来場側では何度も行っていたのだが、サークル側は今回が初。
結論、コミケは甘くなかった。最初なのに良い場所をいただいたので、それなりに新刊を多く刷ってはきたのだが、ほぼ売れなかった。
自分の両隣のサークルは手慣れているようで、完売になる本が相次ぐなか、自分の机だけ15時になっても本が山積みであり、値引きをしてワンコインにしてようやく数部売れたという有り様だった。
ここで両隣のサークルはどのようにして売っているのかを観察してみると、「タイトルと表紙がひと目でわかりやすい」「そのシマのテーマとちゃんと合った本」を出していて、なるほどなぁと感心した。
次はコミケのブースに当たるかわからないが、即売会はコミケ以外にコミティアや文フリもあるし、参考にしよう。
そして、コミケで出す本は委託にしよう、サークル参加するなら準備してからにしようと誓ったのであった。
実は自分の初めて乗った夜行バスはキングオブ深夜バスことはかた号なのだが、コミケというのは、はかた号の何倍も手ごわかった。
これから初参加を目指したい人に助言するなら、初めての即売会サークル参加をコミケにするのは、周りに経験豊富な金持ちや芸能人や漫画家や同人作家とかがいるみたいな環境でない限りは無茶であると言っておこう。たとえば数年前の叶姉妹とか…
本が売れず巨額の赤字を出したことよりは、ビッグサイト南棟の企業ブースに行けなかったのが心残りである。やはり委託にしよう。
お疲れ様でした