サッカー日本代表の森保一監督が19日、熊本市で行われた日本協会主催の指導者向けシンポジウムに参加し、より高いプレー強度で国内の試合が行われるよう判定基準を改めるべきだと主張した。審判員らと意見交換し、要望として伝えている。

 自ら壇上で実演しながら一例として挙げたのは、球を受ける前の接触プレー。日本では倒れた選手の準備不足や強度の低さが原因でも倒した側が反則を取られる場合があり、強豪国とは差があると指摘した。

 日本の審判員のレベルが低いと考えているわけではなく「(ギャップを)埋めていくことで日本サッカーがさらに力をつけていくと思う」と説明した。