インターネット広告が、たんなるテキストから大画面に“進化”している。それにともなって、薄毛や精力回復の広告がいやでも目につくようになった。 なんとかならないものかと調べてみると、広告会社は私(正確には私のパソコンのブラウザ)がどんなサイトや記事を閲覧したのかのデータを収集し、その属性に合った広告を表示しているらしい。私の場合、「中高年」「男性」というカテゴリーに入っているから、「60歳になっても妻を驚かすことができるなんて」という広告を毎日のように見る羽目になるのだ。 ネット業界では、ダイエットや薄毛など外見に関する広告を“コンプレックス系”と呼び、もっとも利益率が高いとされている。コンプレックスから逃れるためにはひとはいくらでもお金を払う、ということなのだろうが、どこかもの悲しくもある。それ以前に、中高年男性の全員が強壮剤の広告を必要としているわけではないだろう。 ビッグデータの活用が注
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