東芝の11.6型ワイドノートPC「dynabook N510」は、同社が“ネットノート”と呼ぶ、モバイル用途を想定した1スピンドル機だ。ラインアップは、基本スペックを共通化した色違いの3モデルで、実売想定価格は9万円前後。1月下旬に発売する。
2010年秋冬モデル同様に、カラーバリエーションとしてリュクスホワイト、アイアンレッド、プレシャスブラックの3モデルが用意されるが、従来機の上位モデルとしてラインアップされていた超低電圧版Core i3-380UM(1.33GHz/2コア/4スレッド)搭載モデルが姿を消し、超低電圧版Pentium U5600(1.33GHz/2コア/2スレッド)を採用する下位機に集約されている。また、春モデルの主な強化点は、CPUが超低電圧版Pentium U5400(1.2GHz)から同U5600(1.33GHz)とクロックが向上したのみで、11.6型ワイド(1366×768ドット)のLEDバックライト液晶をはじめ、2Gバイト容量のメモリ(最大8Gバイト)や320GバイトHDDといった点に変更はない。
主なインタフェースは、USB 2.0×3(うち1基はeSATAと共用)、マルチメディアカードリーダー、30万画素Webカメラ、HDMI出力など。ネットワーク機能として、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとIEEE802.16e-2005準拠のモバイルWiMAX、100BASE-TX準拠の有線LANも備える。
本体サイズは284(幅)×202.8(奥行き)×17.6〜26.2(高さ)ミリ、重量は約1.48キロ。約6.1時間のバッテリー駆動が行える。OSは32ビット/64ビット版のWindows 7 Home Premium(セレクタブルOS仕様)。オフィススイートとしてOffice Personal 2010(Word、Excel、Outlook)をプリインストールする。
dynabook N510店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
dnyabook N510 | N510/04B(3色) | 1スピンドル | CPU変更、低価格化 | ULV Pentium U5600(1.33GHz) | 2048MB (DDR3) | 320GB | 64ビット版7 Home Premium | 9万円前後 |
dynabook N510店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dnyabook N510 | N510/04B(3色) | 11.6型ワイド | 1366×768 | Intel HM55 | − | CPU統合 | −/Office Personal 2010 | 約1.48キロ |
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