47%
仏CAC指数 8,007.62 +115.94 +1.47%
--------------------------------------------------------------
2.7
英FTSETM100指数 8,700.53 -26.75 -0.31%
独DAX指数 21,787.00 -115.42 -0.53%
仏CAC指数 7,973.03 -34.59 -0.43%
--------------------------------------------------------------

⇒∇反発.+2Gap ⇒∇wr.高値更新 ⇒▲nrはらみ.調整へ 
⇒∇吞込み ⇒∇窓破.高値更新 ⇒▲はらみ.調整へ
⇒-△はらみ.様子見 ⇒∇窓破.高値更新 ⇒▲nrはらみ.調整へ  

▲下落
//-◇◇◇◇//▼◇◇▽▲
・欧州株は、米国のトランプ大統領が7日中にも報復関税を発表すると発言したことから懸念が広がり、6日までの3連騰を終えた。
・ストックス欧州600種指数は、ロンドン市場の終値時点で0.4%下落。
・仏化粧品大手ロレアルが2024年10ー12月期決算の売上高が市場予想を下回ったことなどから下落。
・ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナルも、配当が期待外れとなり下落。

【欧州債】
◇上昇
//◇◆◆◇◇//◇◆◇◆◇ 
・米利下げ観測後退で欧州債買われる。--米雇用統計が減速はしているものの、堅調な雇用の伸びが確認され、米金融当局に対する利下げ観測が後退した。
・ドイツの10年債が週次ベースで2週連続上昇。
・ECBのエコノミストは7日、 景気を抑制も刺激もしない中立金利は恐らく1.75-2.25%の間にあるとの推測を発表した。これを受け、市場は年内に1.90%まで利下げが行われると織り込んでいる。


・独国債10年物
⇒2.37% -0.01
⇒2.38% +0.01
⇒2.37% -0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% -0.01
⇒4.49% +0.05
⇒4.44% -0.09
---------------------------

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.日鉄は買収へ望みつなぐ
トランプ米大統領は6日、USスチールのデービッド・ブリット最高経営責任者(CEO)と会談する。ホワイトハウス高官が確認した。~ 翌7日には、トランプ氏は石破茂首相とホワイトハウスで会談する予定だ。バイデン前大統領によって阻止され、訴訟に発展している日本製鉄による買収計画の行方を巡って、さまざまな臆測を呼んでいる。~ 日鉄の森高弘副会長は6日の決算会見で、石破首相とトランプ大統領の首脳会談により、USスチール買収計画が前進することに期待感を表明。トランプ大統領にこれが最善の取引だと理解してもらい、道が開けることを望んでいると語った。

②.「強いドル」堅持
ベッセント米財務長官は、米国はトランプ大統領の下でも「強いドル」政策を続けると表明した。「強いドル政策はトランプ大統領によって完全に維持されている」とブルームバーグとのインタビューで発言。~ 「われわれはドルが強いことを望んでいる。われわれが望まないのは他の国が自国の通貨を弱くすることや、貿易を操作することだ」と述べた。また予見可能な将来に国債発行に変更はないと説明。~ パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長と建設的な会談を持ったとも話した。

③.米雇用統計の年次改定
7日に発表される米雇用統計の年次改定では、過去分の雇用者数の伸びが大幅な下方修正となる見通しだが、当初の想定ほどの落ち込みにはならないとみられている。~ 年次改訂は通常ならあまり注目されることはないが、労働省労働統計局(BLS)が8月に発表した推計値では2009年以来最大の下方修正となることが示されており、今回は市場関係者の関心が高まっている。~ 推計値では、2024年3月までの1年間の米雇用者数の伸びが81万8000人下方修正されることが示された。エコノミストは年次改定での下方修正幅が、実際には60万-70万人程度になると予想している。

④.英中銀のタカ派トーン
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を0.25ポイント引き下げ、1年7カ月ぶり低水準となる4.5%とした。~ 同時に、インフレ率を目標の2%に戻すにはあと2回の利下げで十分だとの考えを示唆し、タカ派的なトーンを打ち出した。~ だが、金融政策委員会の7人が0.25ポイント利下げを支持する一方、2人は0.5ポイントの引き下げを主張。これを受けて、ポンドは一時1.2%安の1.2361ドルに下落。短期金融市場では年内さらに0.25ポイント利下げが3回あるとの見方が優勢になった。

⑤. ECBが中立金利の推定値公表へ
欧州中央銀行(ECB)は経済における需要を抑制も促進もしない理論上の水準である中立金利の新たな推定値を、7日に発表する。ユーロ圏の政策金利の先行きを議論する上で重要な情報が加わることになる。~ ラガルド総裁は「この研究を基に政策を決定する」と述べ、「金融政策スタンスをどうするべきか」を判断するのに役立つだろうと語った。~ ラガルド氏自身は中立金利の範囲を1.75-2.25%と示唆しているが、推定値の発表によりECBの着地点についてさらなる明確性がもたらされそうだ。
7日 【日本株】
日経平均 38,787.02 -279.51 -0.72%
TOPIX 2,737.23 -14.97 -0.54%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒▽nr.買戻し ⇒▲トリプル
TOPIX ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒ ⇒▲逆立.Sup200MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.69 +0.06 +0.28% ⇒▽nr上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.63 -1.09 -4.80% ⇒▲下がる ( 21台 )
日経平均VI 22.72 -0.48 -2.07% ⇒-△陽下げ ( 22台 )
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7日、長期金利が14年ぶり高水準、円は2カ月ぶり高値から反落

7日、東京株式相場は反落。
・外国為替市場で円が一時1ドル=150円台後半と2カ月ぶりの高値を付けたため、業績の先行き懸念から輸送用機器や精密機器など輸出関連株が安い。

・決算内容に基づく選別色も鮮明で、今期業績計画の上方修正を見送った東エレクが下げ、通期計画を下方修正したニコンは急落。

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三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト
1ドル=150円に迫る円高は現状の企業業績にとって問題はないが、これ以上の円高は輸出企業にとって重荷になる可能性があると。
日米首脳会談も大きなイベントで、日本経済を考える上で重要だと。

東海東京インテリジェンス・ラボの杉浦誠司シニアアナリスト
スバルへの買いは上方修正に加え、総還元性向と株主資本配当率(DOE)の合わせ技と分析。

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日経平均は4日ぶりに反落、円高ドル安の加速が重しに

・昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、7日の日経平均は158.77円安の38907.76円と4日ぶり反落して取引を開始。

・外為市場で円高・ドル安方向への動きが進んだことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。
・値がさの東エレク<8035>が決算発表時に2025年のWFE見通しの見直しを行い大幅安となったことも影響。
・一方、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となり下げ幅は限定的となった。

