現在のインターネットは、1960年代後半から1970年代前半に登場した技術が集まって作られたネットワークである。インターネットの誕生からTCP/IPが普及するまでの歴史を振り返ってみよう。 インターネットの基盤技術の誕生 インターネットの元となったのは、ARPANETと呼ばれるネットワークである。ARPANETは、米国防総省のARPA(Advanced Research Projects Agency、のちにDARPA:Defense Advanced Research Projects Agency に改称)によって研究、開発が進められたパケット交換方式のコンピュータネットワークである。 実際にARPANETが構築されたのは1969年のことで、初期のARPANETは図1の4拠点にBBN社のパケット交換システム「IMP(Intereface Message Processor)」を設置し、
1973年の春,米国カリフォルニア州サンフランシスコにあるフェアモント・ホテルのロビーで,ある一人の若者が封筒の裏にネットワーク図を描いていた。若者の名はビント・サーフ。のちにTCP/IPを開発する若き技術者だ。 すべてはここから始まった TCP/IPの黎明期(1) すべてはここから始まった TCP/IPの黎明期(2) すべてはここから始まった TCP/IPの黎明期(3) すべてはここから始まった TCP/IPの黎明期(4) すべてはここから始まった TCP/IPの黎明期(5)
この記事で分かること 「PsExec」は、Windows環境でリモートPC上のコマンドラインプログラムを手軽に実行できるツール GUI不要で、最小限の設定によりネットワーク越しにコマンドを実行、結果の取得ができる 複数台対応、アカウントの指定、System権限でのプログラム実行など多様な運用に対応している 更新履歴 【2025/06/09】記事の要約を追記しました 解説 コンピュータを管理・運用していると、管理対象コンピュータの設定を確認したり、設定を変更したりするのに、ちょっとしたプログラムをリモートで実行したくなることがある。 例えば、コンピュータのIPアドレスを確認したい場合、いちいちコンソールまで赴いてログオンしてipconfigコマンドを実行するのはあまりにも面倒だ。 ネットワークを介してリモート・コンピュータに接続してから、そこで直接ipconfigコマンドを実行し、その結果を
以下のようなTweetを読んだ。 ごめん言葉足らずだった。インターネットへの通信品質を信頼できないコミケ会場で、ビューワであるスマホやタブレット端末にPDFを送りつけたいんだ。 https://t.co/gzbcQKXkEN — ろ。まのふ (@kamiya344) January 19, 2018 インターネットが普及してからもうかれこれ20年以上もたつが、未だにこの問題が解決できていないのは嘆かわしいことだ。なのでこの問題を解決してみよう。 ただし、今回の問題は、大量に人が集まるため無線通信が難しい状況で、物理的に近い場所にいる相手とのファイル共有だ。 ファイルの転送自体は、前後にインターネット回線を確保してから行ってもいい場合は、どこかに暗号化したファイルを公開しておき、現場では復号鍵を配布すればいいだろう。 しかし、その場で直ちにファイルを転送したい場合はどうするのか。この場合、物
あまり話題になっていないが、インターネット接続事業者(プロバイダー)の提供する光回線サービスが「遅くて使いものにならない」という声が一部で出ている。「モバイル回線のほうがまだまし」とさえ言われるほどだ。規格上の通信速度で1Gビット/秒をうたったサービスが主流となっているにもかかわらず、何が起こっているのか。 同現象は、NTT東西の「フレッツ光」を使ったプロバイダーの一部サービスで起こっている。NTT東西の基幹網「NGN(次世代ネットワーク)」とプロバイダーを接続するネットワーク機器(網終端装置)が恒常的な混雑状態に陥っているのだ。顧客の新規獲得を抑えることで対処しているプロバイダーもある。 この問題はNTT東西が設けた網終端装置の増設基準に起因しており、総務省の有識者会議が年内にも一定の結論を出す見通し。筆者が気になっているのは、その先の展開である。プロバイダーはトラフィック増加に長年苦し
TCPとUDPはOSIのレイヤ4(トランスポートプロトコル)であり、よく以下のように説明されていますよね。 ●TCP ・信頼性が高い ・コネクション型プロトコルである ・ウインドウ制御、再送制御、輻輳(ふくそう)制御を行う ●UDP ・コネクションレス型プロトコル ・信頼性を確保する仕組みがない ・処理が簡単で遅延が少ない しかし、これらの説明には重要な視点が欠けていると思います。 データを「ストリーム」として扱うTCPと、「データグラム」を処理するUDPという考え方です。 トランスポートプロトコルとは? まずは、そもそもTCPやUDPなどのトランスポートプログラムがなぜ必要なのかを考えてみましょう。 ふつう、私たちが利用しているPCやサーバーでは、同じコンピュータの上で複数のアプリケーションが動作していますよね。アウトルックでメールを書きながら、ブラウザでホームページを見たりすることがで
スプラトゥーン2を買ってから主に鮭、時々ガチマで楽しんでいる私だが、先日Twitterにてこのようなツイートを発見し、詳細を調べる内に引用元の記事を発見した。こちらはスプラトゥーン2のオンライン対戦の仕様と、それを理解するための前提知識を非常に詳しく解説した有用な記事である。この記事では、その記事を要約した日本語訳を記載する。 http://archive.today/Rgbht (魚拓版) こちらの記事はCreative Commons Attribution 4.0 International Licenseに則って書かれており、この翻訳記事もこれに従う。 前述のクリエイティブコモンズライセンスに従い、改変を加えた点を示す。原文の翻訳、要約に際し、改変を加えた点は以下の通りである。 一部を除き、箇条書きによる要約を行っている。また中略や原文から記載箇所を変えた記述(後述)、厳密な和訳よ
先日、Windows Phoneのことを書いたコラムで、スマートフォンからPCへのリモート接続が便利で重宝している、という話をした。しかし当たり前のことだが、PCの電源が入っていないとリモート接続はできない。かといって、リモート接続のためにPCの電源をいつでもオンにしておくのは、何となく気が引ける。 2階の居間から階下の事務所にあるPCのリモート接続を行うとき、PCの電源が入っていなければ、電源を入れに事務所まで行かなくてはならない。それだと「電源を入れにPCの前に来たのなら、その場で作業もしてくればいいじゃないか」と思うわけで、これではリモート接続の便利さが半減してしまう。 スマートフォンからWOLを利用できないか? そこで思い出したのが、はるか昔に使ったことがある「Wake on LAN」(ウェイク・オン・ラン、WOL、WoLなどとも称される)だ。有線LAN上のPCの電源を、ノートPC
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