スポーツ選手とかのやつなら、頭でっかちのヘンな人形の癖してやたら高えな……としか思わんかっただろうけど。
Vaultボーイのはゲーム中にそれそのものが出てくるし、割と存在感のある位置づけのアイテムでもある。
そんで何より、作中で押し出されているアメリカの残り香が醸し出される。
メリケン以外じゃ馴染みもねえような首振りフィギュアがステータスアップのアイテムだなんて、なんともオシャレではないか。
アメリカンカルチャーってかっこいい(よかった)よな……というノスタルジーをポストアポカリプス世界に絡めて描くのはやっぱり天才的だぜ。
この二軸が合ってこそボブルヘッドにも心が寄るというもの。そんな代物がグッズとして存在する。
実にオタク心をくすぐられる。
にしてもこの手のグッズを買うことはあんまりないからやはり高え……とは思いつつ、買わずにいるといつまでも頭にまとわりついて離れないし、お祓い料だと思って踏み切ってしまった。
いざ決済画面に入ってこれから支払う値段を改めて見ると、若干の躊躇はあったが……
買ったら買ったで、置いといたらどうせ5分くらいで存在を忘れるんだろうな……とかじわじわと後悔の念が湧いてくる。
それはそれとして、帝国軍のビークルモデルを置いてる棚に飾ってやろう、とかホクホクしてる気持ちもちゃんとある。
メリケンのナードみたいな感じになってきたな。マウンテンデューの缶も並んでるし。ほんのりとヴィレヴァン的な雑多さがある。
イオンモールむさしむらやま店のヴィレッジヴァンガードで植え付けられた憧れは今もまだ息づいているのかもしれないな。
改めて部屋を見渡すとギターが転がりスニーカーの箱が積み上がってて、マジで幸せ者の部屋かもしれない。毎日喜びがない気がしてるけどそんな事もないのかもしれんな。
大谷のだったら6000円ギリ払えなくはない
家に帰ったらバブルヘッドナースが疲れた俺をいやしてくれるならいいな
いいなー、俺もインテリジェンスのボブルヘッド置いて仕事効率上げたい
レッド・オックス・ボブルヘッド「ありがとう」