【対談】古川太一(KONCOS) × 奥冨直人(BOY)
──“違和感”な存在と、2000年代カルチャーの関係
全国各地でホットでハッピーなパーティーを続け、日本中でアンセムを鳴らし続ける3人組、KONCOSが新作『The Starry Night EP』を2018年4月4日にリリースした。今作は2018年4月8日(日)に開催され、KONCOSも大トリをつとめるビッグ・パーティー〈FEELIN' FELLOWS 2018〉と連携してのリリースとなる。今回OTOTOYではKONCOSの古川太一と、この〈FEELIN' FELLOWS 2018〉にもTOMMYとしてDJで出演する、渋谷のヴィンテージ・ショップ“BOY”のオーナー、奥冨直人の対談をお届けします。
ライヴ・アンセムの数々も収録の新EP!!
KONCOS / The Starry Night EP
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 257円(税込) / アルバム 1,080円(税込)
【収録曲】
1.Morning Glow
2.The Starry Night
3.Sunshower
4.Into The Floor
5.Fantastic
6.The Midnight Song feat. JON-E & SRSAHNN
KONCOSと奥冨直人(BOY)も出演するビッグ・パーティー!!!
〈FEELIN' FELLOWS 2018〉
2018年4月8日(日)@東京 恵比寿 LIQUIDROOM
時間 : OPEN&START 12:00 / CLOSE 22:00
ADV ¥3,500 、DOOR ¥4,000 / 1drink charge
【LIVE】
LEARNERS / KONCOS / Magic, Drums & Love / GORO GOLO / NOT WONK / ミツメ / 片想い / カジヒデキ / TAWINGS / SEVENTEEN AGAiN / JAPPERS / CAR10 / ジャポニカソングサンバンチ / PINK POLITICS / ロンリー / チーターズマニア / OCHA∞ME / CHILDISH TONES feat. 宇佐蔵べに / without cosmic reico experience (from THE RESTROOMS)
【DJ】
小西康陽 / 永井博 / Organ Bar Soul Mate / phingerin / DRAMATICBOYS / MIXX BEAUTY / VIENDA! / The Sound of Rain / Twee Grrrls Club / good so good! / Alegre / イエイエクルー / LIA / KINK (BLUE BOYS CLUB) / 佐藤彰 / EMARLE / 四畳半 / TOMMY (BOY) / JUDY / ATSUSHI (Attractions / Crazee Gold Mine) / YAMARCHY / 長谷川正樹 (BALLROOM RECORD) / オークダーキ / CHIGON (LOVEBUZZ) / SHOTA-LOW (ABOUT MUSIC) / shota_yam / MARTY (CAMERA OBSCURA)
to be announced...
【SHOWCASE】
Dreamcast / PANORAMA FAMILY
【SHOP】
スタンドかげん / クジラ荘 / 光の森
INTERVIEW : 古川太一(KONCOS) × 奥冨直人(BOY)
ライヴハウスからカフェなど様々なカルチャーを横断し、全国の仲間達とパーティーをつくり上げる3人組バンド、KONCOSの古川太一。渋谷のファッション・カルチャーを牽引するヴィンテージ・ショップBOYのオーナーであり、TOMMYとしてDJ活動もしている奥冨直人。今回は古川の提案により、対談企画が実現。2人が影響を受けた時代について、KONCOSが4月4日にリリースする新作『The Starry Night EP』について、4月8日にLIQUIDROOMで行われるイベント〈FEELIN' FELLOWS 2018〉について…… など盛りだくさんの内容で話を展開する。
インタヴュー&文 : 真貝聡
写真 : RYO SATO
取材協力 : BOY
(TOMMYは)クラブとライヴハウスの、独自の架け橋をつくった(古川)
──2人の関係はいつからなんですか?
奥冨直人(以下、奥冨) : 8年前くらいですかね。2010年の冬に僕が主催したイベントに出てもらったので。
古川太一(以下、古川) : BOYの1周年パーティーの時だね。そのちょっと前からクラブでよく会ってた。
奥冨 : そうですね。
古川 : あれが、もう8年も前なんだね。
奥冨 : 僕が前の会社に勤めていた時から、BOYってお店ははじめてて。1周年のイベントを打とうって時にDJで太一さん出演してほしかったので、友人経由で紹介してもらったのが出会ったきっかけです。いまでは気が付いたらKONCOSやDJでも共演する機会がとても増えましたね。
──奥冨さんから見たKONCOSの魅力ってなんでしょう?
