2024-12-19

俺の会社の話

俺の会社のことを声を大にして言いたい話

会社で言うわけにもいかないし、それ以外の場所でも微妙に違う気がする。だからここで書く。

前提:俺と俺の会社

創業数年ではないが、数十年でもない。

規模は数十人ではないが、数百人でもない。

売上は数億ではないが、数十億でもない。

いまは赤字投資家の皆様のお金で食べているベンチャー企業だ。業種業界は非公開。

俺はそこで古参社員として生き残っている。

いろんな理由があって辞めないが、一番は「会社が成長していく様を間近で見られるのが楽しい」というシンプル理由だ。

そんな俺の目から見た会社の話を吐き出してみる。

稟議というシステム出会った

組織が数十人規模になると、管理部門役職者が入ってきて「稟議」という仕組みに初めて遭遇した。

前職では数人規模の会社だったり、稟議なんて関係ないポジションだった俺には衝撃的だった。

最初は「でも○○さんがSlackで『いいよ』って言ってるし」とか言ってた俺が、今や稟議がないと怖くて買い物ひとつできない人間になっている。

稟議の意義をまとめると、こんな感じだ。



今では「統制」ってやつの重要さを理解した俺がいる。会社が大きくなっていくのは、こういうのが必要なんだな、としみじみ思う。


人が入れ替わるのは健全だと悟るまで

直近数年で入社した人が大半になった。

20人ぐらいの頃は、「ずっとみんなでやっていくんだろうな」と勝手に思い込んでた。


から、JさんやFさんが辞めた時は本当に悲しかった。でも、後から冷静に考えたら、向こうはそんな風に思ってなかったんだろうなと気づいた。

会社としても、人の入れ替わりが事業組織の成長につながるケースを何度も経験してきた。

今では「入れ替わりは普通だし、むしろ健全」と心から思えるようになった。

辞めていった人とも縁が切れるわけじゃない。むしろその後の方が友人として関係が続くこともある。

入れ替わりって、意外と悪くない。

創業同時期の企業が潰れていく中で

同じ時期に始まったベンチャーが次々と消えていく。



そんな中で、堅実にやってるうちの社長は本当にすごいと思う。心から

経験者はやっぱりすごい

上場企業役員部長をしていた人たちが次々と管理部門にやってきて、驚きの連続だった。

知らない作法論点が次々に現れて、制度や仕組みが整っていく。その成果がちゃんと出るのを目の当たりにすると、「経験者ってやっぱりすごい」としか言いようがない。

ただ、この人たちがいなくなったらどうなるんだろう?制度形骸化するのか、それとも機能し続けるのか。今後が気になる。

広報や人事の「ネットで暴れる案件

ネットでたまに見かける、広報や人事が「個人承認欲求で暴れる案件」。うちではそんなこと全然ない。

大事なのは仕組み。関係者間でしっかり擦り合わせた上で動くから個人暴走なんて起きない。

それを見るたびに、世の中の多様性を感じて楽しんでいる。

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