はてなキーワード: 音楽とは
クリスマスが過ぎ、
街の灯りが少し寂しく見える。
2024年はまだ始まったばかりのようで、
けれども心の中では、
今年が遠く感じている。
そういえば、
同じように年の瀬を感じていた。
あの時は、
10年の終わりが見え隠れしていて、
Spotifyのまとめが届く頃、
すでに12月の初め。
11月には締め切りが過ぎ、
新しい年を迎えようとしている。
グラミー賞も、
早い段階で締め切られ、
9月にはもう次の年が始まっている。
そんなに早く過ぎるのか、と思いながらも、
それが流れというものだろう。
年末と言うには、
来年がやってきている。
今年と来年が重なり、
何かが変わり、
何かが残っていく。
彼らにとって韓国はファッションや音楽、芸能の最先端で、今や一人当たりGDPも日本より上らしいし。
ヨン様ブームとかを笑って見てた30代としてはジェネレーションギャップ感じるわ。
・面白かった
・画面と音楽がオシャレや…
・画面が2000年代初頭のFUDGEのような
両立した映画、初めて
美しい…ってなった
声出して笑った
・斜めのツリーおもろい
ホスト精神は未熟な面のある偏屈ジジイなりの「がんばり」が伝わってきていい
面白いい
する程度には関係が砕けてきてたり、相手のメンツを立ててやるか
って思う程度には関係が深まってる(しかしまだ打ち解け100%では
手つき目付きが手練手管でエ⬜︎〜ってなった
・主人くんはモテる
ちょいちょい「足、長すぎませんか?」ってなった
地で風と木の詩じゃないですかー!
やったー!
主人公くんに成長をみた 顔つきもしっかりして…大人になって…!
・画面作りは昔なのに扱ってるテーマが2024年!って感じがして
不思議な感じがした
・グリーンブックの車?
・アジア人差別よくないネタで韓国人に人力車煽りして的外れ流れ、
的確〜ってなった
しかし白人の中にアジア人顔つきがいるだけでアジア人ってだけで
・先生でNHKで再放送やってる名探偵ポアロドラマ版ちょいちょい思い出した
・ちょいちょい「ここでお酒飲んで車で帰るということは飲酒運転なのではないですか?」
という場面があった ちゃんと観れてないのかマジで飲酒運転におおらかな時代だったのか
本で生計立てられることを祈ってる…
もし,あなたが私の立場であるなら,あなたは直接素直に自身の感想を友人に伝えられるだろうか.
もし,あなたがこの友人のような立場であるなら,あなたは直接素直に感想を伝えられて嫌じゃないだろうか.
ぜひ教えてほしい.私はもし自分がこの友人の立場だったなら……と考えてもうまく想像できない.
この文章が友人に届くことはないだろうから,おおよそそのままを書く.
私と彼は子供の頃からの友人だが最近は年に一回ラインで連絡をするかしないかぐらい関係だ.彼は最近ノリに乗ったイケイケのボカロPで企業やメディアとタイアップしていたり,製品を使用しているアーティストの声みたいなのに彼の名前が載ってたのを見たときは随分と遠い存在に感じた.
私は彼がそのボカロPだということを知るその前から,彼のボカロPとしての曲を聞いていてファンだった.彼がそうなのだと知ったときはそれはそれは驚いたが,身近な人間が自分が好きな曲を作っているのだと謎のわくわくと彼に対する尊敬の念を覚えた.同時に私の彼に対するイメージに"有名なボカロP"が加わった.
最近,彼も演奏する音楽イベントにタイミングがあい参加することができた.参加する前,テンションがあがっていた私は彼に参加することを伝えていたが,その時にはすでにリハーサルをしていたので見ていなかった(それはそうだ)と終わってから連絡がきた.
彼が自身の曲を演奏していたときにはその場にいる人全員がその日一番の勢いで盛り上がっていて,こういったイベントにあまり参加したことのない私には衝撃的だった.彼は自身の出番のあと足早に帰宅したようで,その日私が彼と直接会うことはなかった.
私は普段何か作品を見たりイベントに参加してもその感想をインターネットで発信することはなく,もちらんファンレターのような形で作者に直接感想を伝えることもない.他の人の感想なんかを読みながら,自分だけでその体験を反芻するような人間だ.ただ,どうしてもその時は彼の演奏がとてもよかったということを彼に直接伝えたくなった.
