2023/06/27 - 2023/06/27
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kojikojiさん
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長らくお世話になってきた全国旅行支援の旅もこの和歌山の旅で最後になりました。1月から6月末までの間の12回の旅行での割引とクーポンはかなりの金額になりました。その総額で8月のダイヤモンドプリンセスのクルーズの費用の基本料金が賄えそうです。今回の「聖地高野山 総本山金剛峯寺・熊野三山 紀伊半島10の世界遺産」というほぼ和歌山県を巡るツアーも、1月に横須賀港から出発した新門司港行きのフェリーから見えた潮岬や橋杭岩を地上から訪ねたいと思ったことに始まります。またこの辺りは妻と最初に旅した地でもあり、この旅では東京の有明港から横浜を経由して那智勝浦港までフェリーのさんふらわあで移動した旅でもありました。その度では訪ねることの出来なかった寺社へ参拝することも出来ますし、昨年の春に行った高野山で参拝できなかった金剛峯寺や壇上伽藍の堂内の参拝もすることが出来るという願ったりかなったりのコースでした。まずはいつものようにリムジンバスで羽田空港第1ターミナルへ向かい、関空行きの便に乗ります。窓からはほんの一瞬富士山が見えましたが、その後は厚い雲に覆われてしまいました。関空で現地の添乗員さんと合流してバスに乗り込みましたが、添乗員さんは話し方と声が濱田マリそっくりです。運転手さんは池乃めだかに似たおっちゃんです。バスは連絡橋を渡って阪和自動車道に入りますが、和歌山まではあっという間でした。最初の観光は「和歌の浦」の「玉津島神社」と「鹽竈神社」の参拝でした。近くには「紀三井寺」や「紀州東照宮」などが見えますが、なぜそちらへ行かないのだろうと疑問が湧きます。さらに「雑賀崎」に至っては「日本のアマルフィです。」といわなければならない添乗員さんが気の毒でした。それよりも「先日の選挙応援で岸田首相が襲われた漁港です。」というとツアーのメンバーから「おぉっ!」と声が上がります。初日の観光はいまいちでしたが、バスは阪和自動車道をさらに走り、「ホテル&リゾーツ和歌山みなべ」まで進みます。ここは先日の高知の旅でも泊まったダイワロイヤルホテルです。同じような造りの建物に一抹の不安を覚えましたが、今回は海側の部屋で一安心です。到着が遅かったので部屋でゆっくりする暇もなく、2階の「四季」というレストランで夕食が始まります。同じホテルでも食事のグレードはまちまちのようで、期待していたほどではありませんでしたが、美味しくいただけました。この日と翌日が期限のクーポン券があったので、レストランの飲み物と売店で買った梅焼酎でちょうど4,000円になりました部屋でしばらく焼酎を飲んだ後に大浴場へ向かいましたが、午後10時はもう誰もいませんでした。貸切風呂を楽しんだ後は翌日に備えて早めに寝ることにします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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午前10時5分の池袋発のリムジンバスはほぼ満員で、池袋駅西口から乗ろうと思ったベビーカーを持った家族連れは乗れないほどでした。空港で航空券を受け取った後はレストランで食事することにしました。
中華料理 彩鳳 羽田空港第1ビル グルメ・レストラン
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第2ターミナルだと「銀座アスター」ですが、第1ターミナルだと「彩鳳」です。昭和38年の東京オリンピック開催の前年、羽田空港に最高級の料理とサービスを兼ね備えたレストランが相次いで開業し、その中でも人気だった「中華料理 彩鳳」が復活オープンしたそうです。
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メニューは「銀座アスター」と似ていますね。担々麺とチャーハンとシューマイと杏仁豆腐のセットにしました。
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濃厚な担々麺はとても美味しかったです。冷たいビールがよく合います。
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妻はザーサイと肉細切り麺を単品で注文しましたが、ちょっと塩気が強かったです。ザーサイの塩抜きの問題のようです。
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関空行きも沖止めなのには驚きました。
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乗ってから案内がありましたが、この機体は国際線で使用されているもので無料wifiのサービスはありませんでした。
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関西空港を利用するのは久しぶりのことです。妻と那智勝浦港から旅した際の最後が関西空港だったのと、弟とベトナムとカンボジアを1カ月旅した最後が関西空港で、羽田まで朝一番の便でサラリーマンに囲まれて帰ったこと、心斎橋の仕事で長期出張した際にマイルを貯めたいがために利用したくらいしか記憶がありません。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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せっかくの窓側の席ですが、雲が厚いので景色はあまり期待できそうもありません。
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離陸して東京湾を旋回するタイミングで富士山が姿を見せてくれました。7月の下旬には地元の友人たちと久里浜港から金谷港を往復する東京湾フェリーに乗って船上ビアガーデンを楽しむ旅が待っています。
