天皇杯4回戦、横浜Fマリノス戦。 僕ら山雅のような小さなクラブにとって、ここまで勝ち上がるのは決して簡単なことではありませんでした。 僕らの天皇杯が始まったのは、県選手権の準決勝からでした。 トモハルのアルティスタ東御を下し、まずは県選手権の決勝へ。 その決勝で長野とのダービーをPK戦の末に制して、出場権を獲得。 1回戦は亮平がいる丸岡フェニックスに苦労しながらも勝利。 2回戦、横浜FCをアルウィンに迎え、2−0と快勝。 そして3回戦、ビッグスワンでアルビレックス新潟を相手に堂々の1−0勝ち。 ここでこうやって書き並べると、あっと言う間に済むことです。 けど実際は、こうやって書くだけじゃ伝えきれないほどの戦いがあった。 もうやられるんじゃないかと、誰もがそう思ってしまいそうな瞬間さえあった。 それでも最後まで気持ちを切らさずに戦い、ここまでやってきました。 そんな天皇杯での戦い。 試合を重