西宮市の雑部志乃さん(46)は、同市の自宅が全壊し、中学生だった妹の由紀さん=当時(14)=を亡くした。1学年違いで大好きだった妹は、あの日も布団を並べて寝ていた。「30年たっても昨日のことみたい」。悲しみとともに、妹を身代わりにしてしまったような罪悪感が今も消えない。
西宮市の雑部志乃さん(46)は、同市の自宅が全壊し、中学生だった妹の由紀さん=当時(14)=を亡くした。1学年違いで大好きだった妹は、あの日も布団を並べて寝ていた。「30年たっても昨日のことみたい」。悲しみとともに、妹を身代わりにしてしまったような罪悪感が今も消えない。