ギガバイトが次世代マザーボード製品に関する国内説明会を実施。同社で日本地域を担当するTeresa Ping氏と、プロダクトディレクターのApollo Chang氏が来日し、新製品の特徴を解説した。
ラインアップは従来同様、オーバークロッカー向けのOCシリーズとゲーマー向けのG1.Killerシリーズ、そしてスタンダードシリーズだ。次世代CPUに対応する今回のモデルは、同社が「Ultra Durable 5+」と呼ぶ4つの特徴を備えている。
1つはUltra Coolで、今回のモデルではヒートシンクのデザインを大きく変更。特にG1.Sniper 5は空冷と水冷に両対応したヒートシンクを備えた。2つ目のUltra Performanceでは、デジタルPWMコントローラによる安定的な電源供給を実現。3つ目のUltra Safeは、2つのBIOS ROMチップによるBIOSエラー時の自動修復機能だ。最後はUltra USB 3+で、合計10ポートのUSB 3.0ポートを搭載している。ほぼ従来の特徴を継承するがそれぞれ細かく強化された形だ。
このほか、従来の固体コンデンサと比べて約2倍の寿命を持つ日本製コンデンサの採用や、CPUのソケットの金メッキ処理といった独自設計基準による品質の向上、インテル製LANコントローラ搭載モデルの拡充、UEFIインタフェースの刷新なども目を引く。
なお、オペアンプを交換可能なG1.Killerシリーズなどの特徴は、台湾新北市で先行公開されたリポートの通り(「G1-Killer」の“次世代マザー”を先行公開)。発売は6月2日で価格は後日発表される予定だ。
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