名前を隠して楽しく日記。
「だっこされたいみたいなことなんすよ。要するに。だっこされたい。でも、だっこしてくれる人が遠く行っちゃって悲しいみたいなただそれだけなんだけど笑。遠く行くな、だっこしろと思って。あはは。ですね。これのこと嫉妬とか独占欲とか葛藤って言って説明しようとするのかなりバカげてるなあと思うから、そういう言葉使わずに言ったほうがいいと思うので、今言いました、だっこしてほしいです。だっこされないと悲しいです。だっこできないくらい遠くに行かれるともっと悲しいです。これがすべてですね。だっこされたい。みんなだっこされたくないんすか。あのなんかめんどくさいしがらみみたいなのいらないけど、オキシトシンだけほしいみたいなのあるじゃないですかたぶん笑。はははー。だいたいこういうこと考えてる。薄暗いですねえー。薄暗いところにいます」
まず、何が言いたいのか分からない
初手から依存せざる得ない家族に対して反抗しろってハードル高いの。普通の人間には不要な努力を求めてるからできないからって責められることではないんだけど。「努力が足りないお前が悪い」で失敗を本人のせいにできる日本人的クソムーブ
なにいってんの?だいじょうぶ?
親戚が〇んだ。
まだ20代の、私より年下の親戚が。
Aとする。
Aは10年ほど前に受験を前に急に学校に行けなくなった。進学校だし頑張りすぎたのかな、また学校行けるようになるといいね、と当時は思っていたけど、そこからずっといわゆる引きこもりをしていた。
葬式はしない、お経もあげない、葬儀場に安置してもらってるけどそのまま火葬場に行くらしかった。顔が見れる時間に呼ぶのも最低限だと。
(新幹線の距離だが)来るか?と家族に聞かれたが、悩んだ末に断った。
私はAの出来なかった「普通の人がする人生」をしている人間だから。Aは普通の人がやっていることをなぜ自分は出来ないのか…と悩んでいたらしかった。
Aの親からすれば、私は大学まで出て結婚して子供もいる人間で。片や自分の子供は引きこもりを続けて最終的に〇んだ。私は「我が子の〇に顔を出さない非常識な女」くらいの方がAの親にはちょうどいい気がした。
それとAのきょうだいが来るか分からないと聞いたのもある。以下Bとする。
AとBは幼少期、仲が良かった。休みの日にはよく図書館に行って2人とも本を読んでるような子だった。
だけど、Bは就職して家を出てから一度も実家に帰っていないようだった。
Bは父が嫌いで、〇す想像をする。と言っていたので、父が嫌いで近寄らないのか、Aの引きこもりが疎ましく思っているのかは分からない。
仲睦まじい幼少期のふたりを知っている私はとても寂しかった。だからといってAを引きこもりから救うこともBを実家に寄り付かせることも、何も出来なかった。
私はAとBには、Aが引きこもりになる前の中学高校辺りまで会っていた。それが最後の記憶。
Aは私たちの中では1番年下で、それはもう可愛かった。可愛い顔、意地悪すると泣くところ、意地悪しすぎて噛まれたこともあったな。一緒に秘密基地作ったね、シャボン玉やったね、遠出して科学館行ったね、楽しかったね。
大人になったしさ、皆でお正月に集まる時にお酒飲みたかったね。
お互いの甥っ子姪っ子とか連れてきてさ、うちらも大人になったよね~お年玉貧乏だよね、とか笑いたかった。
助けてあげられたことあったのかな、LINE交換すれば良かったのかな、強引に東京に遊びにおいでよ!とか言ったら来てくれたかな、それは負担だったのかな。分からないよ。