登録日:2025/02/23 Sun 03:59:18
更新日:2025/03/01 Sat 18:42:34
所要時間:約 10 分で読めます
ポジションはMF。背番号は13番。
【プロフィール】
『青き一等星』(オリオンの刻印)
留学中、ロシアのクラブチームに所属し
海外経験を買われて日本代表入りを果たした。
足に不思議な刻印を持つというが…?
(イレブンライセンス/イナズマジャパン、イナズマイレブンSDより)
【人物】
特徴的な青髪、そして青い瞳を持つ少年。サッカー強豪国のロシアチームでのプレイ経験があるが、明日人を始めとしたチームメイトには敬語で接し、自身をまだまだ未熟と評する謙虚な性格。しかし日本が負けることを望むような発言もあり…
今回の“敵”に当たる「オリオンの使徒」。オリオンの息がかかっていない日本代表を敗退させる為のスパイとして加入した。使徒として接する際も敬語は崩さないが、どこか煽るような口調を使う(敢えてのキャラ付けだろうが)。刻印の位置は左足首。
海外経験を買われてかイナズマジャパンにMFとして選出。
初戦の
韓国戦ではベンチだったものの、上記のようにイナズマジャパンの敗北を予言する。
当然外した
オーストラリア戦戦前、
円堂に協力を仰いでシュート練習をするのだが、
ボールに針を仕込み、当たるように円堂に蹴り込むという行為を行う。居合わせた
鬼道によりボールは外れ、不慮の事故かの如く振る舞うものの、鬼道に疑念を抱かれターゲットを鬼道に定めることに。並行して日本の主力である
灰崎とヒロトを揉めさせようとしたり、
明日人達に無茶な特訓をさせたり等の背反行為を行うも、不発に終わっている。
試合ではバレないようにシューズに仕込んだ鏡の反射光をイナズマジャパンメンバーの目に当て妨害し始めたものの、動きの不自然さから
灰崎や鬼道に見抜かれる。しかし国家友好親善大使の為フィールドから下げられないと趙金雲監督から告げられた鬼道は実力行使による排除を決行。ラフプレーに定評のある灰崎、ヒロト
あと何も言われてないのにノリノリで便乗した不動にボールをぶつけられ、必殺技を叩き込まれた挙句、鬼道に事故の如く尻餅をつかされ怒りが頂点に。試合途中で稲森に庇われたことで大事には至らなかったものの、試合後
鬼道の鞄にドーピング剤を仕込みイナズマジャパンから追放させてしまった。ブチギレた灰崎を敢えて煽ることで後日暴行の証拠を掴み代表を降ろさせようとしたものの、円堂や明日人達の介入によりそれは阻止された。
その後円堂に呼び出され、
「ここがお前のいる場所だ」と孤立している現状を励まされ、多少素らしき様子を見せたものの
「俺が今信じられるのは血の繋がりだけだ。」と円堂の排除も画策。不良をけしかけ
三文芝居で神門を庇った円堂を警察に連行させ、一時離脱に追い込んでしまった。
雇った不良にはガムをプレゼントし、反発する不良を返り討ちにして口封じを行った
その後の
第3試合では、キャプテンかつ正ゴールキーパーの円堂、そして司令塔の鬼道が離脱したことにより連携がガタガタになり、日本の敗北を確信するも野坂が復帰し西蔭も復調したことで逆転勝利。厄介な人物として鬼道と同じ方法で追放を狙うものの、薬剤を
マーブルチョコに差し替えられたせいで失敗。更に趙金雲により大会にオリオン財団が関わっていたこと、そして自身がその使徒、つまりは日本を敗退に追い込む為のスパイのようなものであることが明かされ、チームから完全に排斥されかけたが、記者の紀村から事情を聞いていた円堂、そして相部屋だった岩戸によりオリオン財団に従っている理由が明かされる。
幼少期、交通事故により父親を失い、弟である一星光は重病を患ってしまう。事故から目覚めた直後、病院にて優れたサッカープレイヤーであるという理由でオリオン財団の理事長であるギリカナンから接触を受け、弟の入院費、そして手術代を工面してもらう代わりにオリオンの使徒として活動することを命じられ、イナズマジャパンの敗退を決定的にするために送り込まれた。