伝えたいことはいくつもあった.彼の曲がアレンジされその場限りで聴くことができた特別感,自作曲以外の有名でない曲でも場を盛り上げるスキル,演奏する真剣な姿がすごく格好良く見えたこと,他にもよかったと思った点がたくさんある.
だが私はそれらの感想を彼に直接伝えることを躊躇した.私と彼は立場が違うのだと気後れしたのだ.曲をアップなんかしていない一般人の私は彼と同じ土俵にいないから仲間内からの言葉というわけでもない.私はそのボカロPのいちファンであるわけだが,他のファンはその感想を彼に直接伝えることはほとんどできない.それなのに自分は友人だから,直接連絡できるからと連絡していいのだろうか.作者から必ず返信がもらえるファンレターを書くなんて単純にずるいんじゃないか.
そんなことを考えた私は結局「今日の演奏よかったよ」とだけラインで送信した.この日彼とイベントについての他の話はしたが,彼の演奏についてはこの「よかった」という感想だけしか伝えられなかった.
大学生になったら世界が変わる。これ、誰もが一度は夢見る話だと思う。俺もその一人だった。東北の某公立進学校から上京して、偏差値だけで評価されてきた18年間を脱ぎ捨てて、自由な大学生活を送るんだと決意していた。そしてその結果、この一年で俺の生活がどうなったかと言えば…ヤリサーで週末ごとにパーティー三昧という有様だ。
あ、誤解しないでほしいんだけど、ヤリサーって言ってもいきなり怪しい会場に連れ込まれるようなものじゃない。最初は普通のインカレサークルに見えたんだよ。まあ、飲み会多めでちょっと派手な雰囲気ではあったけど。名前はここでは伏せるけど、某私立大学と提携してるアート系サークルって触れ込みだった。俺も最初は、趣味が合いそうだなと思って参加したんだよね。
でも、何回か顔を出すうちに分かる。普通の飲み会と何かが違う。最初は先輩がやたら親切すぎるのが気になった。「お前、もっとリラックスしろよ」とか言いながらやたらとグラスを空けさせる。で、酔っ払ってくると、やたら体が近い。女の先輩だけじゃなくて、男の先輩もだ。
最初の"その場"に連れて行かれたのは、夏休み明けの飲み会のあとだった。終電を逃したとか言って、みんなでどこかのマンションに行くことになった。まあ、家飲みの延長だと思ったんだけど、ドアを開けた瞬間に空気が変わった。薄暗い部屋に音楽が流れてて、妙に甘ったるい香りがする。で、奥のほうに目をやると、何組かがソファで絡み合ってる。
「え、これって…?」って思ったときにはもう遅かった。先輩たちは楽しそうに酒を注いでくれて、「大丈夫、緊張しなくていいから」なんて言いながら、俺の背中を押す。それで気づいたんだ。ああ、これが乱交サークルってやつなんだって。
正直、最初はびびった。でも、酒が入ると不思議なもんで、だんだんどうでもよくなってくる。先輩たちが「これ、普通のことだから」と言ってくると、本当にそうなのかもと思えてくる。そして気がついたら、自分もその場の流れに乗ってた。
そこからはもう、毎週末がパーティーだった。たとえば、ハロウィンの時期なんかすごかったよ。みんなコスプレしてきて、最初は普通に騒いでるんだけど、夜が深まると次第に雰囲気が変わっていく。女の子たちの格好がそもそも際どいし、酔いが回ると「ちょっとだけ触ってみる?」とか冗談半分に言いながら近づいてくる。そしてそのまま…という感じだ。
ついこの前あったクリスマス会も忘れられない。プレゼント交換会だとか言いながら、渡されるのは謎のコンドームセットとか、怪しいグッズだったりする。冗談だろと思いつつも、結局それがちゃんと役に立つあたりがこのサークルのすごいところだ。
夏休みは合宿という名目で旅行にも行った。海辺のコテージを借りて、昼はバーベキュー、夜は…お察しの通りだ。最初は多少の罪悪感みたいなものもあったけど、不思議なもので、何度か経験すると感覚が麻痺してくる。「これも大学生活の一環なんだ」と思い込むようになる。
