初めての独土＆３度目の伊 11日目＜フィレンツェ２＞

☆ダヴァンツァーティ ＜108号室＞

7時起床
ここは朝食が7時半スタートと遅いので早く起きる必要がない。

☆ダヴァンツァーティ＜朝食会場＞

朝食会場はロビー横。
昨日ティータイムやハッピーアワーで訪れているので、沢山の料理を並べる場所がないことはわかっている。

【朝食会場：朝食ブッフェ】

小さなホテルなので、最初から品数は少ないだろうと予想していたが、見事予想どおりでだった。

【朝食会場：朝食ブッフェ】

品数は少ない分、品質が高いってパターンならよかったのだが、そんな上手い話しはない。
ここは立地が全てかな。

《Caffe Le Logge》

マダムが準備している間にバス停横のバールでバスチケットを買っておく。
フィレンツェのバスは非接触式カードでＯＫだが、カード読取装置が搭載されていないバスが一部あるらしい。

《Caffe Le Logge：１回券1.7E×2枚》

そんなバスに限って運転手がチケットを持ってなかったり、釣銭がなかったりすると在住者が書いてあった。

杞憂に終わるだろうが、紙のチケットを持っておいて損はない。

▽ポルタ・ロッサ バス停

ホテルの階段を降りたら、バス停の近くにバスが見えた。
バス停まで約40メートルなので、乗り降りする人が沢山いたら間に合うと小走りで急いだが、バスは止まらなかった。

時間に余裕はあるので次のンバスを待つしかない。
15分は短いようで長い。

▽C2バス 1.7E×2人

バスは非接触式カードがOKのタイプだった。
さっき買った紙のチケットは使わずにカードをタッチ。

事前情報のとおりC2は小型バスだった。
日本のコミュティバスと同じタイプ。
狭い道路を走るので仕方がない。
満員の時にスーツケースは顰蹙を買うのも頷ける。

▽Piazzale Montelungo バス停

The Mall行のバス停は駅の裏だが、案外遠い。
歩いて10分ぐらいかかった。
バス停の辺りは寂れた感じで暗くなったら長居はできそうでない。

10時30分頃に着いた時には2・3人しかいなかった。しかも他の長距離バス待ち風でアウトレットの客ではなさそう。
11時発（復路17時）のバスを日本から予約しておいたが、予約なしでも十分だった。

▽busitaliaバス:：往復15E×2人

結局、バスに乗ったのは20人くらいか。
ドライバーから切符を買っている人も結構いた。

ミラノとは違って少し走れば市街地を抜けるので渋滞もない。
トスカーナの丘陵地の高速をバスは駆け抜ける。

《The Mall》

50分ぐらいでThe Mallに到着
平日の午前中なので、それほど客はいないようだ。

《グッチ GUCCI》

先ずはバス停の目の前にあるグッチから
The Mall の中でグッチとプラダが一番いい場所で、広いスペースを使っている。
二社ともアウトレット開業時からの主要なメンバーなんだろう。

車窓から見た時は客があまりいないと思ったが、さすがにグッチは流行っている。

《プラダ PRADA》

次はプラダ
プラダもグッチと同じで2階建て
こちらも結構広い。

《モンクレール Moncler》

3軒目はモンクレ
他のショップから少し外れた所にあるので先に行っておくことにした。

《モンクレール：ショルダーバッグ 200E》

セールコーナーで見つけたショルダーバッグ
何と上代は725ユーロ
これは買わないと損する。

《モンクレール：半袖シャツ 150E》

メンズにもセールコーナーがあって半袖シャツがとても安かった。
上代は510ユーロもする。
少し派手かなと思ったっが、最後の1点なので買ってしまった。

《モンクレール：合計 350E》

いい買い物ができたが、バッグの保存袋を忘れそうになったり、逆に万引き防止タグを取り忘れたりで、レジの女の子は全く集中していなかった。
これがイタリアクオリティーってやつか？

《The Mall》

ここからは興味があるブランドをチェック
日本のアウトレットにあるナショナルブランドは概ねあったが、ローカルブランドはあまり見かけなかった。

《The Mall》

今日のバスはネットで時間を変更できるタイプ。
ひととおりぐるっと回った。もう帰ることにする。
17時のバスを14時30分に変更した。
あっちこっちのアウトレットへ行ったが、復路のバスが変更できたのは初めて。