・大引けの日経平均は前日比279.51円安(-0.72%)の38787.02円。

・鉄鋼、石油・石炭、海運、金属製品、空運などが上昇。
・ガラス・土石、精密機器、不動産、その他製品、輸送用機器などが下落。

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【個別銘柄】東京エレクトロン など 


▲東京エレクトロン 25500 -1080大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1996億円で前年同期比50.7%増となり、1800億円程度の市場予想を上振れ。通期予想6800億円は据え置いた。ただ、大きなサプライズまでには至らず、ポジティブ反応は限定的。
会社側では、WFEの見方として、昨年の暫定実績が1100億ドル程度で、今年はこれまでの2ケタ成長見通しから前年同等程度と見直しており、マイナス視する流れも。

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2.7 動いた株・出来た株
◇花王<4452> 6456 +291 ⇒ 今期増益ガイダンスで安心感も。
◆ニコン<7731> 1610 -83.5 ⇒ 通期営業益予想を下方修正している。
◆東京エレクトロン<8035> 25535 -1045 ⇒ 25年のWFE見通しの見直しなどマイナス視も。
◆NTTデータグループ<9613> 3084 -110 ⇒ 10-12月期はコンセンサスをやや下振れ。
◆日本製鋼所<5631> 5614 -199 ⇒ 特に材料ないが本日は防衛関連がさえない動きとなり。

2025年2月7日金曜日

▲ドルとユーロ弱い 円全面高.151円半ば 原油.▲切下げ.70ドル台 令和7.2.7.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.日鉄は買収へ望みつなぐ
トランプ米大統領は6日、USスチールのデービッド・ブリット最高経営責任者(CEO)と会談する。ホワイトハウス高官が確認した。~ 翌7日には、トランプ氏は石破茂首相とホワイトハウスで会談する予定だ。バイデン前大統領によって阻止され、訴訟に発展している日本製鉄による買収計画の行方を巡って、さまざまな臆測を呼んでいる。~ 日鉄の森高弘副会長は6日の決算会見で、石破首相とトランプ大統領の首脳会談により、USスチール買収計画が前進することに期待感を表明。トランプ大統領にこれが最善の取引だと理解してもらい、道が開けることを望んでいると語った。

②.「強いドル」堅持
ベッセント米財務長官は、米国はトランプ大統領の下でも「強いドル」政策を続けると表明した。「強いドル政策はトランプ大統領によって完全に維持されている」とブルームバーグとのインタビューで発言。~ 「われわれはドルが強いことを望んでいる。われわれが望まないのは他の国が自国の通貨を弱くすることや、貿易を操作することだ」と述べた。また予見可能な将来に国債発行に変更はないと説明。~ パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長と建設的な会談を持ったとも話した。

③.米雇用統計の年次改定
7日に発表される米雇用統計の年次改定では、過去分の雇用者数の伸びが大幅な下方修正となる見通しだが、当初の想定ほどの落ち込みにはならないとみられている。~ 年次改訂は通常ならあまり注目されることはないが、労働省労働統計局(BLS)が8月に発表した推計値では2009年以来最大の下方修正となることが示されており、今回は市場関係者の関心が高まっている。~ 推計値では、2024年3月までの1年間の米雇用者数の伸びが81万8000人下方修正されることが示された。エコノミストは年次改定での下方修正幅が、実際には60万-70万人程度になると予想している。

④.英中銀のタカ派トーン
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を0.25ポイント引き下げ、1年7カ月ぶり低水準となる4.5%とした。~ 同時に、インフレ率を目標の2%に戻すにはあと2回の利下げで十分だとの考えを示唆し、タカ派的なトーンを打ち出した。~ だが、金融政策委員会の7人が0.25ポイント利下げを支持する一方、2人は0.5ポイントの引き下げを主張。これを受けて、ポンドは一時1.2%安の1.2361ドルに下落。短期金融市場では年内さらに0.25ポイント利下げが3回あるとの見方が優勢になった。

⑤. ECBが中立金利の推定値公表へ
欧州中央銀行(ECB)は経済における需要を抑制も促進もしない理論上の水準である中立金利の新たな推定値を、7日に発表する。ユーロ圏の政策金利の先行きを議論する上で重要な情報が加わることになる。~ ラガルド総裁は「この研究を基に政策を決定する」と述べ、「金融政策スタンスをどうするべきか」を判断するのに役立つだろうと語った。~ ラガルド氏自身は中立金利の範囲を1.75-2.25%と示唆しているが、推定値の発表によりECBの着地点についてさらなる明確性がもたらされそうだ。
7日 【日本株】
日経平均 38,787.02 -279.51 -0.72%
TOPIX 2,737.23 -14.97 -0.54%
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日経平均 ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒▽nr.買戻し ⇒▲トリプル
TOPIX ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒ ⇒▲逆立.Sup200MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.69 +0.06 +0.28% ⇒▽nr上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.63 -1.09 -4.80% ⇒▲下がる ( 21台 )
日経平均VI 22.72 -0.48 -2.07% ⇒-△陽下げ ( 22台 )
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7日、長期金利が14年ぶり高水準、円は2カ月ぶり高値から反落

7日、東京株式相場は反落。
・外国為替市場で円が一時1ドル=150円台後半と2カ月ぶりの高値を付けたため、業績の先行き懸念から輸送用機器や精密機器など輸出関連株が安い。

・決算内容に基づく選別色も鮮明で、今期業績計画の上方修正を見送った東エレクが下げ、通期計画を下方修正したニコンは急落。

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三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト
1ドル=150円に迫る円高は現状の企業業績にとって問題はないが、これ以上の円高は輸出企業にとって重荷になる可能性があると。
日米首脳会談も大きなイベントで、日本経済を考える上で重要だと。

東海東京インテリジェンス・ラボの杉浦誠司シニアアナリスト
スバルへの買いは上方修正に加え、総還元性向と株主資本配当率(DOE)の合わせ技と分析。

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日経平均は4日ぶりに反落、円高ドル安の加速が重しに

・昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、7日の日経平均は158.77円安の38907.76円と4日ぶり反落して取引を開始。

・外為市場で円高・ドル安方向への動きが進んだことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。
・値がさの東エレク<8035>が決算発表時に2025年のWFE見通しの見直しを行い大幅安となったことも影響。
・一方、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となり下げ幅は限定的となった。

