デラックソ(Deluxo)
詳細
データ
種類 |
メーカー |
日本語 |
日本語訳 |
ドア |
乗車定員 |
駆動 |
ギア |
クラシックスポーツカー |
インポンテ |
デラックソ |
|
2ドア |
2人 |
RR |
4速 |
モデル |
ラジオ |
主な選局 |
洗車 |
特殊アクション |
DMC-12 いすゞ・ピアッツァ (JR130) 日産・フェアレディZ (Z31、リア部) |
有り |
Los Santos Rock Radio Vinewood Boulevard Radio Radio Mirror Park |
不可 |
ホバーモード・飛行モード 武装(固定機銃またはミサイル) 「伏せ」アクション不可能 |
プラットフォーム |
カスタム |
カラー |
デフォルト ホイールタイプ |
オンライン専用 |
PS4 / Xbox One / PC限定 |
可 |
メイン/サブ/トリム |
|
プラットフォーム |
価格 |
割引時 |
オンライン専用 |
PS4 / Xbox One / PC限定 |
$5,750,000 |
$4,312,500 |
プラットフォーム |
ガレージ保管 |
オンライン専用 |
自宅物件ガレージ |
PS4 / Xbox One / PC限定 |
可 |
解説
『強盗:ドゥームズ・デイ』アップデートにて追加された
空飛ぶ車。
車名はやや下品に思えるかもしれないが、英語での発音は/dəˈlʌksəʊ/であり、"Deluxe"の後ろに"o"単体の発音を繋げたものである。"Deluxe"が慣例的に「デラックス」と訳されていることを考慮すると、「デラックソ」という最後の「ス」を「ソ」に変えた日本語訳はむしろ自然と言えるだろう。
モデルとなった車両は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BTTF)』で有名なDMC-12。
飛行ギミックに関しても、同作に登場する乗用車型タイムマシン「デロリアン」の2015年仕様が元ネタとなっている。
デラックソ自体、過去作『VC』及び『VCS』にも登場したDMC-12がモデルの車両だが、細部のデザインが変更されている。
特に、テールライトのデザインが過去作では丸型が片側に2つ並んでいたものが今作では日産・フェアレディZ(Z31)のような形状に変更され、よりDMC-12に近くなった。
フロントのデザインはDMC-12そのものというより、いすゞ・ピアッツァの意匠も含まれているようで、他の車と同様に数車種の特徴を取り入れたのだろう。
過去作で横開きだったドアは今作ではガルウィングドアに変更され、よりDMC-12に忠実となった。
過去作『VC』では車を集めることで出現するボーナスカー(複数あり、その内最初に手に入るものだった)だったので、覚えているシリーズファンも少なくないだろう。
昨今の過去作からの車両復活ブームの中、国内・海外ともにフォーラムなどで復活を望む声が多かったようだ。まさに
ユーザーの期待に応えて「未来に帰ってきた」車両と言える。
ちなみに本車のホバー・飛行モード時と、BTTF劇中のホバーコンバージョンとではタイヤを傾ける向きが違う。
これは『VC』で車が水上に浮くチート使用を再現したとも言えるだろう(とはいえ、当時は90度傾いていたが、今作では
ブレイザーアクアのように斜めになるなどの違いはある)。
モード
本車両の最大の特徴は走行・ホバー・飛行の3モードに切り替えられ、地形に影響されずスムーズな移動を可能としている点である。
・走行モード
クラシックスポーツカーの中でもかなりの高性能ぶり。
しかし動力性能に少しグリップが追いついていないようで、低速域でもパワースライドを誘発しやすい。とはいえトラクションの高さで相殺されるのか、制御できない程でもなく扱いやすい部類。
旋回性能も高く、後述のホバーモードでの旋回と合わせれば非常に小回りが利く。ただしDMC-12同様に車高が高めに設定されており、ホバーモード機能もあって重心が高いようで横転しやすい。
なお、エンジンチューニングは
走行モードにしか影響を及ぼさないので注意。
とはいえ移動に関しては地形完全無視の飛行モードの方が有利なので、走行モードへの付加価値といったところだろう。
・ホバーモード
「伏せる」キーを押すことでモードを変更できる。