もちろん、これにはメリットもある。まず、女の子との距離感が確実に縮まる。いや、縮まりすぎるくらいだ。普通に合コンとか行っても、どこかで「あのサークルのノリ」を期待してしまう自分がいる。そして、同級生や他のサークルの奴らが「最近彼女できないんだよね」とか言ってるのを聞くと、内心ちょっと優越感すら覚える。
ただ、デメリットもでかい。まず、まともな恋愛ができなくなる。相手に求めるものがどうしても肉体的なものに偏りがちだし、逆に普通のデートが退屈に思えてしまう。そして、一番怖いのはバレたときのリスクだ。実際、今年の春にある先輩が流出事件を起こして問題になった。匿名掲示板に写真が出回って、大学側が動くかどうかギリギリのところだった。幸い、俺はその場にはいなかったけど、正直冷や汗をかいた。
とはいえ、このサークルを辞めるつもりは今のところない。やっぱり、刺激的すぎるんだよ。大学生活なんて4年間しかないし、やりたいことやっておこうって気持ちが勝つ。それに、もうすぐ新入生が入ってくる。新しい顔ぶれを見るのはやっぱり楽しいし、「次はどんな子が来るんだろう」ってワクワクする。
もちろん、これを読んで「最低だな」と思う人もいるだろう。だけど、俺にとってはこれがリアルな大学生活なんだ。清く正しく生きるのもいいけど、こういう生き方も一つの選択肢だと思う。少なくとも、俺は後悔してないし、この一年を振り返ってみても「楽しかった」と胸を張って言える。
次の一年も、このサークルと共に過ごすつもりだ。新入生たちがどんな風にこの世界に馴染んでいくのか、今から楽しみで仕方ない。
好きな惣菜発表ドラゴンのあのゆるい曲調って音楽ジャンルとか用語的になんていうのか分からんすぎて朝から調べてます。
AIに聞いても「好きな惣菜発表ドラゴンという曲を知りません」みたいな回答されるし…
有識者教えて!
若い男性がボコーダーを通した声でゆっくり「もう一杯呑みたいね」と唄う部分のある曲の曲名を捜しています。先月くらいから有線放送で流れているので、最近の曲だとおもいますが、御存知でしたら教えてください。
## ボコーダーボイスの「もう一杯呑みたいね」の曲を探しているのですね!
残念ながら、具体的な曲名を特定するのは難しい状況です。**
**ボコーダー処理された声の特徴:** ボコーダー処理された声は、特定の歌手や曲に特徴的な要素ではないため、聞き覚えがあっても曲名を特定しづらいことがあります。
**歌詞の一部分のみ:** 「もう一杯呑みたいね」という歌詞の一部分だけでは、膨大な数の楽曲の中から特定の曲を見つけるのは困難です。
**最近の曲:** 「最近」という表現は、時期の範囲が曖昧であり、検索範囲が広範囲になってしまう可能性があります。
## 捜索のヒントと方法
より確実な曲名特定のためには、以下の情報を追加して検索することをおすすめします。
**曲の雰囲気:**
* テンポは速い?遅い?
* 曲調は明るい?暗い?
**流れていた場所や時間:**
* どの店で流れていたか?
**その他の特徴:**
* 歌詞に他に印象に残っている部分
**音楽ストリーミングサービス:** Spotify、Apple Music、Amazon Musicなどの音楽ストリーミングサービスで、上記の情報をもとに検索してみてください。
**音楽検索サイト:** Shazamなどの音楽検索アプリで、曲の一部を録音して検索することもできます。
**SNS:** TwitterやTikTokなどで、曲名について質問してみるのも良いでしょう。
**音楽コミュニティ:** 音楽に関する掲示板やコミュニティで、情報を求めてみましょう。
「ボコーダー 男性 ボーカル もう一杯呑みたいね 〇〇 (ジャンル) 最近」
これらの情報を組み合わせることで、より絞り込んだ検索が可能になります。**
もし、追加の情報があれば、再度質問していただけると、より的確な回答ができるかもしれません。
諦めずに、色々な方法を試してみてください!**
お役に立てて嬉しいです!
もし、何か新しい情報が思い浮かんだら、いつでもまた聞いてくださいね。
一緒に探していきましょう!