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駿河湾の海岸線が薄っすらと見えます。富士山の背後には南アルプスの山並みもきれいに見えます。子供の頃に身延から伝付峠(でんつくとうげ)を越えて北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳を経て井川まで下った旅を思い出します。北アルプスの山々は小学校を出るまでに有名なルートは走破しましたが、南アルプスの山々は中学生でもきつかったです。
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4歳で山頂まで登った時のことは鮮明に覚えています。八合目の山小屋から眼下に見えた稲光は一生忘れられないと思います。4回目の登頂を12歳で終えたとは足を踏み入れていません。元気なうちにもう一度と思ってはいますが、昨今のブームを考えると二の足を踏んでしまいます。
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南アルプスに差し掛かるころに飛行機は高度を上げてしまい、周囲は雲の中になってしまいました。
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紀伊半島を通過して高度を下げ始めると和歌山の町が見えてきました。町の中央を分断するように流れているのが紀ノ川です。一番手前の緑の濃い辺りが、この後向かう雑賀崎のあたりです。
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和歌山港を出港して徳島港へ向かうフェリーの姿も見えました。
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淡路島の上空を旋回して大阪湾に入ります。
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関西空港へ着陸するのは2005年の夏に心斎橋のそごう心斎橋店をオープンさせるために3カ月ほどの長期出張で来た時以来です。駐機場には懐かしい中国東方航空や中国南方航空の機体が見えます。久しく中国内陸部に行っていないことに気が付きます。
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到着ロビーで初めて全員が集合し、現地の添乗員さんの点呼と説明を受けます。今回のツアーもほぼ40人の参加者でした。
関西国際空港 空港
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バスはほぼ満席の状態です。午後2時50分に関西空港を出発します。
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連絡橋をバスで通過するのは1999年の紀伊半島のツアー以来なので24年振りということになります。
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連絡橋を渡った後はそのまま阪和自動車道に入って和歌山方面に向かいます。
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ツアー初日はドライバーさん側の前列2列目の席でした。どちらかというと最後尾の席が好きなのですが、こんな前に座るのは初めてのような気がします。
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紀ノ川を通過する際に紀の川大堰が見えました。ほんの1時間ほど前にこの上を通過してきたのだということが分かります。
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バスは途中の立ち寄りもなく「玉津島神社」に到着しました。「玉津島」一帯はまたの名を「玉出島」といい、山部赤人の長歌に「神代より然ぞ尊き玉津島山」と詠まれ、風光明媚な神いるところとして崇められました。
玉津島神社 寺・神社・教会
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皆さんが揃って参拝に向かうので、先に「鹽竈神社(しおがま)」を参拝することにします。
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鳥居を出た右手には小高い岩山があります。ここが「鏡島」であろうということが想像できます。
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東京在住だとこの辺りの歴史や地理は全く知ることもなく、新鮮な驚きの連続です。神亀元年の行幸に随行し、玉津島を訪れた山部赤人は奠供山から干潟を望む景観に感銘して詠んだとされる「若の浦に 潮満ち来れば 潟を無み 葦辺をさして 鶴鳴き渡る(わかのうらに しおみちくれば かたをなみ あしべをさして ぬえなきわたる)」により「和歌の浦」の美しさは全国に知れ渡ったそうです。
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「不老橋」は片男波松原にあった東照宮御旅所の移築に際して紀州藩10代藩主であった徳川治宝(橋が架けられた当時は13代藩主徳川慶福の治世中)の命により、嘉永3年の1850年に着工し、翌4年の1851年に完成したアーチ型の石橋です。
不老橋 名所・史跡
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この橋は徳川家康を祀る東照宮の祭礼である和歌祭の時に、徳川家や東照宮関係の人々が御旅所に向かうために通行した「お成り道」に架けられたものです。
橋台のアーチ部分については肥後熊本の石工集団の施工であり、勾欄部分については湯浅の石工石屋忠兵衛の製作と推定されています。 -
「鹽竃神社」は「輿の窟」と呼ばれた岩穴に鎮座しています。元来は「玉津島社」の祓所であり、天野丹生明神(現在の丹生都比賣神社)の神輿が「玉津島社」へ渡御される「浜降りの神事」(丹生都比賣神が玉津島稚日女神を表敬訪問される神事)の際に先ずこの輿の窟へ渡らせられたと伝えられています。古くから安産守護や子授けの神、不老長寿や漁業豊穰、航海安全の神として知られています。
鹽竃神社 寺・神社・教会