・大引けの日経平均は前日比279.51円安(-0.72%)の38787.02円。

・鉄鋼、石油・石炭、海運、金属製品、空運などが上昇。
・ガラス・土石、精密機器、不動産、その他製品、輸送用機器などが下落。

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【個別銘柄】東京エレクトロン など 


▲東京エレクトロン 25500 -1080大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1996億円で前年同期比50.7%増となり、1800億円程度の市場予想を上振れ。通期予想6800億円は据え置いた。ただ、大きなサプライズまでには至らず、ポジティブ反応は限定的。
会社側では、WFEの見方として、昨年の暫定実績が1100億ドル程度で、今年はこれまでの2ケタ成長見通しから前年同等程度と見直しており、マイナス視する流れも。

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2.7 動いた株・出来た株
◇花王<4452> 6456 +291 ⇒ 今期増益ガイダンスで安心感も。
◆ニコン<7731> 1610 -83.5 ⇒ 通期営業益予想を下方修正している。
◆東京エレクトロン<8035> 25535 -1045 ⇒ 25年のWFE見通しの見直しなどマイナス視も。
◆NTTデータグループ<9613> 3084 -110 ⇒ 10-12月期はコンセンサスをやや下振れ。
◆日本製鋼所<5631> 5614 -199 ⇒ 特に材料ないが本日は防衛関連がさえない動きとなり。
//◆▲▽◆▲▽//◆◆◆▲▲ ドル円 151円台( 金融政策意識 )
//◆▲◇◆▲◇//▲▽◇▲▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲◇▽//_▲◇▲▲ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドルとユーロ弱い 円全面高.151円半ば 原油.▲切下げ.70ドル台  
2.7
米ドル/円 151.44 - 151.47
ユーロ/円 157.21 - 157.30
ユーロ/米ドル 1.0378 - 1.0387
英ポンド/円 188.30 - 188.38
豪ドル/円 95.15 - 95.18
スイスフラン/円 167.32 - 167.41
原油(WTIC原油先物) 70.48 -0.63 -0.89 ⇒◇nr入首 ⇒▲逆立 ⇒▲切下げ

▲ドルとユーロ急落 円全面高.152円半ば 原油.▲逆立.71ドル台 
2.6
米ドル/円 152.53 - 152.60
ユーロ/円 158.72 - 158.75
ユーロ/米ドル 1.0400 - 1.0410
英ポンド/円 190.78 - 190.80
豪ドル/円 95.87 - 95.89
スイスフラン/円 169.27 - 169.30
原油(WTIC原油先物) 71.11 -1.57 -2.16 ⇒▲wr吞込み ⇒◇nr入首 ⇒▲逆立

◆ドル弱い含み 円もみあい.154円台 原油.◇nr入首.72ドル半ば  
2.5
米ドル/円 154.33 - 154.34
ユーロ/円 160.11 - 160.19
ユーロ/米ドル 1.0374 - 1.0381
英ポンド/円 192.50 - 192.64
豪ドル/円 96.47 - 96.58
スイスフラン/円 170.41 - 170.51
原油(WTIC原油先物) 72.68 +0.43 +0.60 ⇒▽nr反発 ⇒▲wr吞込み ⇒◇nr入首

StockCharts ⇒  

2.4
NYダウ   44,556.04 +134.13 +0.30%
S&P500   6,037.88 +43.31 +0.72%
NASDAQ 19,654.01 +262.06 +1.35%
--------------------------------------------------------------
2.5
NYダウ   44,873.28 +317.24 +0.71%
S&P500   6,061.48 +23.60 +0.39%
NASDAQ 19,692.33 +38.31 +0.19%
--------------------------------------------------------------
2.6
NYダウ   44,747.63 -125.65 -0.28%
S&P500   6,083.57 +22.09 +0.36%
NASDAQ 19,791.99 +99.66 +0.51%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽nr.買戻し ⇒▽トリプル浮上.Sup10MA ⇒▼かぶせ.様子見 
S&P500(SPX) ⇒▽切り上げ.Sup50MA ⇒▽切り返し.test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽切り上げ.50MA突破 ⇒▽切り返し.test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破
【 SOX指数 】
5092.59 +1.09(+0.02%) ⇒▽切り上げ.買戻し ⇒▽窓埋め突.test200MA ⇒▽nr切返し.+test200MA

【 VIX恐怖指数 】
15.50 -0.27 (-1.17%) ⇒▲下げ大 ⇒▲切下げ ⇒▲nr切下げ
⇒-1.17P (15台)
⇒-8.37P (15台)
⇒-7.57P (17台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し125ドル安 利益確定売り優勢 ナスダック続伸  
▼かぶせ.様子見
ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落
・7日に1月の米雇用統計が発表されるのを控え、主力株に利益確定売りが出た。決算を発表した一部銘柄に売りが膨らみ、米株相場の重荷となった。

▽nrトリプル.10MA突破
ナスダック総合株価指数は3日続伸
・ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズが上昇。
・決算を発表した英半導体設計のアーム・ホールディングスと半導体のクアルコムが売られた。
NYダウは125ドル安、雇用統計を警戒

・追加利下げ期待や一部主要企業の好決算を好感し、堅調に寄り付いた。

・その後、雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りが強まり、ダウは下落に転じた。

・ナスダックは長期金利の上昇やベッセント財務長官発言で一時失速も押し目からは人工知能(AI)への期待を受けたハイテクの買いが根強く、終盤にかけてナスダックは上げ幅を拡大し、まちまちで終了。
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1.
・ダウ平均は取引開始直後に4万4966ドルに上昇し、昨年12月に付けた最高値(4万5014ドル)に接近した。その後は一転して利益確定や持ち高調整を目的とした売りが主力株に広がった。今回の雇用統計は米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースを見極める上で「重要な試金石になる」(BMOキャピタル・マーケッツのベイル・ハートマン氏)とされ、様子見の投資家が多かった。

・個別ではハネウェル・インターナショナルが5%あまり下げて終えた。6日発表の2024年10〜12月期決算と同時に示した収益見通しがさえなかったうえ、会社分割の計画も公表した。ダウ平均の構成銘柄ではないが、決算を発表した英半導体設計のアーム・ホールディングスと半導体のクアルコムの下げも目立った。

・ダウ平均は下値の堅さも意識された。英イングランド銀行(中央銀行)が6日に利下げを決めたことなどを背景に欧州主要国の株式相場が軒並み上昇した。これが投資家心理の悪化に歯止めをかけ、主力株への買いを誘った面がある。


2.
・食品・飲料・タバコが上昇。
・ヘルスケア機器・サービスが下落。


・アナリストが買いの好機だと指摘したエヌビディアは上昇。
・JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスにも買いが入った。
・鉄鋼会社のUSスチール(X)はトランプ大統領と最高経営責任者(CEO)の会談が報じられ、日鉄による買収を巡る期待感に、買われた。
・ホテルチェーン経営のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(HILT)は第4四半期決算で予想を上回る結果を受け、上昇。
・フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)はニコチンパウチ「Zyn(ジン)」の売り上げが強く2025年の通期調整後1株当たり利益が予想を上回り、上昇。


