漫画やアニメだとどうしても「ヒロインになりやすいヒロイン像」というのがあるけど、
エロゲはそれぞれに個性の違う複数のヒロインを主役にしたオムニバス的な構造だから、
新しいヒロイン像、新しい物語類型が、エロゲの中で生まれていったんだよ。
それまではサブヒロインに甘んじていたようなキャラ設定でもフィーチャーされるようになった。
90年代はいまのオタク向けの物語類型が出始めた頃だけど、それがエロゲによって大量生産されて、
これまでに見たことがないような物語が一気に生まれてきたイメージだな。
あと、文章+絵+音楽で数十時間の完結した物語を一気に読ませるっていうのも特徴だよな。
深夜に何時間もひたすらエロゲやってると妙な没入感があってな。
切れ目がないから鬱展開とかもやりやすいし、タイムループみたいな回りくどい構成にも向いてる。
大長編だからこそ出来る新しいストーリーってのはあったと思うよ。
あと、これは「時代」の話になるけど、
エロゲの最盛期って夕方アニメから深夜アニメへの移行期だったから、人気のアニメがあまりなかったってのもあるよな。
エヴァとかで盛り上がった感情を向けられる新しいアニメが無くて、行き場をなくしたオタクたちが泣きゲーに流入した。
もちろんインターネットの普及もあった。
見たこともないような物語をみんなで受容していく新しい体験っていうのかな。
初期のニコ動とか、ちょっと前までの小説家になろうとかは、それに近い体験だと思うけど、
そういう思い出ってやっぱり深く心に刻まれるんだよな。
なろう小説が異世界転生モノにものすごい多様性をもたらしたのと 同じようなことが、オタク向けコンテンツの黎明期にエロゲで起こっていたということかな
先行したぶんインパクトはよりデカかったな。 ツンデレとかヤンデレとか男の娘とかエロゲ発の流行だしな。
渡良瀬準にゃんみたいな女装少年までヒロインになったり CROSS†CHANNELみたいなループ物が成立したのも「大長編だからこそ」ってのはあるんだろうな コンテンツとして売り出す広さ・深...
NARUTOなどはモブまで全員が美人で占められている 組織としておかしくないか anond:20200430025627
ブサイクで構成された漫画が売れてないだけ定期 つまり漫画やアニメの消費者は差別主義者ばっかり
男は色んなタイプがいるんだよ でも何回も登場する女は見事に整った顔の人しかいない
何回も登場する女がブサイクばっかりの漫画が売れてないだけだって オタクが美少女ビュッフェを求めてるんだって