雀が近寄って来たので余っていたビスケットを投げてやったら食べていた。

《The Mall》

食べ終えたらお代わりってまた寄ってきた。
ビスケットはもうないのでワサビ入り柿の種をあげたら、ぺって吐き出していた。
もう寄って来なくなった。

▽busitaliaバス

着いた時のバス停が復路のバス停だと勝手に思っていたが、復路はバス停が違っていた。

バスを降りた時に制服を着たお姉さんからチラシをもらっていた。
どうせアウトレットの地図だと見ていなかったが、なんと復路のバス停の案内だった。

▽busitaliaバス

復路14時30分のバスは正真正銘のガラガラ
2階席の先頭をゲット

▽Piazzale Montelungo バス停

15時20分に到着
降りたバス停には、これから乗る人たちが5・6人いた。
これから行っても十分楽しめるだろう。

▽Stazione Orti Oricellari バス停

C2のバス停は駅の南側にあって、少しわかり難い。
15分に1本のはずだが、バスが来ない。
みんながC2の客ではないだろうが、待っている人も増えてきた。

▽C2バス 1.7E×2人

バスがようやく来たが、小さいバスなので全員乗れない。
我が家は何とか乗れたが、スーツケースを挽いて大きなリュックを背負った女性軍が3・4人強引に乗って来たので超満員になってしまった。

▽C2バス

超満員過ぎてどこを走っているのか皆目わからない。
車椅子のおばあさんも降りれないと怒鳴り散らしている。
ちょっとしたカオスになった。

当の女性軍団は大声でしゃべっていて自分たちに避難の目が向けられいることに気がつていない。気がついていないふりをしている。

▽Studio バス停

ホテルに近いのはオルサンミケーレ Clarks Orsanmichele というバス停だが、ドゥオーモが見えたので、他の人に便乗して何とか降りた。

○ドゥオーモ広場

明日の午前中にドゥオーモ内の見学を予定していたが、アウトレットが早く終わったので今日に予定変更。
入口を探して入場しようとしたら、ゲートのスタッフにチケットが要ると言われた。

○ドゥオーモ広場

クーポラや鐘楼は有料だが、大聖堂だけなら無料だとガイドブックで読んでいたが、事情が変わったのだろうか。

教えてもらったチケットブースに行くと本日分は終了したらしい。
何だか狐につままれたような話だが、何が何でも入りたい訳でもないので、一気に熱が冷めた。

【ジッリ Gilli】

フィレンツェの老舗中の老舗のカフェ
滞在中に必ず訪れる予定にしていたが、調度時間が空いた。

【ジッリ】

共和国広場にテントを張ったテラス席が人気のようだが、我が家の目的は重厚な雰囲気の室内の方。
ちゃっかり窓際の席をゲットできた。

【ジッリ：カプチーノ 6E×2】

高いだけあってカプチーノが奥深い。
泡がきめ細かい。

【ジッリ：合計 12E】

ケーキも種類が多くてどれも美味しそう。
後から考えたら、小さいのを食べるチャンスだった気がする。
次の機会はそうそうない。

○カルツァイウオーリ通り Via dei Calzaiuoli

共和国広場を出てカルツァイウオーリ通りを南に下がる。
ドゥオーモからシニョーリア広場へ向かうフィレンツェを代表する目抜き通りのはずだがそれほど人が歩いていない。

《オッティーノ OTTINO》

アーモイタリアの堂剛さんがおススメしている革製品のオッティーノ
ホテルの近くなので覗いてみた。
想像していたより高級店ぽい設えでちょっと腰が引けた。

確かに革の質がよさそうだが、デザインがマダム好みのものがなかった。

《インテーザ・サンパオロ銀行 Intesa Sanpaolo》

手持ちのユーロが少なくなってきたのでキャッシングすることに。
道路にあるATMより、銀行の中にあるATMの方が何となく安心できる。
昨日シニョール広場で見つけた Banca Toscana にした。

今回は家にあったユーロを持ってきた。
イスタンブールでトルコリラをキャッシングしたが、イタリアでは初めてのキャッシングなので少し緊張する。

《インテーザ・サンパオロ銀行：70E出金、手数料 3E》

トスカーナ銀行だと思っていたら、レシートは Intesa Sanpaolo インテーザ・サンパオロ銀行となっていた。
その辺の事情はよく知らないが、ユーロさえ手に入れば別にこだわりはない。

100ユーロ札は使えないので、出金99ユーロにしたらエラーになって何度か試行錯誤して70ユーロに落ち着いた。
キャッシングできてホっとしたが、50ユーロ札も100ユーロ札ほどでないにしても使い勝手が悪そうだ。
50ユーロ札を小さくする新たなミッションが追加になった。