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ツアーのメンバーの方が来る前に参拝を済ませてしまいます。
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後方の岩山は風化しているようで社を護るために鉄骨の屋根が掛けられています。
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「和歌の浦」は結晶片岩の断崖が続く荒磯で、この岩のことを香木の伽羅に似ているため「伽羅岩(きゃら)」と呼んでいます。「伽羅岩」は約2億年前に「広域変成作用」とよばれる強い圧力や熱のはたらきによって堆積岩などが結晶片岩などの変成岩になったものです。結晶片岩は結晶が一定方向にならんで縞模様を形成しており、薄くはがれやすい構造になっています。
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江戸時代のアーチ型石橋は九州地方以外では大変珍しく、特に高欄の部分の彫刻が優れています。国東半島を走っていていくつも見掛けた眼鏡橋を思い出すとともに、子供の頃に読んだ「肥後の石工」の物語も思い出します。
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「伽羅岩」はなるほど伽羅の香木の肌合いによく似ています。昔叔母にもらった伽羅の香木もほとんど使わずのままでもったいないと思いますが、弟たちに残してもただの木片と思われて捨てられてしまいそうです。
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ツアーの皆さんと入れ替わりに「玉津島社」に戻って参拝することにします。
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「根上りの松」と呼ばれる松根が奉納されています。大正10年まで和歌山市の高松にあったものだそうです。3日後に上場するIPO株を申し込んであるので真剣にお祈りしました。何しろ”値上がり”の松ですから。裏手の「奠供(てんぐ)山」は工事中で足場が悪そうなので行くことは諦めました。
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和歌の浦は万葉の歌人である山部赤人の歌一首によって全国に名を知られたそうで、「若の浦に 潮満ち来れば 潟を無み 葦辺をさして 鶴鳴き渡る」と詠まれています。神亀元年の724年に聖武天皇は初めて玉津島を行幸し、和歌の浦の景観を絶賛します。
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赤人の歌はその時に作られた玉津島賛歌の反歌の一首だそうです。当時は紀ノ川の河口は和歌の浦に大きく開き、そこに小島を6つ浮かべており、それが「玉津島」でした。現在は「妹背山」、「鏡山」、「奠供(てんぐ)山」、「雲蓋(うんがい)山」、「妙見山」、「船頭山」と呼ばれています。
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現在は「妹背山」1つを海上に残して、それ以外は陸地に取り込まれてしまっています。
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神社に隣接する「鏡山」の上までは簡単に登ることが出来ました。ツアーの参加者は年配の方が多く、ここまで来られたのは数名だけでした。ほんの30メートルほどの小山ですが、ここに登らないと古き「若の浦」を感じることは出来ないと思います。
紀三井寺 寺・神社・教会
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和香川を挟んだ対岸の高台に「紀三井寺」が見えました。ここにも行ったことは無いので行ってみたいと思いました。西国三十三所第2番札所でもあり、この旅の3日目に行く「青岸渡寺」は西国三十三所第1番札所なのでなおさら立ち寄りたかったです。
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細く伸びる「和歌の浦」は美しい松原のようで、その裏側は美しい砂浜が広がっているようです。下車しなくともこの辺りくらいはバスで走ってもらいたいところです。和歌山マリーナへ続くサンブリッジもきれいに見えます。
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薄っすらと「沖ノ島」が見えました。その先には四国の東海岸があるのですが、さすがにそこまでは見えません。
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「鏡山」の上から見下ろした「不老橋」はとてもきれいで、アーチの形もよく分かります。
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「鏡山」を下りて「不老橋」を渡ってみました。「和歌の浦アート・キューブ」という施設がありましたが、ちょうど火曜日の休館日でした。自動販売機があったのでポカリを1本買い求めました。この辺りには自動販売機は皆無なので助かりました。
和歌の浦カフェ マーレライ グルメ・レストラン
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こちら側から見ると「鏡山」がかつて島だったことが伺えます。左手を下った所に「玉津島神社」があり、さらに左側の山が「奠供(てんぐ)山」です。
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新しく作られた自動車道路の「あしべ橋」を渡ると「不老橋」から「紀州東照宮」へ向かう水路がきれいに見渡せます。
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さらに「鏡山」の裏側には「三断橋」があり、6つあった小島の中の唯一会場に残った「妹背山」があります。「三断橋」は県内最古の石橋で、材料は「不老橋」と同様も和泉砂岩で構築されています。幾度か修復をしながらも400年あまりその原型を失わずに存在しています。
海禅院 寺・神社・教会