変形に使用するキーの関係で、
車内では「伏せる」のアクションが使用不可。運転席だけでなく助手席のプレイヤーも伏せられないため、NPCの狙撃などには要注意。
走り出しは走行モード以上に滑らか。挙動もホバーにありがちなゆっくりとしたものではなく、まるで地上走行のような素早い機動力を見せる。
また、停車中でもハンドル操作をすることで
戦車ですらできないその場での旋回ができるため、狭い場所での方向転換もお手のもの。
水面に浮かべば水中のプレイヤーを拾って乗車させる事ができるので、物資の回収等で水中・水上作業を終えた人員の収容が迅速で利便性も高い。ただし水上に静止したまま運転手が降車すると、ホバーモードが解除され水没してしまうので要注意。
操作感覚は地上を走る乗り物とは異なる点が多く、走行モード時と同じ感覚で運転していると痛い目を見る。
ハンドリングは独特で、必ず旋回→推進のプロセスを経るためカーブでは頻繁に横滑りする。ブレーキングも難しく、
横滑り状態だとまともにブレーキが効かないため、狭い街中などでは衝突事故を起こしやすい。走行中のモード変更や操作には十分注意しよう。
本来、ホバーモード状態で降りるとエンジン停止と共に自動で走行モードに戻るが、降車時に降りる場所が無くワープして降りたなどの理由で、ホバーモード中かつエンジンがかかったまま降車すると浮いたままになる。
この状態だと歩いて押すだけで動かせることがある(アクションメニューからドアを開き、そこを押すと動かしやすい)。まれに轢かれるので試す際はライフ残量に注意。
タイヤがホバーモードの向きのまま浮いていない状態で降車してしまうこともある(条件要検証)。
・飛行モード
ホバーモード時に車体を後傾させると、フロントバンパー側面とスカート部から翼が展開して飛行モードへ移行する。変形だけならばその場での上記キー入力だけで可能であり、前進する必要はない。
外観の元ネタは映画「TAXi2」のダニエルの改造タクシー。
飛行モード時の操作方法や感覚は、航空機やヘリよりも
潜水艇に近い。ただし潜水艇での浮上/潜行にあたる操作と旋回操作はオミットされている。旋回、制動のクセはホバーモードと同じである。
最高速度は
80mph、航空機(ノット)換算で約69ktと控えめ。
オプレッサーのような滑空ではなく自力推進なので、飛行距離に制限は無い。
あくまでも自動車扱いのため、通常の航空機でフライト中にラジオをオフにすると流れるBGMは本車では流れない。
また、地上を走っている時と同様に行き先マーカーや目的地までの距離もちゃんとレーダーに表示される。ただしこれは陸路を用いた場合の距離を表示しているので、あまり参考にはならない。
ヘリや
ハイドラのような
垂直方向への上昇、下降は基本的に不可能で、ヘリで上昇、下降操作に充てられていたキーも地上の乗り物と同じ前進、後退操作となっている。
したがって上昇、下降したい場合は必ず、車体を前傾、後傾させて前進または後進する必要がある。
ただ、急停止(前進中ならブレーキ、後進中ならアクセル)操作と、車体を前か後ろへ傾斜させる操作を同時に行うと、減速する一方で上昇、下降する動きを続けるため限定的な垂直上昇、下降ができる。
これを駆使することで車が進入、駐車できる場所ならばどこにでも降り立つことができる。大きなヘリでは着陸できないような、建物の隙間などの狭い場所での離着陸も自由自在。
高高度から素早く降下したい時は、走行モードに変えて自由落下するという方法が役に立つ。
ただしこれをする場合、減速のためのホバー起動を忘れたり、起動が遅かったりすると地面に激しく叩きつけられ、最悪そのまま爆発四散するので注意。
空中で降車することもでき、パラシュート装備時はスカイダイビング体勢になるが、航空機ではないためか自動的に車内で補給されることはないため、無い場合はそのまま落下死する。
降りた後のデラックソは静止後ゆっくり降下してくるため、高層ビルの屋上などでパラシュートを調達してくれば、乗り物を壊したり手配されることなくスカイダイビングが楽しめる。高所に置いてきた場合は配送してもらうと良い。
飛行モードは着陸時、勾配に応じて自動的に車体の傾きを調整してくれるのだが、あまりに大きく車体が傾くと飛行モードが解除されてしまう。
