■最近フェミニズム関連のコメントで気になること。

初学者や若者に対して、古い議論だとか、何週目だとかというのがつけられているのが気になっている。

古参がにわかに対して言っているようなものと似たものを感じ始めた。

正直、今の若者はフェミニズム関連の事柄を踏まえた社会の中で生きているのは確かだけど、議論や学問としてのフェミニズムとは結構無縁で、大学生でも知らない人は知らない程度のものだよ。

高校生なら、偏差値50代以上でないと名前も知らないなんてことがある程度。

だから、最初に見かけるフェミニストが、Twitterなんかで見かけるものであることは普通なんだっていう認識が必要だと思うんだよな。

40代以上なら、テレビでフェミニストっていう人が普通に出たりしたけど、現在はそうではない。

Youtubeやインスタでのお勧めに出てくるわけでもない。

既に誰もが知っているものとするのは、かなり危険だよなあと、若い人のを見かけると思う。

はてなはまだ高齢者ばかりだからいいとして、Twitterはなんだかんだで年齢幅広いわけで、同じようにしているのを見かけると、大丈夫かなと感じるんだよな。

学問としてはともかく、大衆、社会運動としてのフェミニズムがマニアックなものとすでになっていることに気が付いていない状態ではないのか。

フェミニズム活動にはいろいろ問題はあるとは思うけど、そういうのとは別のよくある集団としての問題を見落としていないかなぁ。

誰もが知っているものじゃないんだよ。

Permalink | 記事への反応(5) | 18:27

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