カテゴリ:ネット配信
最近、Ustreamがブームになりつつあり、個人が手軽に放送ができるための機材が、続々と登場し始めている。まずは、これ。 ![]() 物欲AVコモノ道 ― 第55回 PC不要でUstream中継ができる「CEREVO CAM live!」 「CEREVO CAM live!」は、カメラ単体としてみると、900万画素、単焦点レンズと、あまり物欲が湧くスペックではない。 しかし、まず、動画については、720P(30フレーム)まで撮影可能で、無線LANを搭載し、パソコンなしで、直接Ustreamに動画配信ができる。 また、撮影した写真を「Flickr」など、動画を「YouTube」など、指定したサービスに自動的にアップロードしてくれる機能もある。 これだけ聞くと、iPhoneと機能的に競合しそうだが、パソコンやスマートフォンから、配信の一時停止、音量/画質/明るさ調整、ズームイン/アウトなどをリモコン操作できる機能もあり、自分撮りが基本的に困難な機種が多く、平気でクラッシュするスマートフォンによるUstream中継とは、使い勝手に大きな違いがある。 それに、iPhoneで配信してしまうと、Tweetのチェックができなくなってしまうから、むしろ、配信は「CEREVO CAM live!」に任せながら、Tweetのチェックや、「CEREVO CAM live!」のリモコンをiPhoneでやる方が利便性が高いため、iPhoneと競合すると言うより、むしろ補完する製品と捉えた方がいいだろう。 ファームウェアのアップグレードも着実に行われており、画質や操作性が着実に改善されているのも有難い。 ただ、Ustream配信を考えると、室内の暗所での画質も、もっと改善したいところ。 また、難点として、カメラのクセに三脚穴がないこともあるが、その欠点を見越してか、挟み込むタイプのミニ三脚、コンバージョンレンズ、MicroSDカードをセットした「USTREAMセット」も用意している。 価格は直販で1万9999円で決して安くはないが、Ustreamを始めたい人には、最も手軽な機器の一つだろう。 ![]() PCいらずでスイッチング&ミキシングができるUSTREAMマシン「CEREVO LIVEBOX」 こちらは、ビデオカメラなどからビデオ入力し、キャプチャーした映像音声を、無線LAN経由でUstream配信してくれる機材。 地味なデザインですが、入力は、コンポジットとS-VIDEOの2系統があり、同時につないでおいて、スイッチングも可能。 音声も、音声もRCA+ミニピンの2系統があり、切り替えだけでなくミックスすることもできる。 キャプチャー画質は352×288ピクセルのCIFサイズで、いまひとつだが、2時間持つバッテリーを内蔵し、モバイルルータと併せて使用すれば、電源のない場所でも配信できる機動性は、捨てがたい。 価格は5万円と、手軽に買える金額とまではいかないが、Ustreamの使い方を変えそうな一品ではある。 ![]() ローランド、ライブ動画配信機能を備えたAVミキサー&レコーダー「VR-5」 これは、ライブ動画配信に必要なビデオ・ミキサー、映像モニター、オーディオ・ミキサー、コンバーターなどの機能をすべて装備したオールインワンのAVミキサー。 パソコンにUSB接続すると、VR-5で演出した映像や音声を、そのままUstreamなどのインターネット放送で配信可能だし、SDカードに録画も可能とのこと。 2画面のタッチ・モニターを搭載し、各種トランジッションエフェクト付きの画面の切り替えや、ピクチャー・イン・ピクチャー、人物や文字の合成などにも対応し、機能面ではかなり本格的で、プロ並みだ。 価格は、40万9,500円と高いが、実は、プロ用放送機材と比べれば格段に安い。 最新のプロ用と違うのは、処理できる映像がフルHD対応でないところだが、ある意味、Ustreamが、新たな編集機材の市場を作りつつあるのかもしれない。 「VR-5」は、価格的にも、個人が買う機材ではないだろうが、Ustream配信をビジネスとして手がける企業なら、ぜひとも欲しくなる一台だろう。 ![]() 【送料無料】在庫あり 翌営業日出荷CEREVO CAM live! ブラック ![]() 【送料無料】在庫あり 翌営業日出荷CEREVO CAM live! ホワイト CEREVO CAM live! (MW) USTREAMセット CDP-C1M-W-US[10P12nov10] CEREVO CAM live! (MB) USTREAMセット CDP-C1M-B-US[10P12nov10] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月28日 02時06分42秒
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