もう親の立場になる年なんだけど、未だに自分の親がわからないし、信頼関係も回復しきれていない。
通っていた高校は、2年生で社会科選択科目で、3年生で文系理系でクラス分けをするカリキュラムになっていた。
とはいえ、3年の理系文系を見据えての2年の選択科目なので、2年のクラス分けで9割方進路が決まる。
履修希望は前の年度の年末くらいに出すので、1年生の秋には大体の方向性を決めなきゃいけない。
大学に行くなら浪人も下宿も不可といわれていたので、志望校も限られてしまう。
薬学部は、家から通える国立大学はまず無理。私立なら学力的には大丈夫だけど学費が高い。
法学部ならなんとか国立も視野に入るか・・・と悩んで親に相談したところ、「学費は大丈夫だから頑張りなさい」と言ってくれた。
毎年の三者面談でも進路の話をして、東京近郊の私立薬学部中心に国立も受験してみようということになっていた。
最終的には、国立C判定。私立ならいくつかA判定出てたから、大丈夫かな・・・と思っていた。
明日からセンター試験という夜に、軽い口調で親が言った。「国立しかダメ。私立は受けてもいいけど学費払えないからね」
本人大混乱。
呆然としつつもなんとか試験を終えて、話し合ってわかったこと。
私が難易度や学費やその他諸々の説明をしたのは、聞き流していた。学費はノープランだった。最初から。
出願後に学費を見たら、国立はともかく私立は払えない。だから諦めなさいと言った。
つまり、受験結果の如何にかかわらず、私立の薬学部への進学は無理。国立ならまだいいから頑張れと。
そりゃー信頼関係なくなりますよね。どうして土壇場でひっくり返すのか。今までの話し合いはなんだったのか。
結局、国立は落ちて私立はいくつか受かったけど、もちろん進学出来ない。
気持ちを立て直して、2月中旬から出願できて学費の比較的安い私立の工学部に出願、合格して進学。
工学部は第三希望ではあったので、進路変更ギリギリセーフというところか。
親御さんにお願いします。
子供に経済的な話はしにくいかもしれないけど、ちゃんと伝えてください。
方向転換は後になればなるほどつらいし、対処も大変になります。
あの目の前が真っ暗になるような大混乱は誰にも体験させたくない。
【追記】
・センター試験の前に私立に出願していて、お金払ったのに受験しないなんて!と親から詰られたため、受験はしました。
・その時点から出願できて費用・場所的に通える学校のうち、学ぶ内容に興味が持てたのが工学部のその学科だったのが選定理由です。
・薬剤師か弁護士になりたかったので、薬学部と法学部の2択でした。薬学部がダメなら医療系なら何でもいいとは考えもつきませんでした。
・学費は国立分と同額を親から、あとは親戚からの借金(入学時費用)と奨学金とバイト代でまかないました。借金は入学後にバイト代で、奨学金は卒業後分割で返済済み。
・薬学部の学費が高いのはわかっていたので、具体例を挙げて親に相談していたのです。厳しいなら特待生制度とか志望学部をを変えるとかも伝えての「大丈夫だから」でした。
薬学部に進学できなかったことには同情したけど、入学できないのになぜ私立を受けた? それに、結果が工学部ってなんだよ。薬学でなくても、看護・理学療法・保健・福祉とかの医...
薬学部は受けたこと無いからわからんけど、進学しない前提で滑り止めを練習とかが目的で受けるのはよくあるよ
そもそも1年生の秋に薬学部か法学部の二択という判断が意味不明
誰がガキを食わせてやってると思ってんだ? 子どもの人権笑 少子化の時代に産んでやってるだけでも有難く思へ