準決勝戦前、盗み聞きにより次試合の鍵を握るのは吹雪、風丸と判断。ギリカナンからは光の手術の段取りが決まったことと、日本を負けさせなければその手術の予定も水泡に帰すことを知らされ、
日本代表の移動バスが事故を起こす仕掛けのボタンを手渡される。バス移動の際、明らかに動揺する自身に明日人が優しい言葉をかけてきたこと、そして父親を失った交通事故がフラッシュバックし中々ボタンを押せず。結局事故的に押されたが、(恐らく)野坂によって
灰崎に謎の嫌がらせをする無害なボタンにすり替えられていた。
試合では風丸と吹雪がキープレイヤーであることを教えたにも関わらず、度重なる使徒としての失態から相手方のオリオンの使徒に愚弄されながらも、
「良いさ…!どこまでも染まってやるよ…!」とヤケになってラフプレーを躱す風丸や吹雪を妨害。負傷退場に追い込んだ。しかしキープレイヤーであったはずの2人が退場したイナズマジャパンの勢いは全く落ちず、先制点を奪う。
焦燥する中、何と孤立しているはずの自身に明日人がチャンスボールをパス。弟との思い出と明日人の声が重なり、半ば無意識的に敵選手を抜き去り、葛藤の末決まらなかったたもののシュートまで放ってしまう。結果としてオリオンの使徒からの不興を買い、最後のチャンスとして明示されたのは、
衝撃が与えられると、二度とサッカーが出来なくなる危険がある状態の野坂の頭を狙うことだった。
本当のサッカーをしたいという思いと、
光と共にサッカーをするという夢との板挟みとなり、半ばヤケクソになりながら野坂の頭にオーバーヘッドを叩き込もうとしたものの、躊躇してしまい失敗。これにより野坂に諭され、本当のサッカーへ向き合う覚悟を決め上がっていき、相手のディフェンス技を避ける中で、頭の中に声が鳴り響き2つの人格が現れ始め、遂に膝をつき錯乱。
うずくまり動けなくなる中、相手のディフェンス技がクリーンヒット、一時的に気絶してしまう。ハーフタイム中、光とサッカーをするという願いの為に多くの人を傷つけたことを後悔。風丸や吹雪が実際にケガをしていなかったこと、野坂の頭のダメージもブラフだったことが明らかになるも錯乱は止まらない。
そんな中、野坂と趙金雲から明かされた事実、それは
一星光は入院なんてしていないというものだった。今まで日本代表として試合に出ていた一星充という人間は、入院している一星光と同一人物、つまりは
二重人格となっていることが判明。背負ってしまった過去を超える強い思いで人格を統合させるため、後半戦でも続投。
プレイは精彩を欠き、何度もボールを奪われるものの、明日人や野坂は勿論、かつて離脱に追い込んだ円堂やあわや殴り合いにまでなりかけた灰崎も自身にパスを送る中で過去を思い返していく。
「忘れたの?俺達は二人で一人、二人で一つのチームだって!」という光の言葉を受け、遂に人格が統合されるのだった。
追記修正は足首にオリオンの紋章がある人がお願いします。
ついに人格統合が行われ、一つになった一星充。しかし、プレイスタイルは勿論顔付きは今までの充とは全く異なったものに変化していた。
一星光
登録日:2025/02/23 Sun 03:59:18
更新日:2025/03/01 Sat 18:42:34
所要時間:約 10 分で読めます
CV:大町知広(幼少期:弘松芹香、藤原夏海(訓練生時代))
【プロフィール(真)】
『青き一等星』(オリオンの刻印)
優れた分析能力と身体能力をあわせ持つMF。
相手チームの分析や作戦の立案に深く関わり、
野坂も認めるその実力で日本を勝利に導く。
(イレブンライセンス/イナズマジャパン、イナズマイレブンSDより)
【人物(真)】
一星充の弟にして、幼少期の事故の唯一の生存者。事故後、極限状態に追い詰められた結果頼りにしていた兄を模倣するようになり、何時しか二重人格となったらしい。青髪と青い瞳は変わらないが、髪が波状で目つきが優しくなり心なしか柔和な顔付きになっている。敬語を使うことも変わりはないが、明日人は君付け、フロイは呼び捨てと特定の人物にはフランクに接する姿を見せるように。兄のサポートをするために得た分析能力を活かして戦っていく。