・セールスフォースやIBM、ナイキのほかアムジェンが下げた。
・テクノロジー会社のハネウエル(HON)は第4四半期決算で増収増益と会社を3分割する計画を発表も通期見通しが予想を下回り、下落。
・英半導体設計のアーム・ホールディングスと半導体のクアルコムの下げも目立った。
・オンライン小売のアマゾン(AMZN)は取引終了後に四半期決算を発表。第1四半期の売上見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。


3.
・ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズが上昇。
・決算を発表した英半導体設計のアーム・ホールディングスと半導体のクアルコムが売られた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 210.5 +0.93%
☆ エヌビディア 128.68 +3.08%
◆ ASML 739.13 -0.47%
◆ インテル 19.38 -1.37%
★ QCOM クアルコム 169.32 -3.72%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 182.8 +1.18%
◆ AMD 110.16 -1.65%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 94.54 +1.00%
◇ テラダイン 114.07 +1.30%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 208.57 +2.22%
☆ エヌビディア 124.83 +5.21%
◇ ASML 742.59 +1.53%
◇ インテル 19.65 +1.87%
◇ QCOM クアルコム 175.86 +1.63%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 180.67 +1.18%
★ AMD 112.01 -6.27%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 93.6 +3.24%
◇ テラダイン 112.61 +0.84%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 204.05 +2.13%
◇ エヌビディア 118.65 +1.71%
◇ ASML 731.41 +0.05%
◆ インテル 19.29 -0.46%
◇ QCOM クアルコム 173.04 +1.64%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 178.56 -0.13%
☆ AMD 119.5 +4.58%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 90.66 +0.82%
◇ テラダイン 111.67 +0.52%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドルとユーロ弱い 円全面高.151円半ば
//▲▽◆▲▽//◆◆▲▲ 
・ブルームバーグ・ドル指数は朝方の上昇分を失い、前日終値付近。
・円は対ドルで上昇。一時は1ドル=151円24銭まで上げた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 51 分
⇒¥151.47 -¥1.14 -0.75%
⇒¥152.64 -¥1.70 -1.10%
⇒¥154.32 -¥0.41 -0.26%

2.6
ウェルズ・ファーゴの新興国市場担当エコノミスト兼外国為替ストラテジスト、ブレンダン・マッケンナ氏
「結局のところトランプ氏は弱いドルへの操縦はできないとわれわれは勘ぐっていたが、ベッセント氏のコメントは米政府機関が概して強いドル政策を今も支持するとの見方を裏付けたようだ」と。

【米国株】
◇続伸
//▲▽◆◇▲//▼◇◇◇ 

・6日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅続伸。
・強弱混在の企業決算を消化しつつ、7日発表の雇用統計に身構える格好となった。

・引け後にアマゾン・ドット・コムが発表した業績見通しはアナリスト予想に届かず、株価は時間外で大きく下げた。
・クアルコムは新型端末向けの需要が振るわないとの懸念から、株価が下落。
・フォード・モーターは利益見通しが警戒されて株価は下げた。
・フィリップ・モリス・インターナショナルは上場来高値を更新。ニコチンパウチの売上高が好調だった。

・この日発表された経済統計では、新規失業保険申請件数が増加したが比較的抑制された状況は続いていることが示された。米労働生産性は2024年10-12月(第4四半期)、着実なペースで上昇した。7日は1月の雇用統計だけでなく、前年3月までの12カ月間の年次ベンチマーク(基準)改定にも注目が集まる。


2.6
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏
「今週発表された統計はこれまでのところ、労働市場では雇用も解雇も大規模ではなさそうだということを浮き彫りにした」と。
「7日の雇用統計も似たような状況を描くのか見てみたい。それが分かるまで市場は様子見の姿勢でいたいかもしれない」と。

パイパー・サンドラーがまとめたデータ
雇用統計発表後のS&P500種は上下いずれかの方向に0.9%動くとの見方が、オプション市場からうかがわれる。過去1年に実際の雇用統計発表後に見られた値動きの平均とほぼ一致すると。

ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」の創業者トム・エッセイ氏
「7日の雇用統計が市場にとって重要なのは、ゴルディロックス的な内容となれば関税や政策といったノイズが存在する今の環境において相場のサポートになりそうだからだ」と。
「しかしゴルディロックスではなかった場合は、リスク資産への向かい風を強め、株価を圧迫する可能性が高い」と。

パラス・キャピタル・アドバイザーズのガウラブ・マリク氏
「非農業部門雇用者数の伸びが17万から20万人の間に収まれば、市場はボラティリティーを引き起こすことなく、この数字を十分吸収できるはずだ」と。
「これを大きく上回る数字だった場合、年内の追加利下げ見通しはなくなる可能性がある。大きく下回る数字なら、労働市場の冷え込みに対する懸念が浮上する」と。

【米国債】
◆小幅安
//▽◇◇-◆//◆▽▽◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・ベッセント財務長官の発言を受けて下げ幅を縮小した。ベッセント氏はトランプ政権下で10年債利回りが低下軌道をたどるとの見方をあらためて示した。

・米10年債利回り
⇒4.43% 1.4 +0.32%
⇒4.42% -8.8 -1.96%
⇒4.51% -4.4 -0.98%
  
  
2.6
ベッセント氏 
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を批判することは控えたいと述べ、トランプ政権は利下げの有無よりも、10年債利回りの低下につながる政策行動に重点を置いていると述べた。

【原油】
▲続落
//▲◇▲◇◆//◇◆▲▲ 
・トランプ大統領はこの日、原油価格の引き下げにあらためて強い意欲を示した。

・トランプ氏は全米祈祷朝食会での演説で、国内での石油生産を促進してエネルギー価格を下げると表明。トランプ政権の内務長官とエネルギー長官の下で「これまで誰もみたことがないほど多くの液体の金(原油・ガス)が地下から掘り出されることになる」とし、「われわれはエネルギー価格を下げるつもりであり、他のすべてはそれに続く」と語った。

⇒WTI先物3月限は、前日比42セント(◆0.6%)安の1バレル=70.61ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比1.67ドル(▲2.3%)安の1バレル=71.03ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比46セント(◆0.6%)安の1バレル=72.70ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◆0.4%安の74.29ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は▲2.1%安の74.61ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◇0.3%高の76.20ドル。


2.6
フランチェスコ・マルトチャ氏らシティグループのアナリスト
「トランプ大統領が原油市場に与える影響は最終的には弱材料になろうとの見方を当社は維持する」と。
「具体的には、トランプ氏はこれまで一貫して、エネルギー価格の低下で米国のインフレ、金利、債務、生活費の問題を解決すると強調してきた。これこそ、同氏に大統領選勝利をもたらした核心的な問題だ」と。

