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はてなキーワード: 山椒大夫とは

2024-11-30

山椒大夫 森鴎外』を読んだ。

どこかで事前に聞いたとおり、人買いに騙されて過酷運命を辿る話であった。

しかしながら、たんなる悲劇とは思えなかった。

人買いたちは鬼畜所業とはいえ、そうでもしなければ生きていけない人々である

一方、過酷運命からの反転とはいえ主人公は生まれの家柄のみで国主に取り上げられた。

まり、姉が主人公に脱走を促す際に語ったように、運がよければ、という話である

そのあたりが、今の私には引っかかるようだ。

能力主義の話に興味を持っていろいろ聞きかじった影響だろうか。

2024-11-24

anond:20241124152607

いや奴隷はあったし人買いとか人攫いとか昭和の頃まではフツーに親が子供を躾するときに脅かす言葉で使ってたやで😟

てか森鴎外の『山椒大夫』も知らんのか…😔

2023-04-05

anond:20230405123520

山椒大夫とか大流行りしたけど当時の日本人はどう思って読んでたんだろう

生き別れた姉の想いを抱えて失明した実母に逢えたエピソードで涙するだけで終わってたんかな

2017-10-10

anond:20171010022630

激しく同意

ヨーロッパ諸国帝国主義時代king of 山椒大夫だったからより先進できたと思うんだけど、その反省が生きる余裕もまたその先進したおかげって部分があるってのも皮肉だよね。

Human natureとはなんぞ。

anond:20170910233215

日本は「山椒大夫の国」だと思うのだよね。

恥ずかしいことだわ。

何が恥ずかしいって、山椒大夫みたいな屑があまりに多いから、

それを咎めることが大人の振る舞いじゃない、と言われること。

奴隷使いが先進国忌避されるのって、そいつら結局、国家パフォーマンス下げてるからだよ。

なのに戦後アメリカが置いて行った制度を何か変えるたびに山椒大夫を増やしていってる。

森友・加計問題だって明治期に当たり前だった官有地の(安価)払い下げを平成の世に再現したわけで、

国家パフォーマンス下げる政商を切れなかったという事がなかなかクローズアップされないけど過去70年の失策でしょ。

 
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