これは建物の壁や角、海上の船舶や真下を走る乗り物にも反応するため、山の急斜面や他車との衝突はもちろん、交通量の多い道路での離着陸やビル街を縫うようなフライトなどで荒い運転をすると墜落の原因にもなりかねない。
ホバーモードのままひっくり返ってしまい、操作を受け付けなくなることもごく稀に起こる。
特に、「
データ漏洩:信号傍受」では飛行機に乗り上げてホバーモードへ移行し、さらにホバーモードも解除されそのまま水没でミッション失敗…なんてことも十分起こりうる。デラックソに防水性能は一切無いので水没には十分注意する必要がある。
さらに武装の発射も航空機とは異なるので、「飛行中に武器を発射したつもりが、うっかり飛行モード解除で墜落」のパターンにも注意すること。
戦闘能力
武装は固定マシンガンと、
ルイナー2000と同様に誘導性能・射速・連射力が高いホーミングミサイル。
ミサイルは無誘導への切り替えも可能。
武装を追加しない場合は通常通りピストルから爆弾までのドライブバイが一通り可能。
ドライブバイは空中でも使用できるが、下方向への射角はほぼ取れない。
武装車両がパッシブモード解除・使用不可になる仕様となったカジノアップデート以降でも、非武装にすると一般車両扱いとなるため、現状では
例外的にパッシブモードが継続使用可能な唯一無二の飛行車両である。
空中戦を挑む場合はデコイ装備の相手に対して苦戦を強いられる。操縦や攻撃にも高度なテクニックを要求されるものの、小回りが利きミサイルは高性能なので、自身の腕前と立ち回り次第では戦闘機が相手でも勝ち目はある。
もしデラックソで戦闘機に挑むのであれば、レーダーから消える等で不意打ちすれば優位に立てるのは勿論の事、とにかく戦闘機の後ろを狙うことを心がけながら一か所に留まらないように注意すれば、撃墜も不可能ではない。もっとも、耐爆性能は皆無なのでキャノンに撃たれれば一発で消し炭にされてしまうが、他の航空機に無い独特な挙動も相まって動いてさえいれば戦闘機の照準から逃れやすい。
余談
- 「データ漏洩:デラックソ」中では、赤・黄・青・緑と過去作品で見たかのようなカラーリングで登場。
ナンバープレートはD1・D2・D3・D4である(ただし、ミッション進行で塗装とナンバープレートを強制的に変更させられてしまう)。
ここでペイントしたものは後の「データ漏洩:信号傍受」に反映される。- ホストが費用を払って調達ミッションをスキップした場合は全車ブラックの塗装になる。
- ホバー・飛行モード使用時の青白く光る部分は、サーマルスコープで覗くと熱を感知する。
- デラックソがセッションに存在していると、何故かフトの出現率がかなり高くなる。ゲームでの負荷軽減の仕様を鑑みるに、基礎データはフトが元であると推測される。
過去のバグ
実装当初、バックしながら一定の条件を揃えることで凄まじい速度で飛行することが可能なバグが存在していた。
しかし『南SAスーパースポーツシリーズ』アップデートで修正されたようで、現在では使用不可。
興味がある場合、もしPC版を持っていて、かつバージョンを同アップデート以前に戻せるのであれば、オフラインでModを使って試してみるのも良いかもしれない。
ガルウィングドアを備えた未来の乗り物が現実に。
路上で楽しむドラマか、全てを見下ろす空の旅か、もう迷う必要はありません。
車で崖から飛び出してしまっても、もうパニックする必要はありません。
ボタンひとつで木々よりも山よりも高く飛び、待ち構えていたサメも、
思わず驚くライバルも、何もかもを地上に置き去りに出来ます。
注意:この乗り物はアベンジャーまたは機動作戦センター内の乗り物ワークショップで改造可能です。
(
Warstock Cache & Carryサイト内の解説より)
改造費用
当然の如く、改造費用は最高額テーブル。
モード変更によってタイヤを傾ける影響からかサスペンションの改造項目は存在しない。
ペイントにはトリムカラーの項目が存在し、内装のカラーを変更できる。
信号傍受の調達ミッションでロスサントス・カスタムを利用する際、他の項目にも目を通していると、購入してフリーセッションで運用しているものも確認済みとなる(調達ミッションのプレイ前に購入してショップに入ると、全項目が未確認)。
機動作戦センターや
アベンジャーの
乗り物ワークショップでなければ武装の取り付け・取り外しはできない。逆に、爆発物の取り付けは乗り物ワークショップでは不可能。
アーマー
アーマー 【6種】 |