奥冨 : いっぱいあるんですよね。ライヴはライオット系だなって思うんですけど、曲はハッピーだし、最終的にはピースフルにまとまる。なんかひと言では言い表せないジャンルですよね。ある意味ミクスチャーというか、全てにおいて似てるバンドがいないと思います。
──逆に太一さんから見た、奥冨さんの魅力は?
古川 : クラブとライヴハウスの、独自の架け橋をつくった人間だと思っています。TOMMY(奥富)のパーティーでDJをすると、聴いている若者達が絶対に知らないダンス・クラシックスでみんな凄いあがっていたり、ダンクラ(ダンス・クラシック)のDJのすぐ後に、快速東京がライヴをしていたり。そういうミクスチャーなことってTOMMYがはじめるまで他にはほとんどないような気がしていて。彼の人間性と合わさって独自の文化が生まれていると感じていた。
奥冨 : お店を見ていただくとわかる通り、僕はいろんなものが好きなんですよ。年々好きなものが増え続けていくわけなんですけど、それを伝えていくというか。良いものはどんどんシェアして良いかなって。やっぱり好きな文化には続いてほしいので、そのためにできることをやってます。
古川 : BOYというお店があるのも大きいと思う。お店のオーナーが、DJとしての表現を続けながら、自分自らおに店立ち、ファッションと音楽を関連付けて提示してくれる。
奥冨 : このやり方しか知らないといえばそうなんですけど、カテゴライズされていくことへの退屈さとか、与えられていることに対しての窮屈さみたいなものを割と感じてるタイプなので。僕に関してはイベントに出てもらうバンドやお店で取り扱っているバンドに境界線はなくて。むしろグッとくればそれでOKみたいな。
──確かに奥冨さんはDAOKOやnever young beachもそうだし、最近だと羊文学に目をつけるのもすごく早かったですよね。だから服だけじゃなくて、BOYが推してるアーティストなら間違いない、みたいなのがある気がしてます。
奥冨 : 受け止めるキャパシティが広いのかなって気がしますね。
古川 : そうかもね。
奥冨 : 新しいものを見たときにどう感じるか。それを噛み砕いてどこかで取り入れるのかもしれないし、吸収するのかもしれないけど。そういうキャパが僕も太一さんもあるんじゃないかなと思います。
古川 : やっぱり受け入れる許容範囲が広いから、いろんなカルチャーが繋がっていくんじゃないですかね? ジャンルとかではなく、自分の少しでも気になったことを、幅広く取り入れたいと思っています。
奥冨 : ファッションの解釈はマジでそうですよね。世間がダサいというものでも、カッコよく解釈できるし。僕らはそこを掘りすぎて段々わからなくなってきて(笑)。音楽に関しては、なんだかんだJ-POPをかけてしまうんですけど、「いま、これを聴くとヤバすぎるな」って。
古川 : スゴイよね、DJのある分野においては日本の第一人者だから。「え? そこいく!?」みたいな。
奥冨 : いやいや、常にライバルがいないんですよ(笑)。〈転校生〉っていうポップアップ・ショップをやっているんでんですけど。それは日本の1980年代後半から現在までのTシャツを揃えてて、色んなジャンルが混在してる。
古川 : ちゃんとしたファッションの下敷きがありながら、そういうことをやってるからおもしろいね。独自のカルチャーがどんどん繋がって行くのは見ていて楽しい。
──転校生に関しては、浜崎あゆみのTシャツ、TOKIOのTシャツとかも扱ってましたよね(笑)。「え?なんか一周してカッコイイかも」って思わせるのは、みうらじゅんさんっぽい。みんなが素通りしていた物にスポットライトを当ててる。
奥冨 : それはめちゃくちゃ嬉しいです。
古川 : ディグや再評価というのは、まさにヒップホップのカルチャーと近いですよね。僕はそこにすごくおもしろみを感じていて。ブランド至上主義が一般的な世の中で、TOMMYは全部逆転の発想。そういう思考は音楽的にも刺激的で、だから魅力的に見えちゃうんですよね。
奥冨 : ありがとうございます。
古川 : 普通の服屋だと、上から下までこの服を着ておけばOKみたいな提案をされるんですけど、〈転校生〉は「これ1点、何か使えるかな?」みたいな。提案がないのが新鮮で。
奥冨 : 僕らとしては「必死にかき集めてきたので、自由に何か見つけてください」っていう。ジャンクな部分がいまの古着文化にあっても良いかな、と思うんです。もちろん時代の傾向として、ハイソ目なお店が増えているのもわかるんですけど。いまは僕自身が古着に出会った頃の空気感に戻っていて、ファッションの感覚やマイブームも中2の頃に戻ってるんです。だから商品量も前よりは増やして、値段もあえて下げて、どんどん人がトライできるようにしてますね。だから、これを着たらどうこうっていう気持ちもない。