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「妹背山」を登ると「海禅院多宝塔(かいぜんいんたほうとう)」があるのですが、そこまで行く時間は残っていません。「海禅院多宝塔」は、徳川頼宣の思い出の地として有名で、徳川頼宣は承応2年の1653年に母の養珠院が亡くなって、母を弔うために多宝塔を改建したと言われています。「三断橋」はかなり傷んでいて、周囲には黒い土嚢が積み上げられているので、こんな写真しか取れずに残念です。
観海閣 名所・史跡
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6つの内の3つの島だった位置関係が看板から分かりました。ここへ来るには歴史も含めて知っていないと、面白みは感じられないと思いました。
バスは -
菅原道真は昌泰の変で失脚すると大宰員外帥に任ぜられ、延喜元年の901年に大宰府に向かいます。その途中で海上の風波を避けるために和歌の浦に船を停泊させました。その時に天神山から和歌浦を望み、2首の歌を詠んでいます。その地は現在は「和歌浦天満宮」となっています。右手には「紀州東照宮」がありますが、どちらも訪れてみたいところでした。
和歌祭 祭り・イベント
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バスは午後4時過ぎに出発して、「雑賀(さいか)崎」に向かいます。「雑賀崎シーパーク」近くの駐車場でバスを降りて20分ほどの自由時間になります。
雑賀崎シーパーク テーマパーク
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和歌の浦の「伽羅岩」とはまた違った「緑泥片岩(りょくでいへんがん)」で、地方名としてはいわゆる「紀州青石」と呼ばれるものです。緑泥片岩の特徴は緑色の成分と、発達した面状構造(片理)がみせる縞模様で、特に層状に剥離しやすいようです。
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何となく「奥和歌大橋」まで歩きましたが、皆さん何てこんなところに連れてこられたのだろうというような顔をされています。添乗員さんは「ここは日本のアマルフィと呼ばれています。」と取り繕いますが、さらに失笑を買ってしまいます。諦めたように「この雑賀漁港は先日岸田総理が爆弾を投げられたところです。」というと「おおっ!」と声が上がります。「雑賀(さいか)崎」に立ち寄るのであれば、どこかほかにも見るところがあるのではないかと思いました。
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バスは阪和自動車道に戻り、観鍋に向かいます。途中「紀州路ありだ」でトイレ休憩がありました。ここはコンビニが併設されているので、この日必要な飲み物などを買い求めました。この近くの湯浅が「醤油醸造の発祥の地」でもあるので「湯浅醤油」も1本買っておきます。重たいけどここでしか見られなかったので買っておいて良かったです。
紀州路 ありだ グルメ・レストラン
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だいぶ日が傾いてきましたが、美しい海岸線の景色が楽しめました。コロナ禍が落ち着いて、ツアーバスも毎日席替えをするようになりました。この席は海岸線を走るツアーでは当たり外れがありますが、今回の旅も良い席ばかりでした。
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阪和自動車道をみなべインターチェンジで降りて海岸線まで出て、みなべの町に入ります。
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この辺りは町中にも梅の木がたくさん植えられています。そんな梅林の中を通っていくと「梅観音」が見えました。重さ約180トンで高さ約13メートルもある観音像は梅の枝を持っています。これは個人の方が建てられたと添乗員さんが説明してくれました。
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この日の宿泊は「Hotel & Resorts 和歌山みなべ」で、先日も高知で宿泊したダイワホテルと同じ系列です。高知のホテルでは裏側のパーキングビューの部屋だったので一抹の不安を感じます。ダイワホテルはどこも同じようなデザインですから。
グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ 宿・ホテル
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高知のホテルでは2階宿泊していますが、2回ともパーキングビューでした。オーシャンビューの部屋だと目の前に太平洋が広がり、眼下にはきれいなプールまで見ます。
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大きなガラス張りのロビーからは左右に広がる森と太平洋が見えます。鍵を受け取ってホテルの施設のオリエンがあり、それぞれ部屋に向かいます。
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ラッキーなことに今回はおーすあんビューの部屋でした。半分の方はパーキングビューなので良かったです。
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ダイワホテルの客室はスタンダードでも広いのでありがたいです。
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奥にはソファセットがいてありますが、トリプルで使う際はここにベットが1床入ります。
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窓からはこんな景色が広がっています。地図で調べてみると南部湾だということが分かりました。
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眼下の白浜は「小津目浜」で海岸線まで降りることが出来るようなので、翌朝晴れていたら行ってみることにします。