【NY金】
◆反落
//▲◇-▽◇//◇◇◇◆
・スポット価格は前日まで5営業日続伸し、過去最高値を更新していた。

⇒先物4月限は、前日比17.20ドル(◇0.6%)高の1オンス=2893.00ドル。
⇒金先物4月限は、18.70ドル(◇0.7%)高の2875.80ドル。
⇒金先物4月限は、10.20ドル(◆0.4%)下げて2835ドル。

2.6
シティグループのアナリスト
トランプ米大統領の政治姿勢がもたらす地政学的緊張が安全資産への需要を強めるとの理由で、金の強気相場は継続すると。
投資家が安全資産として金を選好する動きは今後も続き、中央銀行も金準備を積み増す公算が大きいと指摘。金価格が向こう3カ月以内に1オンス=3000ドルに上昇するとの予想を示した。


【欧州株】

2.4
英FTSETM100指数 8,570.77 -12.79 -0.15%
独DAX指数 21,505.70 +77.46 +0.36%
仏CAC指数 7,906.40 +51.48 +0.66%
--------------------------------------------------------------
2.5
英FTSETM100指数 8,623.29 +52.52 +0.61%
独DAX指数 21,585.93 +80.23 +0.37%
仏CAC指数 7,891.68 -14.72 -0.19%
--------------------------------------------------------------
2.6
英FTSETM100指数 8,727.28 +103.99 +1.21%
独DAX指数 21,902.42 +316.49 +1.47%
仏CAC指数 8,007.62 +115.94 +1.47%
--------------------------------------------------------------

⇒▼nr.様子見 ⇒∇反発.+2Gap ⇒∇wr.高値更新 
⇒▽nr切り上げ.様子見 ⇒∇吞込み ⇒∇窓破.高値更新
⇒▽切り上げ.買戻し ⇒-△はらみ.様子見 ⇒∇窓破.高値更新  

▽続伸
//-◇◇◇◇//▼◇◇▽
・欧州株式は過去最高値を更新。--1月31日につけた最高値を上回った。
・米国との貿易に対する不確実性が高まっているものの、堅調な企業業績が続くとの楽観的な見方が広がっている。イングランド銀行の利下げも株高につながった。
・ストックス欧州600種指数は1.2%上昇。
・デンマークの海運大手APモラー・マースクは、最大144億クローネ(約3040億円)規模の自社株買いと、世界的なコンテナ市場が成長するとの予測を示したことを受け、株価が急騰。
・英医薬品大手アストラゼネカは、10-12月期(第4四半期)の利益と売上高が予想を上回ったと発表し、上昇。

【欧州債】
◆下落
//◇◆◆◇◇//◇◆◇◆ 
・6日の欧州債券市場は、イングランド銀行(英中央銀行)が25ベーシスポイント(1bp=0.01%)の利下げを行った上、政策委員会のマン委員が50bpの利下げを推す考えを示したことから、今後さらなる利下げが行われるとの予測が広がった。
・ドイツ債は全年限で下落した。
・イタリア債はユーロ圏の他の国債を若干上回った。


・独国債10年物
⇒2.38% +0.01
⇒2.37% -0.03
⇒2.40% +0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.49% +0.05
⇒4.44% -0.09
⇒4.52% +0.04
---------------------------

2025年2月6日木曜日

▲ドルとユーロ急落 円全面高.152円半ば 原油.▲逆立.71ドル台 令和7.2.6.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米経済指標
米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業総合景況指数は52.8と、前月から低下。新規受注の指数が7カ月ぶりの水準に落ち込み、米経済の最大部分を占めるサービス業の勢いがやや失速していることが示唆された。~ ADPが発表した1月の民間雇用者数は18万3000人増と、市場予想を上回る伸び。不確実性が高まる中でも雇用が底堅いことを示した。~ 昨年12月の貿易赤字は984億ドルと、前月から大幅に拡大。関税引き上げを掲げるトランプ大統領の2期目就任を控え、輸入が急増したことが背景にある。

②.中長期債発行のガイダンス維持
米財務省は、中長期債の発行規模を「少なくとも向こう数四半期」据え置くとするガイダンスを維持した。ベッセント財務長官は就任前、イエレン前長官の下での発行戦略を批判していたが、修正や撤回には動かなかった。~ 四半期定例入札の規模は1250億ドル(約19兆1250億円)に据え置いた。中長期債発行規模に関するガイダンスは、昨年のこの時期から発表文に盛り込まれている。~ ベッセント長官ら多くの共和党員はイエレン前長官について、昨年11月の米選挙の前に長期の借り入れコストを抑制して景気を支えるため、中長期債の発行を人為的に抑えていると批判していた。イエレン氏はそうした事実は一切ないと述べている。

③.ウクライナ停戦計画
米国の同盟国は、2月14-16日にドイツで開催される「ミュンヘン安全保障会議」で、トランプ政権がウクライナでの戦争を終結させる計画を発表すると予想している。~ 米国のウクライナ・ロシア担当特使を務めるキース・ケロッグ氏によって同盟国に提示される見通し。~ 計画には紛争を凍結し、ロシア軍が占領している領土については未解決のままにする一方、ロシアが再び攻撃できないようウクライナに安全保障を確約することなどが含まれる可能性がある。

④.ソフトバンクGがアンペア買収で合意間近
ソフトバンクグループは半導体設計会社アンペア・コンピューティングの買収に向け最終段階の交渉を進めていることが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。~ 米オラクルが出資するアンペアの企業価値は負債を含め約65億ドル(約9900億円)と評価される可能性がある。~ 合意は数週間以内に発表されると考えられるという。

⑤. 仏で不信任決議案を否決
フランスの国民議会(下院)は、バイル内閣に対する不信任決議案を否決した。バイル首相は3日、憲法の特例条項を使って25年予算案の採択を強行。これが不信任動議を招いた。~ ただ、不信任を訴えていた左派連合のうち、社会党はこの動議を支持しない姿勢を示していたことから今回、可決される見込みはほぼなかった。~ 否決により、数カ月に及ぶ政治的な混乱が収束し、2025年予算の確保にこぎ着けたことになる。
6日 【日本株】
日経平均 39,066.53 +235.05 +0.61%
TOPIX 2,752.20 +6.79 +0.25%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+▼陰反発.買戻し ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒▽nr.買戻し
TOPIX ⇒+▼陰反発.買戻し ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒+▼nr.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 21.63 -1.09 -4.80% ⇒▲下がる ( 21台 )
日経平均VI 22.72 -0.48 -2.07% ⇒-△陽下げ ( 22台 )
日経平均VI 23.20 -1.43 -5.81% ⇒-△陽下げ ( 23台 )
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6日、円が上昇、日銀利上げ観測強まる-30年入札順調で債券高