──まさに時代の逆ですよね。いまは商品数を少なくして値段を上げる店が多いですから。
奥冨 : 時代はそうですね。そういう服屋が増えすぎてて、正直あんまり興味ないんです(笑)。勿論、いろいろと御店を見ていれば、「ここ好きだな〜とかあそこ良いよな〜」ってのはあるんですけど。ちょっと盛り上がっている状況で波に乗ったら、いずれ飲まれると思うので。波を作る側にならないとな、って常に意識してますね。
古川 : なるほどね。
奥冨 : 自分なりに若い人からも上の世代からもおもしろいと思う店作りは、扱う商品も僕の行動も含めて心がけてます。
古川 : 行動も含めてだよね! 確かにそうだ。
奥冨 : 僕はラインナップよりも、行動が1番おかしいかもですね(笑)。
古川 : TOMMYの行動っておかしいけど、説得力あるような気がするんだよ。「これどういう風に着ますか」みたいな挑戦も感じるし。BOYに行って「おもしろいのない?」、「こんなのありますよ」と言われてオススメされたのを着るんですよ。そうすると、みんなから「太一くん、そのファッション新しいね!」って言われる。だけど、僕は人が選んだ服を着てるだけだから。僕が新しいというか、TOMMYがおもしろい物を見つけてきてるんだよね。
KONCOSは本当にパーティーをしてる(奥冨)
──お話を聞いて、お互いの共鳴し合う部分がすごく見えてきました。そして4月8日には2組が出演する〈FEELIN' FELLOWS 2018〉がありますね。
古川 : 下北沢にTHREEってライヴハウスがあって、僕が去年から週1で働かせてもらっていて。そこの店長のスガナミユウさんが、今までのライヴハウスのシステムの色々なことを変え始めているんです。THREEには、どんどんと魅力的なバンドやDJが集まるようになってきていて。ユウさんはそんなバンドを誘って、定期的に入場無料のパーティーを企画したり、今までにない動きを始めているんです。その動きの中で、THREEを飛び出してすこし大きい場所で挑戦してみるっていうのが、今回のLIQUIDROOMでの〈FEELIN' FELLOWS 2018〉というビッグパーティーに繋がっています。今の下北沢の動きを記録して繋げていきたいと思ったのが今作のきっかけにもなっています。
──なるほど。
古川 : そこで今回OTOTOYさんからインタヴューの依頼をいただいたときに、対談にしたら良いんじゃないか、と思って。相手にTOMMYを提案させてもらいました。TOMMYは4月8日のパーティーにDJとして参加するし、長い付き合いだけど、きちんと客観的な意見も聞けると思ったので、彼しかいないなと思って。
奥冨 : いやいや、ありがとうございます。
古川 : TOMMYからみて、〈FEELIN' FELLOWS 2018〉というパーティーについてどう感じているかも聞きたいんだよね。
奥冨 : 自分で言うのもアレなんですけど、僕が〈FEELIN' FELLOWS 2018〉に出ることは転校生的な役割というか。学校で言うところの新しいクラスメイトがやってきてザワザワする感じ、黒船的な出方ができるかなって思いました。出演させてもらうイベントには僕の残り香を出せたらなって。
古川 : なんかTOMMYの名前が載ってるだけで、このパーティーがおもしろそうだなって思える。そういうのってイイよね。
奥冨 : そう思ってもらえたら一番です。
古川 : 予想してないことをしてくるしね。DJやってたと思ったらドラム叩いてたり、あと得意のたこ焼きとかね。それがTOMMYは全部本気だから、最高だと思う
奥冨 : ライヴハウスのDJって、世間的には転換として捉えられると思うんですけど、僕にとってはライヴ・ステージの気持ちでやってます。ある意味、BOYの店頭もステージだし。
古川 : コンセプトが「fashion & music」だもんね。
奥冨 : そうですね。「ファッションと音楽って繋がってるよね」ってよく言われる機会があるんですけど、実は世の中で人生をそうやって歩んでいる人は多くないと思ってるんですよ。基本的には別物だと思われてるし、思ってる。それを無理やりくっつけるんじゃなくて、ナチュラルでいたいんですよね。「絶対にこれを聴いてる人は、こういうファッションが良い」っていうのもないし、1番嫌でなりたくないのは「BOYに来る人は、こういう音楽を聴いてなきゃいけない」みたいな空気。だから、これからもお客さんには選択肢を広く持って欲しいし、そのためにBOY自体の選択肢も増やしていきたいんですよね。
古川 : 僕もKONCOSの音楽をこうやって聴いて欲しい、っていう考えはなくて。はじめて聴いた人でも「わからないけど、めちゃくちゃ楽しい」というのが最高だと思っていて、そういうライヴを目指しています。うしろのほうで乾杯してても、最前で両手を挙げて興奮しててもなんでもよい。みんなで音楽を共有したい。
