VMware ESXiに仮想共有ディスクファイルを作成する
共有ストレージをベースとした仮想ディスクは、CIBの構成でサポートされており、VMFSデータストア上でEagerZeroedThickオプションを使用して作成する必要があります。
・仮想共有ディスクのvmdkファイルを置く場所
「/vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore」
・仮想共有ディスクファイル名
ocr1.vmdk
・仮想共有ディスクの容量
10GB
Vmkfstoolコマンドによる仮想共有ディスクファイルの作成
Vmkfstoolコマンドを実行する方法として、ホストへログインして実行する方法とVMware vSphere CLIを起動する方法があります。# mkdir /vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore # vmkfstools -d eagerzeroedthick -c 10G /vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore/ocr1.vmdk※共有ディスクの容量1(10G)は、適宜希望の容量へ置き換え可能です。
> cd C:\Program Files\VMware\VMware vSphere CLI\bin > vmkfstools.pl --server ESXHost --username username --password passwd -d eagerzeroedthick -c 10G /vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore/ocr1.vmdk※vSphereClientを利用している場合は、datastore1の部分がESXiのホスト名となります。
vShereClientによる仮想共有ディスクファイルの作成
■vShereClientによる仮想共有ディスクファイルの作成仮想共有ディスクファイルを共有ストレージとしての認識させる
上記手順で作成した共有ディスクファイルのvmdkを複数ゲストOSで共有させる設定が必要です。
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