☆ダヴァンツァーティ

フロントの兄さんに50ユーロ札の両替をお願いしたら、財布の小銭を数えてくれたが、ないと謝られた。
金庫でなく財布だったので彼のサービスだったのだろう。

【ダヴァンツァーティ ＜ハッピーアワー＞】

今日のディナーは7時30分に予約しているので7時には出発するつもり。
ハッピーアワーは昨夜の様子から30分もあれば十分

【ハッピーアワー：赤ワイン、オレンジジュース】

昨夜と同じ赤ワイン、オレンジジュース
冒険できない我が家

○サンタ・トリニタ広場 Piazza Santa Trìnita

ディナーのラ・カーザリンガに行く途中でまたもや路上ライブに遭遇
白黒の縦縞はユベントスのユニフォームなんだろうか？
やっぱり昨夜のような黒いスーツの方が雰囲気があっていいね。

○サンタ・トリニタ橋 Ponte Santa Trinita

サンタ・トリニタ橋から見るアルノ川とヴェッキオ橋はさすがに絵になる。
写真を撮っている人が沢山いた。

【ラ・カーザリンガ Le Casalinga】

ラ・カーザリンガはミラノ在住の日本人のブログで見つけた。
アーモイタリア一押しのイ・ドゥエ・ジーと迷ったが、川向うにも行ってみたかったのでラ・カーザリンガをチョイスした。

【ラ・カーザリンガ：Acqua 2.5E、Birra 66 7E】

このところ定番になったガス入りウォーターとビール

【ラ・カーザリンガ：Insalata Mista 4E】

日本流にはミックスサラダだが、ドレッシングの類はなく、卓上のオリーブオイル、塩、バルサミコ酢を入れて気に入った味に仕上げる。

ここだけのやりかたではなく、これがイタリアの常識らしい。

【ラ・カーザリンガ：Minestre di Pane 9E】

ミネストラ･ディ･パーネというトスカーナの伝統家庭料理
パン、豆、野菜の煮込み料理だが、昨晩ラ・カーザリンガのホームページのメニューを見ていて偶然見つけた。

結果、今回マダムが一番気に入った料理になった。

【ラ・カーザリンガ：Secondo Euro 15E】

トスカーナ料理と言えばビステッカだろう。
でも、ビステッカを食べる自信も気力もないので、ローストビーフにした。
何故か、レシートには Secondo Euro となっている。

さすが、肉が旨い。

【ラ・カーザリンガ：Coperto 2E×2】

隣のカップルがビステッカをオーダーしたが、途中で手が止まっていた。
たぶん完食出来ていないだろう。

ペロッと食べれたってクチコミを何度も目にしたが、とても完食できるとは思えぬ代物だった。

【ラ・カーザリンガ：合計 41.5E】

先のブログによると店主がつい最近日本旅行に行ってきたと話しかけてきたとあった。
トスカーナ家庭料理のトラットリアなので、勝手にこじんまりした店を想像していたが、大きな部屋が何部屋もある大型店だった。

でもスタッフはみんな感じがよかった。
美味しかったし、ここにしてよかった。

《サポリ&ディントルニ Sapori&Dintorni CONAD：Acqua CONAD 0.24E×2》

ヴェッキオ橋の手前にコナドのスーパーがあることはリサーチ済み
スーパーにしては狭いが、コンビニにしては広い。

水を買って50ユーロ札で支払ったら、何も言わずに釣りをくれた。
それにしても1.5リットルの水が0.24ユーロとはめちゃくちゃ安い。

○ヴェッキオ橋

まだ8時半なのにヴェッキオ橋の店はほとんど閉まっている。
もっとも、営業中だったとしても見るべきものはない。
ここで貴金属を買うほど目利きではない。

○ヴェッキオ橋

さっき渡ったサンタ・トリニタ橋が夕日に浮かび上がっている。

○ポルチェッリーノ市場

今日もポルチェッリーノ市場では路上ライブをやっていた。
昨日の人とは違う人だった。
きっと彼らの中でルールがあるのだろう。

今日の人も上手だが、昨日の人の方が声に迫力があった気がした。

☆ダヴァンツァーティ ＜108号室＞

昨日より歩いたはずだが昨日より歩いていなかった。
明日はピサまで遠出する。

【本日の万歩計：14,747歩】

●初めての独土＆３度目の伊 12日目～13日目＜フィレンツェ３＞
　https://4travel.jp/travelogue/11927287