6日、東京株式相場は3日続伸。
・米国の長期金利低下を好感した買いが優勢で、国内企業の決算を材料に個別銘柄を物色する動きも。

・決算関連ではルネサスエレクトロニクスや野村ホールディングスが上昇。
・円高で自動車など輸出関連株の一角は下げ。

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T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダー
市場は先週のハイテク株安と今週の米関税ショックをこなしていったん落ち着いていると。
一方、為替の円高傾向が重しになっているとし、今週末の日米首脳会談への警戒感があり、相場の上値は重い。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
これまでのデータや日銀の会見を踏まえると違和感のある内容ではないとし、日本株は上げ幅を縮めたとはいえ反応は限定的と。

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日経平均は3日続伸、半導体株買われるも円高が重しに

・主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、6日の日経平均は146.10円高の38977.58円と3日続伸して取引を開始。

・中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.31%上昇と、ダウ平均やナスダックと比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価の支えとなったほか、海外市場で米長期金利が低下したことも安心感となった。
・一方、外為市場では円高・ドル安に振れており、東京市場で輸出株などの株価の重しとなり、買い一巡後は上げ幅をやや縮小する展開。

・大引けの日経平均は前日比235.05円高(+0.61%)の39066.53円。

・空運、その他製品、証券・商品先物、ガラス・土石、精密機器などが上昇。
・輸送用機器、銀行、卸売、情報・通信、非鉄金属などが下落。

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【個別銘柄】野村HD、バンナムHD、ダイキン工業、トヨタ自 など 


▽野村HD 1037.5 37.5大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期税前利益は1383億円で前年同期比75.7%増、前四半期比でも4%増と順調推移になっている。米国や欧州での収益が改善する形になっている。証券化収益が好調だったもよう。
また、港区高輪の土地・建物を3月~4月にかけて売却すると発表したこと、創立100周年記念配当を実施することなども評価材料につながる。

▽バンナムHD 4822 +433大幅続伸。
前日の前引け後に決算を発表したが、直後に株価は急伸して、本日も一段高の展開に。10-12月期営業利益は656億円で前年同期比5.1倍となり、市場予想を20億円程度上回ったとみられる。
また、通期予想は従来の1600億円から1800億円、前期比98.5%増に上方修正。コンセンサスは1700億円程度であった。株主還元強化の新中計、自社株買いの実施発表なども好材料視。

▲ダイキン工業 16750 -1010大幅続落。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は721億円で前年同期比2.0%増となり、870億円程度の市場予想を下回っている。想定通りに中国での販売が低迷しているほか、米国でもユニットエアコンの売り上げが伸び悩んでいるもよう。
第3四半期累計営業利益は3187億円で前年同期比4.0%増、据え置きの通期計画4280億円、前期比9.1%増の達成にはやや不透明感も。

▲トヨタ自 2903.5 -59.5大幅反落。
前日の取引時間中に第3四半期決算を発表、その後は買い先行となり、本日も朝方は買い優勢となった。10-12月期営業利益は1兆2153億円で前年同期比27.7%減となり、1兆3500億円程度の市場予想を下振れた一方、通期予想は従来の4兆3000億円から4兆7000億円に上方修正した。
ただ、円相場が一時151円台後半まで円高が進んだため、輸出株全般に利食い売りが広がった。

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2.6 動いた株・出来た株
◇野村<8604> 1062 +62 ⇒ 欧米の収益改善牽引に10-12月期も好業績続く。
◇バンナムHD<7832> 4604 +215 ⇒ 想定以上の上方修正に加えて新中計も評価。
◆KDDI<9433> 4964 -318 ⇒ 第3四半期営業益はコンセンサス小幅下振れへ。
◆ダイキン工業<6367> 16835 -925 ⇒ 10-12月期は小幅増益も市場予想を下回る。
◆本田技研工業<7267> 1438.5 -61.5 ⇒ 日産との統合破談で前日に急伸の反動。
//◆▲▽◆▲▽//◆◆◆▲ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◆▲◇◆▲◇//▲▽◇▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◇▲◇▽//_▲◇▲ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドルとユーロ急落 円全面高.152円半ば 原油.▲逆立.71ドル台 
2.6
米ドル/円 152.53 - 152.60
ユーロ/円 158.72 - 158.75
ユーロ/米ドル 1.0400 - 1.0410
英ポンド/円 190.78 - 190.80
豪ドル/円 95.87 - 95.89
スイスフラン/円 169.27 - 169.30
原油(WTIC原油先物) 71.11 -1.57 -2.16 ⇒▲wr吞込み ⇒◇nr入首 ⇒▲逆立

◆ドル弱い含み 円もみあい.154円台 原油.◇nr入首.72ドル半ば  
2.5
米ドル/円 154.33 - 154.34
ユーロ/円 160.11 - 160.19
ユーロ/米ドル 1.0374 - 1.0381
英ポンド/円 192.50 - 192.64
豪ドル/円 96.47 - 96.58
スイスフラン/円 170.41 - 170.51
原油(WTIC原油先物) 72.68 +0.43 +0.60 ⇒▽nr反発 ⇒▲wr吞込み ⇒◇nr入首

◆ドルもみあい 円高一服に.154円後半 原油.▲wr吞込み.72ドル台  
2.4
米ドル/円 154.72 - 154.78
ユーロ/円 159.97 - 160.02
ユーロ/米ドル 1.0337 - 1.0340
英ポンド/円 192.43 - 192.58
豪ドル/円 96.32 - 96.34
スイスフラン/円 169.89 - 169.95
原油(WTIC原油先物) 72.25 -1.50 -2.04 ⇒▽入首 ⇒▽nr反発 ⇒▲wr吞込み

StockCharts ⇒  

2.5
NYダウ   44,873.28 +317.24 +0.71%
S&P500   6,061.48 +23.60 +0.39%
NASDAQ 19,692.33 +38.31 +0.19%
--------------------------------------------------------------
2.4
NYダウ   44,556.04 +134.13 +0.30%
S&P500   6,037.88 +43.31 +0.72%
NASDAQ 19,654.01 +262.06 +1.35%
--------------------------------------------------------------
2.3
NYダウ   44,421.91 -122.75 -0.28%
S&P500   5,994.57 -45.96 -0.76%
NASDAQ 19,391.95 -235.48 -1.20%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒-△陽下げ.様子見 ⇒▽nr.買戻し ⇒▽トリプル浮上.Sup10MA 
S&P500(SPX) ⇒-△陽下げ.様子見 ⇒▽切り上げ.Sup50MA ⇒▽切り返し.test10MA 
NASDAQ(COMPQ) ⇒-△陽下げ.様子見 ⇒▽切り上げ.50MA突破 ⇒▽切り返し.test10MA
【 SOX指数 】
5091.50 +114.91(+2.31%) ⇒-△陽下げ.様子見 ⇒▽切り上げ.買戻し ⇒▽窓埋め突.test200MA