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部屋のバスルームはユニットバスですが、このホテルには大浴場があるので入ることはありませんでした。
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1階の売店に降りて梅焼酎を買ってみました。南高梅100%で仕込んだ梅酒を蒸留した蒸留酒で、中野BCの「貴梅酎(きばいちゅう)」というものでした。売店で串本のこととトルコの軍艦エルトゥールル号のことを思い出しました。
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最近さらに貫禄が付いてきました。もう見分けがつきません。
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午後6時から2階の「四季」で夕食になりました。クーポンのリージョンペイのアプリ入力できない人は添乗員さんがかかりきりで対応しています。
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窓際の席に座れたので奇麗な夕暮れを見ながら食事が出来ます。気が付いたらすぐに真っ暗になっていましたが。
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ダイワホテルの夕食はまあまあ美味しいので楽しみにしていました。この日のメニュー表を読んでいきます。
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セットされた会席料理が並んでいます。
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台の物は料理長おすすめの紀州梅真鯛と太刀魚のあっさりしゃぶしゃぶ鍋うどん付きと、造里は生マグロとカンパチの2種盛りです。
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瓶ビールを注文してようやく乾杯です。
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前菜の3種盛りは蓮根のきんぴらと白和えとほうれん草と人参の胡麻和え。地産の料理ではないのがちょっと残念です。食材は和歌山の物なのだと勝手に思いながらいただきます。
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お刺身も美味しかったけど、和歌山なので那智勝浦なのか近大マグロなのか…。
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強肴は鶏の梅すき焼きです。よく見るとみかんが入っています。さっぱりして美味しかったです。
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真鯛と太刀魚のしゃぶしゃぶもさっぱりしています。梅から抽出した梅酢エキスを餌に混ぜて真鯛を養殖する技術により、病気に強くて色や味が良い魚が生産できるそうです。
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先ほど買った「貴梅酎(きばいちゅう)」の中野BCで醸造された「長久 生貯蔵酒」をいただきます。旅先で飲む地酒は何をいただいても美味しく感じます。度数が14度と」軽めですっきりしたお酒でした。
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食事が終わったらすっかり日が暮れています。ちょうど空が青く映るブルーモーメントの時間帯です。
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写真を撮るには良いタイミングなのでロビーから表に出て散歩してみます。
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奇麗な半月も昇っています。今回の旅も天気に恵まれそうです。
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部屋に戻って「貴梅酎」をいただきます。和歌山産南高梅を使用した梅酒をさらに単式蒸留(減圧蒸留)にかけ、梅酒の香りだけを残した「香り焼酎」です。1,760円とお手軽で氷を買ってきてもお手軽な晩酌です。
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和歌山限定販売のポテトチップも買ってみました。「じゃばら」というのはミカン属の柑橘類の1種で、ユズや九年母(くねんぼ)などの自然交雑種です。江戸時代の頃より北山村で庭先栽培され、村おこしにも使われているようです。
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午後10時過ぎに大浴場に向かいました。まだまだ混雑している時間だと思っていたのですが。
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すでにどなたもいらっしゃいませんでした。内湯は温泉ではないようですが、大きくて気持ちの良い風呂です。係りの方が定期的に清掃と片づけを行っていました。
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大きめのサウナも気持ち良かったです。
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表には2つの露天風呂がありました。こちらは紀州の備長炭を入れた湯船です。他の湯船に入る前は体を流さないと炭の成分が体に残るようです。表はかなり暗いので良く見えませんでしたが。
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そして温泉の露天風呂です。元かには海岸が広がっているのですが、真っ暗で何も見えません。部屋に戻って梅焼酎を飲んで早めに就寝します。
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