奥冨 : KONCOSは本当にパーティをしてるから、自由に楽しめるし、酒を飲むお客さんも多すぎる。ライヴハウスであんなに全員がおかわりしてる光景ないっすもん。
古川 : 僕らはSHELTERの動員記録は塗り替えられてないんだけど、酒の売上記録は1位をとってるんだよね。
奥冨 : アハハハハ!
古川 : けど、酒を飲む、飲まない、とか、盛り上がる、盛り上がらない、とか、そういう細かいことじゃなくて、本当に全員が自由に楽しめる空間をつくりたいと思っています。
僕らにとって2000年代は大事なキーワードかもしれない(古川)
──2組とも、どのイベントに行っても馴染まない感じがありますよね。奇抜なわけじゃないけど色んなバンドやDJと並んだ時に違和感がある。
奥冨 : たしかに違和感代表(笑)。僕は他で働ける場所がないと思って、自分の店をやってますから。
古川 : そうだよね。だからおもしろいなと思って。このお店だってTOMMYもまんまだしね。
──たしかに(笑)。いっぱい変な物も置いてますけど奇をてらってるわけじゃなくて、本気でイケてると思ってるのが魅力的だなって。
古川 : そうなんすよ! だから、TOMMYは全部本気なんです。
奥冨 : 〈転校生〉をやった後、いろいろなリアクションを目の当たりにしたんですけど、僕らは今後、もはや誰も真似したくない領域まで行くと思います。自分の人生としては前例のないことに踏み込んでいけたら良いな、って。「そうじゃないと、つまらないでしょ」と思うんです。
──僕の用意した質問は以上なんですけど、最後に話し足りてないことはあります?
古川 : あの…… 影響を受けたカルチャーについてなんですけど。僕らにとって2000年代は大事なキーワードかもしれないです。でも2000年くらいからいままでのことって、あまり語られたことがないような気がしていて。たとえば1980年代はどうだった、1990年代はどうだったってテーマはみるけど、2000年代話ってまだ少ない気がする。
奥冨 : そうですね。2000年代は僕が1番愛してる時代で、10代の全てをどっぷり浸かってたんです。だけど、なかなか文化的に語られない時代なんですよ。
古川 : 僕もいまのバンドでの活動って、2000年代の影響が一番大きくて。1990年代はヒップホップに食らいついていた高校生で、そこから上京した2000年からいままで、リアルタイムで体感した東京や世界のバンドや音楽のカルチャーが、今の自分を形成している。
奥冨 : 僕もそうですよ。2000年代前半くらいにナンバーガール、くるりを好きになって。2000年代後半には太一さんや、中学生くらいからずっと聴いていたART-SCHOOLの木下理樹さんと出会って。憧れていた人とも会えるようになって、影響を受けた人たちが遠い存在からリアルになっていきました。
古川 : この前、2002年のThe Rapture「House Of Jealous Lovers」やLCDサウンドシステム「Losing My Edge」のリリースから、2000年代のディスコパンク、エレクトロクラッシュについて書かれた記事を読んだんですけど。僕はそこにとても影響を受けていて。〈OUTPUT〉や〈DFA〉など、今聴いてもとてもスリリングな音楽が生まれていた時代に、リアルタイムでいれたことはとても幸せだったと思う。
奥冨 : 俺もThe Raptureの影響はありますね。初期のライヴ映像なんて、めっちゃふざけてるんですけど、ああいう存在がいてくれたのは大切なことだと思います。
古川 : 気が付いたら10数年経っちゃったんだよね。
奥冨 : 刹那的な文化だったんですよ。チルウェーブもあっという間に過ぎ去ったし、ニューレイヴはわずか2年くらいで終わっちゃって。特に僕はファッションも込みでニューレイヴには影響を受けたんです。とにかく狂った奴が多かった。サマソニ〈SUMMER SONIC〉に《ダンス・ステージ》ができたとき、その界隈の良いバンドがズラ〜っと揃ってて。CSS、クラクソンズとかすごいタイムテーブルで。高校生のときにサマソニへ行って、2日間ほとんどそのステージにしかいなかった。
太一:ああ、そうなんだ! それ高校生なんだ(笑)。
奥冨 : そうっす。最後だけマリンスタジアムでアークティック・モンキーズとカサビアンを観るっていう。なんか、そういう時代があっていまの自分がいるなぁ、と。
──2人に限らず20代後半から30代前半の人は、特に2000年代カルチャーの洗礼を受けていると思うんですよ。どうして話題にならないんでしょう。
古川 : 2000年代って、最近すぎてまだちょっと恥ずかしさもあるんじゃないかな?