【 VIX恐怖指数 】
15.77 -1.44 (-8.37%) ⇒+▲陰上げ ⇒▲下げ大 ⇒▲切下げ
⇒-8.37P (15台)
⇒-7.57P (17台)
⇒+13.33P (18台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸し317ドル高 金利低下が支え ナスダックも続伸  
▽トリプル浮上.Sup10MA
ダウ工業株30種平均は続伸
・米長期金利が低下し、株式相場を支えた。4日夕に2024年10〜12月期決算を発表したアムジェンが上昇したことも指数を押し上げた。

▽切り返し.test10MA
ナスダック総合株価指数も続伸
・ブロードコムやマイクロン・テクノロジーなどの半導体株が上昇。
・欧州諸国で電気自動車の販売が急減したテスラが売られた。
・アルファベットが7.2%安。--クラウド事業の伸びが鈍り、嫌気した売り。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も決算を受けて急落。
NYダウは317ドル高、追加利下げ期待

・検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)の冴えない決算を嫌気しハイテクが売られ、寄り付き後、まちまち。

・ナスダックはアルファベットの下落が重しとなったが、半導体エヌビディアの上昇が相殺し、終盤にかけてプラス圏を回復した。

・ダウは追加利下げ期待で金利安、ドル安が買い材料となり、終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・米サプライマネジメント協会(ISM)が5日午前に発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数は52.8と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(54.3)に反し、前月(54.0)から悪化した。米景気の減速を示すと受け止められ、5日の米債券市場で長期金利が一段と低下。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れ、主力株の買いを促した。

・午前の取引でダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。ダウ平均の構成銘柄ではないが、アルファベットが7.2%安で終えた。4日夕に発表した24年10〜12月期決算で売上高が市場予想を下回った。クラウド事業の伸びが鈍り、嫌気した売りが出た。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も決算を受けて急落し、投資家心理の重荷となった。

・ダウ平均の構成銘柄では、アムジェンが6.5%高となった。10〜12月期決算が市場予想を上回る内容だったうえ、肥満症治療薬候補の臨床試験の計画を示し、好感した買いが入った。エヌビディアは5%あまり上昇した。大型ハイテク企業の人工知能(AI)向け投資の拡大が続くとの見方から、買いが集まった。


2.
・半導体・同製造装置が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。


・ボーイングやシスコシステムズ、シャーウィン・ウィリアムズが買われた。
・アムジェンが6.5%高。--肥満症治療薬候補の臨床試験の計画を示し、好感した買い。
・エヌビディアは5%あまり上昇。--スーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)が同社のブラックウエルチップ搭載の新しい人工知能(AI)データセンターシステムの準備が整ったとの発表受け、上昇。
・サーバ―ソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)も上昇。


・ナイキとアマゾン・ドット・コムが下げた。アップルも安かった。
・アップル(AAPL)は中国の競争当局が同社のアプリ開発業者に課す手数料、商慣行を巡り、調査を検討しているとの報道を嫌気し、下落。
・配車サービスを提供するウーバーテクノロジーズ(UBER)は第4四半期決算で売上高が予想を上回ったが、弱い見通しが嫌気され下落。


3.
・ブロードコムやマイクロン・テクノロジーなどの半導体株が上昇。
・半導体のクアルコム(QCOM)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇。
・欧州諸国で電気自動車の販売が急減したテスラが売られた。
・ソフトウエア会社のファイサーブ(FI)は四半期決算で調整後の1株利益や2025年の見通しが予想を上回り、上昇。
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は四半期決算で売上が予想に満たず、下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 208.57 +2.22%
☆ エヌビディア 124.83 +5.21%
◇ ASML 742.59 +1.53%
◇ インテル 19.65 +1.87%
◇ QCOM クアルコム 175.86 +1.63%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 180.67 +1.18%
★ AMD 112.01 -6.27%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 93.6 +3.24%
◇ テラダイン 112.61 +0.84%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 204.05 +2.13%
◇ エヌビディア 118.65 +1.71%
◇ ASML 731.41 +0.05%
◆ インテル 19.29 -0.46%
◇ QCOM クアルコム 173.04 +1.64%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 178.56 -0.13%
☆ AMD 119.5 +4.58%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 90.66 +0.82%
◇ テラダイン 111.67 +0.52%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 199.8 -4.55%
★ エヌビディア 116.66 -2.84%
◆ ASML 731.06 -1.12%
◆ インテル 19.38 -0.26%
◆ QCOM クアルコム 170.24 -1.56%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 178.8 -0.86%
◆ AMD 114.27 -1.45%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 89.92 -1.45%
★ テラダイン 111.09 -4.06%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドルとユーロ急落 円全面高.152円半ば
//▲▽◆▲▽//◆◆▲ 
・5日の外国為替市場ではドルが下落。-- トランプ米政権による関税発動が世界貿易戦争にエスカレートすると危惧されていたが、その脅威は後退した。
・円は一時1.4%上昇し、1ドル=152円12銭とほぼ2カ月ぶりの安値を付けた。ドルは対円で153円付近にあった100日移動平均と200日移動平均を割り込んだ。ユーロは対円で一時1.1%下げ、1ユーロ=158円80銭を付けた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 41 分
⇒¥152.64 -¥1.70 -1.10%
⇒¥154.32 -¥0.41 -0.26%
⇒¥154.85 -¥0.34 -0.22%

2.5
ゴールドマン・サックスの通貨ストラテジスト、テレサ・アルベス氏
「対円でのドルについては、日銀の政策軌道の織り込み直しが売りの戦術を促す可能性がある一方で、米経済の見通しの方が重要性において勝ると、当社では引き続き考えている」と。

ステート・ストリートのグローバルマクロ担当シニアストラテジスト、マービン・ロー氏
「関税について市場はまだ尻込みしているようだ」と。「ドルは強いガードになるだろう」と。

【米国株】
◇続伸
//▲▽◆◇▲//▼◇◇ 

・米株式相場は反発。
・大半のセクターが上昇した一方、一部のハイテク大手から発表された四半期決算は好感される内容ではなかった。

・S&P500種株価指数は朝方の下げから上昇に転じ、約350銘柄が値上がりした。
・エヌビディアが半導体株の上昇をけん引したが、大型ハイテク7強の「マグニフィセントセブン」は全体で1.5%下げた。
・グーグルの親会社アルファベットが決算を受けて約1年ぶりの大幅安となった。
・アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は業績見通しが嫌気されて6.3%下落。