費用 |
オンライン専用 |
なし |
$1,000 |
アーマー強化20% |
$7,500 |
アーマー強化40% |
$12,000 |
アーマー強化60% |
$20,000 |
アーマー強化80% |
$35,000 |
アーマー強化100% |
$50,000 |
ブレーキ
ブレーキ 【4種】 |
費用 |
オンライン専用 |
ブレーキ(標準装備) |
$1,000 |
ストリート・ブレーキ |
$20,000 |
スポーツ・ブレーキ |
$27,000 |
レース・ブレーキ |
$35,000 |
エンジン
エンジン 【4種】 |
費用 |
オンライン専用 |
EMSアップグレード:レベル1 |
$9,000 |
EMSアップグレード:レベル2 |
$12,500 |
EMSアップグレード:レベル3 |
$18,000 |
EMSアップグレード:レベル4 |
$33,500 |
マフラー
マフラー 【4種】 |
費用 |
オンライン専用 |
マフラー(標準装備) |
$ |
マフラー(大) |
$750 |
ダブルマフラー(大) |
$1800 |
オーバル・マフラー |
$3000 |
フロントバンパー
フロントバンパー 【4種】 |
費用 |
オンライン専用 |
フロントバンパー(標準装備) |
$ |
アフターマーケット・バンパー |
$4600 |
アフターマーケット・バンパー(メイン) |
$7400 |
下がったコンビネーションスプリッター |
$11700 |
グリル
グリル 【10種】 |
費用 |
オンライン専用 |
グリル(標準装備) |
$ |
エンブレムなし |
$750 |
グリルスポイラー |
$1340 |
サブカラー・パネルグリル |
$1650 |
サブカラー・エンブレムなしグリル |
$3000 |
サブカラー・グレートメッシュ |
$3200 |
黒のグレートメッシュ |
$3650 |
エンブレム付グレートメッシュ |
$4100 |
サブカラー・グリルスポイラー |
$4550 |
スポイラー付メッシュグリル |
$5000 |
ボンネット
ボンネット 【5種】 |
費用 |
オンライン専用 |
ボンネット(標準装備) |
$ |
サブカラー・ボンネット |
$3000 |
カーボン・ボンネット |
$5000 |
レース・ベント |
$8000 |
カーボン・レースベント |
$9600 |
ライト
ライト 【2種】 |
費用 |
オンライン専用 |
ライト(標準装備) |
$600 |
HIDライト |
$7,500 |
スカート
スカート 【3種】 |
費用 |
オンライン専用 |
スカート(標準装備) |
$ |
黒のエア・スカート |
$5500 |
サブカラーエア・スカート |
$8000 |
スポイラー
スポイラー 【9種】 |
費用 |
オンライン専用 |
なし |
$ |
黒のリップスポイラー |
$7050 |
黒のウィンドウリップスポイラー |
$10000 |
黒のファクトリースポイラー |
$13000 |
テイルゲートスポイラー |
$14000 |
フラッシュマウントスポイラー |
$16000 |
ペダスタルスポイラー) |
$16500 |
スーパースポイラー |
$17000 |
カーボン・レーススポイラー |
$17500 |
トランスミッション
トランスミッション 【4種】 |
費用 |
オンライン専用 |
トランスミッション(標準装備) |
$1,000 |
ストリート・トランスミッション |
$29,500 |
スポーツ・トランスミッション |
$32,500 |
レース・トランスミッション |
$40,000 |
ターボ
ターボ 【2種】 |
費用 |
オンライン専用 |
なし |
$5,000 |
ターボチューニング |
$50,000 |
武器
マシンガンとミサイル |
費用 |
オンライン |
武器なし |
$ |
マシンガンとミサイル搭載 |
$198,000 |
※爆発物、クラクション、ナンバープレート、ペイント、ホイール、ウィンドウの改造費用は全車種共通。
詳細は
乗り物カスタマイズのページを参照。
参考
モデル
デロリアン・DMC-12
いすゞ・ピアッツァ
日産・フェアレディZ(Z31)
動画
最終更新:2024年09月07日 15:51