奥冨 : 世間的にはそうですよね。最近、テスト・アイシクルスのビデオを観たらダサくてキュンとしてしまって。いま、時代はブラッド・オレンジじゃないですか。でも、心の中ではテスト・アイシクルスみたいなバンドをもっと見たいなって思います。
古川 : 僕もこの間、テスト・アイシクルスの7INCHを200円で救出した。
奥冨 : ハハハハ! 救出って(笑)
古川 : けどさ、テスト・アイシクルスのデヴ・ハインズが、解散してすぐにLightspeed Championになって、アコースティック・ギターを持つ。と思ったらブラッド・オレンジ名義で、いきなりピアノを弾いてR&Bみたいな音楽をやりだすって、とても重要な時代感だと思うんだよ。彼のように、常に前をみて、好奇心をもった活動を続けていきたいと思っています。けど、テスト・アイシクルスの「Circle Square Triangle」はテンションあがるよね! 渋谷のLA FABRIQUEでのVANITY思い出す。
奥冨 : 最後は懐かしい話になりましたね(笑)。でも、2000年代カルチャーの大事さを太一さんと語れて良かったです。
『The Starry Night EP』のご購入はこちらから
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 257円(税込) / アルバム 1,080円(税込)
【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/99108
過去作もチェック!
『Colors & Scale』リリース記念 特集ページ : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/2016072001
LIVE SCHEDULE
KONCOS | The Starry Night EP Release Party
2018年4月8日(日)@東京 LIQUIDROOM
2018年4月14日(土)@仙台 BIRDLAND
2018年4月15日(日)@盛岡 CLUB CHANGE
2018年4月20日(金)@新潟 GOLDEN PIGS BLACK STAGE
2018年4月21日(日)@茨城 LIGHT HOUSE
2018年5月11日(金)@名古屋 HUCK FINN
2018年5月12日(土)@大阪 FANDANGO
2018年5月18日(金)@熊本 NAVARO
2018年5月19日(土)@鹿児島 〈WALK INN FES! 2018〉
2018年5月20日(日)@福岡 UTERO
2018年5月27日(日)@下北沢SHELTER
2018年6月2日(土)@北海道 Studio Rest
2018年6月3日(日)@北海道 KLUB COUNTER ACTION
2018年6月8日(金)@秋田 GREVO
2018年6月9日(土)@山形 DO IT 2018
2018年6月10日(日)@宇都宮 HEAVEN’S ROCK
【その他詳しいライヴ情報はこちら】
http://koncos.net/schedule
PROFILE
KONCOS(コンコス)
Keyboard、Guitar、Drumsの3ピース・バンド。
ファッションブランドALLEGEの2012 AW COLLECTIONの音楽製作をきっかけに活動スタート。
下北沢SHELTERを拠点に、自主企画〈AFTER SCHOOL〉を開催。
2016年7月20日に〈AWDR/LR2〉より、『Colors & Scale』を発売。
全国各地のライヴハウス、クラブを中心にライヴを続ける。
【公式HPはこちら】
http://koncos.net/
【公式Instagramはこちら】
https://www.instagram.com/koncos_music/