使徒となる前の練習施設にいた頃は手加減をするフロイに対し面と向かって怒ったりと練習でも全力で取り組む場面が描写されていた。
【以降の活躍】
人格統合後の準決勝後半では、相手の癖や必殺技の動きを完全に把握し完封、いがみ合っていた灰崎とヒロトに繋ぎ突き放してみせた。
その後、試合後は日本代表から去ろうとしていたが、野坂から参謀役を務めるよう言われチームに残留。自身が利敵行為を繰り返していた負い目もありサッカーに関係ない雑用まで必死にこなすなど気が張っている様子を見せていたが、明日人に半ば強引に甲羅谷大滝に連れて行かれ、
カッパに出会いつつ仲を深め、チームに馴染んでいった。
アジア予選決勝では、自身の分析能力と野坂の司令塔としての能力を掛け合わせた必殺タクティクス、「ザ・ジェネラル」を披露。流れを引き寄せ勝利に貢献した。
本戦に向けた出発準備の際には鬼道への申し訳なさから萎縮していたものの、ドッキリを交えながら激励された。本選会場への移動後は仲の良かったフロイと再会、クリーンなサッカーをする約束を交わした。
そんなフロイが率いる
パーフェクトスパークとの試合では、フロイとの競り合いの末新技を披露して抜き去る等真っ向勝負を楽しんでいたが、突如相手選手が必殺タクティクスに紛れて反則行為をし出し困惑。フロイも反則行為に怒りを顕にし会場を去り少ししこりの残った試合となってしまった。
準々決勝までスタメンとして前線に出続け、
イタリア戦では稲森、灰崎、野坂によるラストリゾートが未完成な理由を看破、自身も加入することでラストリゾートΣを完成させ、決勝進出に大きく貢献した。
決勝戦前、再びフロイと邂逅、今度こそ真っ向勝負をすることを誓い合っていた。しかしその決勝戦の最中
シャドウ・オブ・オリオンが乱入、チョウキンウンズの一員として立ち向かうことになる。相手にラストリゾートΣを技なしでブロックされるなど苦戦したものの食らいつき、フロイからのシュートを新技でチェインし野坂に繋いだ。
FFI終了後は、王帝月ノ宮のサッカー部へ加入した様子。
【必殺技】
パーフェクトスパークとの1戦目で初使用。青い流星のように相手を抜き去るドリブル技。イナズマジャパンの最初で最後の新ドリブル技でもある。
ガーディアンズオブクイーン戦で初使用。稲森、灰崎、野坂との連携技。回転の方向と灰崎の利き足のミスマッチに気付き、自身が加入することで克服、完成させた「ラストリゾート」の強化技。
シャドウ・オブ・オリオン戦で使用。踵落としでシュートを放ち、惑星を破壊しながら突き進んていくシュート技。
野坂との必殺タクティクス「ザ・ジェネラル」→自身の必殺技「ブルー・スターダスト」→フロイの必殺技「イノセント・ドライブ」のモーションが組み込まれている一星の集大成と言える技。
【余談】
- 過去の回想シーンで兄の充の瞳の形状が的型ではなく上と下で色が別れた形状であること、事故から目を覚ましたのが光であったという伏線が敷かれており、実際に一星の正体(光)が明かされる前に、これらの情報から推理し「彼は一星充ではなく弟の光の方ではないか」と事前に推理するファンもいた。
- 一星が充の人格で試合外でのイナズマジャパンへの妨害を起こしていたこと、幼少の一星に接触し、弟の手術費と引き換えにオリオンの使徒になるよう唆した老人のギリカナン理事長の正体が理事長代役にしてギリカナン家執事のグスターブで実際の理事長はフロイの兄ベルナルドであること、そのベルナルドは「使徒へ出す命令は試合中のみで試合外では手を出さない」という方針をとっていることが明らかとなり、彼らのアジア予選中の行動が明らかにベルナルドの意に反しているというツッコミがあったが、アニメージュ2019年11月号に掲載された日野社長のインタビューで「一星の思い込みによる暴走とグスターブの勝手な指示」と2人の独断であったことが明言された。
追記修正は項目の癖を見抜ける人が願いします。
最終更新:2025年03月01日 18:42