登録日:2025/02/12 Wed 00:52:08
更新日:2025/02/14 Fri 13:05:53NEW!
所要時間:約 4 分で読めます
【基本データ】
世代 |
完全体(クロスウォーズ) |
タイプ |
水棲獣人型 |
属性 |
ウィルス種 |
所属 |
ビッグデスターズ |
必殺技 |
・ポイゾナスフォース ドリッピン軍団を放ち敵軍団の指揮系統を麻痺させ戦場を混乱に陥れる。 |
・ハイドロプレッシャー 指先から高圧・高速の水圧を撃つ。 シェルモンは関係無い。 |
・ビードラウン 微量の元素を集め、一瞬にして敵の頭部周辺に液体化する。 |
・タイガータイフーン 真の姿の時にのみ使用可能。大洪水を巻き起こし全ての敵を圧死・溺死させる。 |
【概要】
「ビッグデスターズ」水虎軍団将軍。変幻自在の液体ボディの持ち主で、他のデジモンはおろか人間への擬態も可能とされる。
このためスパイ活動を得意とし、入手した情報を自らがまとめるサイボーグ型デジモンに伝達し作戦を実行している。
どんな作戦であれ常に美しくいることが最優先事項で、自身の美貌が汚れる作戦は拒絶する傾向にある。
軍団は率いているものの、信じる物は己の美貌のみで、軍のデジモンといえど信頼関係など微塵も持っていない。
なぜスプラッシュモンがここまで美にこだわるのかというと、
自分の本来の姿が醜いから。
普段はSFチックな美形の男性の姿をしているが、全身のチャックを解放することで
ガルルモンかバイフーモンの水死体のようなおぞましい姿が現れる。
当人はこの姿を晒すことを極度に嫌うという
ザーボンさんめいた性格。
自らの美貌を傷つけられた時、そしてこの姿を見た者全て消し去る時にのみ真の姿の力を使うという。
なおこの真の姿、『クロスウォーズ』においてはダークネスモード扱いだったが、公式ではあくまで「真の姿」とされておりモードチェンジには含まれていない。
ややこしや…。
「水虎」は中国妖怪の名前でもあるのだが、スプラッシュモンにそちらの要素は皆無で偶然被っただけだと思われる。
また、デジモンでナルシストというと他には
ロードナイトモンが有名だが、あちらは「必要であれば悪とも手を組む」とされるので、スプラッシュモンと異なり自分しか信じないタイプではない。
例によって、クロスウォーズからの新種であるため、世代・属性は存在しなかったが、2020年10月2日に世代・属性が判明した。
その際には、基本データにあるように
グラビモンや
ザミエールモンと同じく、完全体に分類された。
《ドリッピン》
スプラッシュモンの体内で構成し形成された水精霊。
色とりどりでかわいらしい見た目とは裏腹に、色によって格闘・状態異常・大爆発とそれぞれ能力を有している。
ドリッピンの中にはスプラッシュモンこだわりの「奇跡の美容液」が詰まったものも存在し、肌がツヤツヤになると口コミで噂になっているという。水虎軍団、セキュリティ大丈夫?