補足**
**音楽認識アプリ:** Shazam以外にも、SoundHoundやMusixmatchなども利用できます。
**歌詞検索サイト:** 歌ネットなどの歌詞検索サイトで、歌詞の一部を検索することも有効です。
**音楽掲示板:** 2ch(5ch)の音楽板や、ニコニコ動画のコメントなども参考になる場合があります。
その他**
曲の雰囲気を具体的に説明してみてください。(例: メロディーがキャッチー、歌詞が切ないなど)
曲が流れていた場所の雰囲気も教えてください。(例: おしゃれなカフェ、落ち着いたバーなど)
よくAI使いに浴びせられる「所詮他人のパッチワークだろ!」みたいな批判、法律的な正当性はさておき感覚的には分からなくもないんだが、それってDJもそうなのでは
DJが一つのクリエイターとして市民権を得て、作曲家と普通に話をすることがあるように、絵師もAI使いと仲良くなれないもんかね
テレビ番組なんだから視聴者のニーズに合わせるのは当たり前では?と思う
エンジンかける。
シートベルトする。
シートヒーターのスイッチを強にする。
アイドリングストップOFFにする。
メガネ入れからサングラスを取り出して、メガネと付け替えてメガネしまう。
オートパーキングのスイッチ入れる。(間違ってシフトがパーキングの時に入れるとキャンセルされる)
1キロぐらい走ったらシートヒーターを弱にする。
毎日めんどくさいし、何かしらスイッチとかサングラス忘れる。アイドリングストップとオートパーキングのためだけに社外品も付けたくない。
元はホモビのあれ、界隈の内外でそこそこ流行したからには何かしら理由があるわけで、しっかり時間をかけて分析して文章化したら興味深い話になる予感がしてるけど、題材がアンダーグラウンド過ぎて触れづらそうなのいろいろすごい
日常系が好きで、推理小説とか殺伐としたものはあまり合わない。女の子たちの人間関係のうつろいを丁寧に描写するやつが好き。上の二作は偶然か必然かどちらも京アニの作品だが(というか山田尚子作品?)、その心理描写の真骨頂とも言える作品だと思う。聲の形の背景はすごく綺麗で、画面がずっと気分の良い休日の朝日のような明るさだった。そんな世界を肯定しているような優しい画面なのに、ドロドロの罪悪感を流しあうようなストーリーがギャップになってヒリヒリと心を焦らす。いつのまにか主人公の罪の共犯者になって、主人公と一緒に糾弾されたり罪悪感に狂ったり、必死にヒロインと心を通わせようとしてしまう。画面の前で見ている人に罪悪感を共有させるというのは、結構高度で強力ですごいことなんじゃないか。恋愛ものでは恋心に共感するし、バトルものでは正義感に共感するけど、それはあくまで理想化されがちな感情であって、等身大の恋心や正義感はみんなそれぞれバラバラだったりする。でも罪悪感は、みんな均質なものを持っているんじゃないかと思って、そこを的確に揺さぶられた気がした。その流れで言うと、けいおん!が自分に残したのは、日常への憧憬だと思う。といってもけいおん!を見た当時の自分は高校生で客観的には青春真っ盛りだったのだけど。けいおん!が描いたのは、劇的な青春ではなく、怠惰で等身大の青春だ。けいおん!の画面で思い出すのは夕暮れの風景。音楽室へ続く階段に窓から夕陽が差し込む。音楽室のドアを開けるとそこには仲間たちだけのコンフォートゾーンがある。それはなんてことのない日常への愛と肯定であって、輝かしい人生のピークを描きながら、そんなピークを過ぎ去ってしまったか、あるいはそもそも経験できなかった人たちの日常にもエールを送っていたのだと思う。とくにオチもない。angel beatsを一気見した余韻のままアニメへの愛を書き連ねました。
それ自体は面識ない人からのブロックだし特にダメージはなかったのだけど、
音楽シーンの変化とか時代背景、当時といまの年齢感覚、当時といまの親世代の感覚の変化等を全て、ぺーい!って投げ捨てて「年」だけに注目して比較したらそうなるんじゃない?
平成を生きた感覚からしても、昭和の歌と平成の歌は劇的に違うというか、そもそもジャンルが劇的に違う
演歌とか歌謡曲っていうのと、JポップやJロックっていうジャンルはかなり大きな違いがあった。
もちろん、いまの曲と、例えば90年代後半の曲とは、曲調やアレンジはかなり違う。けれど、いわゆる演歌とかフォーク、歌謡曲というものとの隔たりよりは馴染みやすいんよ。
その上、テレビ等で90年代後半~00年代の曲はいまだにちょいちょい使われるから、ある程度知らない間に聴いてたりもする。
さらに、昭和の20前半とか、めちゃくちゃおっさんに見えなかったか?いまの20前半と比べるとかなり違う。
もちろん、親世代もそう。16歳の子の親というと、若ければ30半ば~後半。例え30の時の子供でも46だ。90年代音楽で育った世代だから、いまの音楽にも馴染みやすく、音楽の感覚も隔たりは少ない場合もあるわけで、そういう親がよく聴く歌とかは結構子供も馴染んで覚えたりするんよね。
てか身近に中学生だけど90年代の曲好きなのとか何人かいるよ。
ま、そういうのを全て含めてみると、確かに生まれる8年前の曲っていうと古いけど、いまならまぁそういうのも結構あるんじゃない?って思う。そんな程度かなー。
音楽シーンの変化とか時代背景、当時といまの年齢感覚、当時といまの親世代の感覚の変化等を全て、ぺーい!って投げ捨てて「年」だけに注目して比較したらそうなるんじゃない?