2.5
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
今年最初の数週間に流れた一連のニュースを引き合いに、ボラティリティーはいつ発生してもおかしくないことを投資家は明確に突きつけられたと。
「年間を通じて投資家がいかにボラティリティーをくぐり抜けたかに比べれば、最終的な今年の株価パフォーマンスははるかに重要性で劣る」と。
「2022年終盤からの強くて安定したリターンで、油断した投資家がいるかもしれないが、マーケットは概して、5%から10%の下げを毎年3度経験するものだ」と。

ヤルデニ・リサーチの創業者エド・ヤルデニ氏
「米国株式市場の中では引き続き大型株を選好するが、S&P493への関心は強まっている」と。大型ハイテク7強を除いたS&P500種に言及。
「生産性が向上し、ハイテク7強が活用し生み出した(AIや自動化といった)ハイテクのソリューションが実行されるのに伴い、7強を除いた企業の利益率が上昇し得ると当社では考えている」と。
「変動が大きいマクロニュースで過小評価されてきたバリュー株に押し目買いのチャンスが生まれても、罠に落ちないよう注意が必要だ」と。

著名な空売り投資家、ジム・チャノス氏
向こう6ー12カ月に米市場が直面する最大のリスクは誰にも分からないと。
最近ではディープシークの例が示すように、今後の試練は予測不能な事象になるからだという。ディープシークの衝撃で米株式市場ではおよそ1兆ドル相当の時価総額が吹き飛んだ。
「現実のリスクというのは、突然死角から現れて人々の考えを一新するディープシークのようなものになるだろう」と。

【米国債】
▽上昇
//▽◇◇-◆//◆▽▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米国債利回りは今年の最低を更新。ISM非製造業指数が予想より弱く、長期債利回りを中心に一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下。

・米10年債利回り
⇒4.42% -8.8 -1.96%
⇒4.51% -4.4 -0.98%
⇒4.54% 0.6 +0.14%
  
  
2.5
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・ストラテジー責任者、グレゴリー・ファラネロ氏 
利回り低下につながるデータのために「資金の流れは長期債の買いに傾斜している」と。
10年債利回りについては短期的に4.25-4.75%のレンジを同氏は予想している。

モルガン・スタンレーのエコノミスト 
3月利下げの予想を取り下げた。
短期債利回りの下げが比較的小幅だったのは、経済のシグナルが強弱まちまちで、トランプ政権による関税の脅威が政策金利の維持につながる可能性が意識されたと。

【原油】
▲続落
//▲◇▲◇◆//◇◆▲ 
・年初来安値を更新した。
・中東問題からエネルギーへの関税まで、トランプ米大統領の政治姿勢が原油市場のセンチメントに重くのしかかっている。

・投資家はトランプ氏の動きを総じて原油には弱材料とみているが、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを巡る問題や対イラン制裁についての同氏の姿勢は引き続き相場の波乱要因になるとみられる。

⇒WTI先物3月限は、前営業日比1.67ドル(▲2.3%)安の1バレル=71.03ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比46セント(◆0.6%)安の1バレル=72.70ドル。
⇒WTI先物3月限は、前営業日比63セント(◇0.9%)高の1バレル=73.16ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は▲2.1%安の74.61ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◇0.3%高の76.20ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント4月限は◇0.4%高の75.96ドル。


2.5
ラボバンクのグローバル・エネルギー・ストラテジスト、ジョー・デローラ氏
「次の地政学的な突発事項で再び価格が上昇するまで、原油の下落は続くとみている」と。

シティー・インデックスのアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
「米中貿易戦争が需要に及ぼす悪影響と世界的な供給量の増加が、原油価格の足かせとなっている」と。

【NY金】
◇上昇
//▲◇-▽◇//◇◇◇
・スポット価格は再び過去最高値を更新した。
・貿易戦争への懸念が安全資産への逃避需要を押し上げている。市場には短期的な需給逼迫(ひっぱく)の兆候もある。

⇒先物4月限は、前日比17.20ドル(◇0.6%)高の1オンス=2893.00ドル。
⇒金先物4月限は、18.70ドル(◇0.7%)高の2875.80ドル。
⇒金先物4月限は、10.20ドル(◆0.4%)下げて2835ドル。

2.5
ストーンXグループの市場分析責任者、ローナ・オコネル氏
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の保管庫に金塊が流れ込んでいることで需給のタイト化に拍車が掛かっていると。
「もし需給が大幅に引き締まったり、市場が無秩序化する恐れがある場合には、公的部門が流動性を注入しても驚きではない。中央銀行が容認しないことの一つが金市場の混乱だからだ」と。


【欧州株】

2.5
英FTSETM100指数 8,623.29 +52.52 +0.61%
独DAX指数 21,585.93 +80.23 +0.37%
仏CAC指数 7,891.68 -14.72 -0.19%
--------------------------------------------------------------
2.4
英FTSETM100指数 8,570.77 -12.79 -0.15%
独DAX指数 21,505.70 +77.46 +0.36%
仏CAC指数 7,906.40 +51.48 +0.66%
--------------------------------------------------------------
2.3
英FTSETM100指数 8,583.56 -90.40 -1.04%
独DAX指数 21,428.24 -303.81 -1.40%
仏CAC指数 7,854.92 -95.25 -1.20%
--------------------------------------------------------------

⇒▲Cog.大幅調整 ⇒▼nr.様子見 ⇒∇反発.+2Gap 
⇒-△BigDn.様子見 ⇒▽nr切り上げ.様子見 ⇒∇吞込み
⇒-△BigDn.様子見 ⇒▽切り上げ.買戻し ⇒-△はらみ.様子見  

◇続伸
//-◇◇◇◇//▼◇◇
・好調な企業業績が、米国の欧州連合(EU)に対する追加関税への懸念をカバーし、欧州株は続伸。
・部門別ではヘルスケアと不動産が買い進まれた一方、自動車は売られた。
・ストックス欧州600指数は、0.5%上昇。
・米国が4日に、カナダとメキシコに対する追加関税の発動を1カ月遅らせる決定をしたことで、欧州でも、EUに対する関税を巡り交渉の余地があるとの期待が広がっている。

【欧州債】
◇反発
//◇◆◆◇◇//◇◆◇ 
・5日の欧州債は総じて上昇、英国債が上げを主導した。
・英10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して4.43%となり、12月中旬以来の低水準となった。


・独国債10年物
⇒2.37% -0.03
⇒2.40% +0.01
⇒2.39% -0.08
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.44% -0.09
⇒4.52% +0.04
⇒4.49% -0.05
---------------------------

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