「とりあえずやってみてそれから方向性を決めよう」とかヌルいことを言ってる。
それはパイロット版において考えることであって、走り始めたらもう方向性を決めている余裕なんてない。
前もって最初から最後までの大まかな台本は用意しておかないと駄目。
反響を反映するとかは最初に用意した台本を使い切ってからでいい。
何故ならスタートしてから方向性を大きく変えるのは難しいけど、スタートする前であればいくらでも修正が出来るから。
少なくとも連載漫画だったらひとまず1年分、2クールのドラマだったらそのまま最終話まで。
1話10行程度のプロットだといざ台本を組み立てたら全然イメージと変わることがあるので、厚みは薄くても肉付けまでは終わらせておくべき。
走りながら考えるのは外見の部分だけで、作品の骨組みは最初から完成させておかないと予定が狂っていく。
その意味で聖闘士星矢はホント考えられてるなあって思う 海の物とも山の物ともわからない連載初期の段階で もう冥界編までの筋書きができてる だから十二宮編はあんなに盛り上がっ...
戦闘力インフレが当然のあの時代に最後まで黄金聖闘士の格を落とさなかったのはすごいと思う。