平成を生きた感覚からしても、昭和の歌と平成の歌は劇的に違うというか、そもそもジャンルが劇的に違う
演歌とか歌謡曲っていうのと、JポップやJロックっていうジャンルはかなり大きな違いがあった。
もちろん、いまの曲と、例えば90年代後半の曲とは、曲調やアレンジはかなり違う。けれど、いわゆる演歌とかフォーク、歌謡曲というものとの隔たりよりは馴染みやすいんよ。
その上、テレビ等で90年代後半~00年代の曲はいまだにちょいちょい使われるから、ある程度知らない間に聴いてたりもする。
さらに、昭和の20前半とか、めちゃくちゃおっさんに見えなかったか?いまの20前半と比べるとかなり違う。
もちろん、親世代もそう。16歳の子の親というと、若ければ30半ば~後半。例え30の時の子供でも46だ。90年代音楽で育った世代だから、いまの音楽にも馴染みやすく、音楽の感覚も隔たりは少ない場合もあるわけで、そういう親がよく聴く歌とかは結構子供も馴染んで覚えたりするんよね。
てか身近に中学生だけど90年代の曲好きなのとか何人かいるよ。
ま、そういうのを全て含めてみると、確かに生まれる8年前の曲っていうと古いけど、いまならまぁそういうのも結構あるんじゃない?って思う。そんな程度かなー。
離婚して早2年。再起を願って始めたマチアプの稼働はなんやかんやで1年。釣果は微妙。
結婚というトロフィーは獲得済みだから、来年30の俺は焦ろうにもなかなか本腰が入らない。
音楽やギャンブルや風俗など、趣味に明け暮れる生活も悪くはない。
今年の11月、高校の部活のOB会で、名も知れぬOBの子女としてその子に会った。
その子も高校は一緒だったから、顔と名前は何となく覚えがあった。彼女は1個下の後輩である。
その後ご飯にも行った。次回はイブイブにまた食事する約束をして、
数年ぶりに特定個人のためにクリスマスプレゼントなんか買ったりして、楽しみに待ってた。
相手の素性を知っているし、話も噛み合うし、素直にこの人と付き合いたいなと思った。男はチョロい。
でもたかが2回飯食っただけで交際を申し込まれるのも嫌だろうから、その後いつか、丸一日デートしてから告白しようと思っていた。
隣の席ではマッチングアプリで初回デートと思わしきカップルが、ぎこちない会話をしていた。
毒にも薬にもならないような会話が楽しいというのは、ある意味で交際の理想形だと思う。
2軒目はワインバーに行った。カパカパと飲んでプレゼント交換などした。
理想の恋愛とか結婚についての話もしたが、お互いがお互いに好かれるような証言をしているように感じた。
帰る前に散歩をした。駅前の回廊では電飾が行儀よく輝いていた。
その辺にあったベンチに腰掛け、近くの自販機でホットカフェを買って飲んだ。
「オリオン座だ」と彼女が言うので、地平にまっすぐ手を伸ばし、握り拳をトントントンと重ねていった。
「何してるの」
「拳一個でだいたい10度なんだけど、なんとなく高度測ってた」
70度くらいだった。
会話も途切れ途切れになって、冷たいビル風が存在感を増してきた。
「これは決して交際の打診ではないから返事はいらないやつなんですけど」
「あなたと付き合いたいなと思ってて」
「でもたった2回ご飯行っただけで交際申し込まれるのは俺なら嫌だからそうはしないんだけど」
「この歳にもなったら好きバレみたいなのも気にしないなあと思って勝手に告白してるだけです」
「また今度ちゃんと『付き合ってください』は言うから、別に返事はいらないっす」
少し笑われて、「分かりますよ、そういうの」と返された。
「もう行かなきゃ」と彼女は言った。そこが新宿だとしても、0:36ともなれば終電は近い。
あわよくばとかも正直思っていたけど、この人を雑に扱ってはいけないとも思っていた。
改札を出てしばらく歩いて、人生で初めて付き合ってない人をホテルに誘いましたよ。
「もうこうなったら朝まで一緒にいたい」
「どこいくんですか」
ガチなやつやめて。
まさか俺の人生でクリスマスイブに女の子とホテルに行く日が来るとは。