【関連作品でのスプラッシュモン】
CV:
緑川光
バグラ軍所属。デスジェネラルの1体であり「水虎のスプラッシュモン」と呼ばれる。サイバーランドを支配していた。
タイキから「寂しいやつ」と評されるほどの孤独癖持ちであり、将軍の立場にありながら配下のデジモンは
存在しない。
メタルティラノモンや
アンドロモンなどが登場するが、全てドリッピンが内部から動かすハリボテである。そのドリッピンも上記の通り元々はスプラッシュモンの体の一部なので、彼は正真正銘のひとりぼっちなのだ。
作戦も「まず相手の絆を壊すこと」を優先して行動しており、サイバーランドの住人たちはスプラッシュモンの暗躍によって仲間割れを起こしたところを攻められて
既に全滅した後だった。
だが本編でスプラッシュモンが行った策略は全てタイキに見抜かれており、逆にスプラッシュモンが手玉に取られる結果に終わる。
自分しか信じないという設定通りの性格だが、ナルシストさは控えめで、サイバーランドにおけるタイキたちとの直接対決では人の姿を
「窮屈なスーツ」呼ばわりしてあっさり真の姿を披露している。
ただ、タイキたちを騙すために自分が美少女化したかのような外見の人形・ルカ(CV:
金田朋子)を用意しているので、自らの美貌に対する意識がまったく無いわけでもない模様。
戦闘では水の身体故に物理無効という点でタイキ達を苦しめたが、炎によって蒸発させられるというかたちで撃破された。
後に他のデスジェネラル同様リバイブサーキットによって肉体のみが復活。グランドジェネラモンの素材になった。
真の姿がまるごとグランドジェネラモンの下半身になっていて、グランドマスターガンダムでいうところのグランドガンダムのような扱いである。
最後の
シャウトモンX7との撃ち合いの際にはスプラッシュモン部分の口からの技を使用しており、(
アポロモンと
オレーグモンが抜けた状態の)グランドジェネラモンの中では最大の威力なのかもしれない。
なお、真の姿で復活させられたが、精神世界のプリズンランドではスーツ姿の方であった。
グランドジェネラモンが酷使されたことでプリズンランドのスプラッシュモン達は苦痛に歪みつつ、体のみ復活させられた自分達もまたダークナイトモンに信用されずただただ利用されていた事を悟り、バグラ軍のために戦ってきた自分たちへの手酷い仕打ちに失望する。
グランドジェネラモン敗北後にダークナイトモンの計画失敗を嘲笑いながらも再び死という安息が訪れることに安堵しながら他のデスジェネラル共々消滅した。
バグラ軍に命を弄ばれたことには
天野ネネやキリハもさすがにあわれんでいた。
第21話に登場。今回は
デビモンの配下。
今作の敵キャラは会話せず太一達に容赦なく攻撃してくるデジモンが多いが、スプラッシュモンもその例に漏れず、始終真の姿であり、番犬のようなポジション。
配下どころかドリッピンすら出さず、しかも会話するような知性も無い。
アドコロでもぶっちぎりで公式設定を無視されたデジモンである。
存在そのものが省略されたデッドリーアックスモンよりはマシだが…。
メタルグレイモンと
ワーガルルモンを相手に互角に渡り合ったが、最期はアルタラウスモードに覚醒したメタルグレイモンにポジトロンブラスターを撃たれて消滅した。
CV:三浦祥朗
「怯えろ!恐怖しろ!究極の美容液を完成させる素材となれぇ!」
第27話「美妖液」に登場。本作では前作とうってかわって始終スーツ姿。
今回の騒動の犯人にして歴代きってのナルシストであり、「究極の美容液」を作るために
人間を恐怖で満たした後に水球に変えて誘拐するという行為を繰り返していた。『クロスウォーズ』の個体が「自分しか信じない」のならばこちらは「自分を美しくすることにしか興味が無い」といった感じ。
今回もドリッピンの出番は無いが、策士としての面は復活しており、
ガンマモンに切られて宙に回収された自身の髪の毛を利用して宙たちを誘導。本拠地の豪華客船においてはスプリンクラーやシャワーを介して神出鬼没の攻撃を仕掛けてベテルガンマモンと
テスラジェリーモンを無力化してしまう。
その後、船の甲板で宙たちと残った
ジンバーアンゴラモンを追い詰めるが、宙の機転でフィールドを雪原に変えられ水が凍ったことで神出鬼没の戦術を封じられてしまい、更に冷気を纏ったブレイキンストリームを受け急速冷凍されたことで氷漬けになり敗北。
「やめろ…。私の身体が……瑞々しい肌がぁぁーーっ!!」
これにより水に変えられた人たちとベテルガンマモン、テスラジェリーモンは元に戻り、スプラッシュモンはムースモンの引くソリに乗ってやってきた
ブラックテイルモンUver.に回収され、デジタルワールドに送還された様子。
追記・修正はスプラッシュモンの真の姿を見た上で生き延びてからお願いします。
- ついに立ったか -- 名無しさん (2025-02-12 01:28:40)
- 謎に完全体にされた弊害をモロに喰らって中盤の噛ませにされ続ける可哀想な奴 -- 名無しさん (2025-02-12 06:54:48)
- クロスウォーズでスプラッシュモンがイメージした「 自分の目論見通りに仲間割れ・戦意喪失したタイキたち 」の姿がなんとも....( 特に天野ネネのところが )...お肌が潤うって......。 -- 名無しさん (2025-02-12 23:08:20)
最終更新:2025年02月14日 13:05