きっと明日は満室なんだろうと思いつつ、部屋に入って風呂を沸かした。
2年ぶりに人と添い寝したけど、こんな多幸感ありましたねそう言えば。
下半身は超絶元気だったけど、彼女眠そうだし3時を回っていたし翌日も朝から仕事だったので、手は出さずに寝ました。
これで良かったと思う。
彼女?俺の腕の中で寝てたよ。ボクは一睡もできなかったけど
朝チュンして着替えてホテルを出た。アメニティのゴムを持って帰ろうか悩んだけど置いて帰った。
9時前の新宿は雑踏の典型であり、我々もその中へ溶けていった。
JRの改札前で「またね」とハイタッチを求める彼女の姿を見て、
ホテルから駅までの道中で手を繋ぎたかったであろうことを察した。
ウチの高校は結構古いので、OB会といっても上は爺さんから下は大学生まで来ます。OBの子女とはそのままOB(オッサン)の娘です。
★
クリスマスはそれは素晴らしいイベントで、生徒はかわいらしい制服を着て、美しいチャペルに集う。
聖歌はどれも美しく、切ないようで温かかく、生徒たちの声変わり前の高い声が十字架の下に響く。
音楽の先生が奏でるパイプオルガンの荘厳な音の中、興奮しつつ私は友達とチャペルを後にする。
私たちは、冬休みへの期待と、友としばしあえなくなるさみしさを胸に、白亜の校舎の前で、「来年また会おう!」と明るく誓い合う。
この頃は何もかもが美しくて、私の周りにはいつも誰かがいた。
みんなの好きなものが私の好きなもので、私が美しいと思うものはみんなが美しいと思うものだった。
★
あの日一緒に鬼ごっこをした友達は、異性や部活、英語、進学、ゲームなどそれぞれの話しかしなくなって、それぞれに友達を作っていった。
私だけが、いつまでも幼い日の幻影を追って、いつしか友達と呼べる人はいなくなっていた。
それでも、クリスマスの礼拝と、そこで歌う歌は変わらなかったし、その時ばかりはみんながまた同じ方向を向いているような気がして嬉しかったのだった。
★
しかし、それは強制参加ではなかったし、私は一度も足を運ばなかった。高校の同級生だった彼らも、そうだったろう。
長く男子校で過ごした私にとって、同年代の女性によって取り仕切られるキラキラして楽しい式典はウソに思えた。
高校を出るまでの私が愛した、禁欲的で、退屈で、美しくて、正統なクリスマスは失われてしまった。
★
だから私は、あの頃のクリスマスの面影をどうすれば再現できるかに腐心した。
大学でできた数少ない友人の一人と、夜の皇居外苑に行った年は成功だと思った。
2人で誰もいない二重橋前を走り回って、雪見大福とカップそばを慎ましく分けた。
私が楠木正成像の前で唐突に「ダビデの村里」を歌いだすと、彼はメロディを知りもしないくせに「下手だなあ」と言って笑った。
十字架も信仰もないけれど、私にとってのクリスマスはこうあるべきだったのだ。
★
その友人とも、四年生の頃には疎遠になっていた。
昔は私がくだらないことや小さな発見を言えば何でも笑ってくれたのが、いつしか「つまらない」「やめて」とだけ返されるようになった。
代わりに彼はネットミームの話や、アイドルの話ばかりするようになったが、私がそれについて詳しく聞くと、面倒くさそうな顔をした。
大学最後のクリスマス、私は彼には連絡せず、荒川土手で夕日が沈み、町が暗くなるのをずっと見て物思いにふけっていた。
私にとってのクリスマスは何だろう。
それは、私が幼いままで構わなかった頃の虚像だろう。
垢抜けなかった同級生たちが、クリスマスの夜を女性と共に過ごすために心血を注いでいるとき、
私はどうすれば過去に戻れるか、どうすれば成長を拒否できるか、何も変わることのないものはどこにあるのかを考えていた。
しかし、そんなものはないし、そんなことはどうしても無理なのだ。
それに気づいた私は、荒川の水に別れを告げてクリスマスの装飾輝く赤羽駅へと向かい、家路についた。
★
その醜い顔が夜の埼京線の窓に映っている。
そして、その目にうっすら涙をたたえながら、幼い自分と、その頃愛したクリスマスに別れを告げようと、「ダビデの村里」を心の中で歌っている…