9月6日、台風14号が高千穂鉄道に大きな被害をもたらしました。 2005(平成17)年の9月6日。宮崎県の延岡駅と高千穂駅を結んでいた高千穂鉄道が、台風14号によって複数の橋梁が流出するなど大きな被害を受けました。 そして復旧に多額の費用を要することから、再び列車が走ることなく、2008(平成20)年までに延岡~高千穂間50.0kmの全線が廃止されます。 終点の高千穂駅。当初は南阿蘇鉄道の高森駅(熊本県)と結ばれる計画だった(2012年11月、恵 知仁撮影)。 ただ同線の復活を目指す動きもあり、水面からの高さが105mと日本一の鉄道橋「高千穂橋梁」を含む区間で、高千穂あまてらす鉄道が「グランド・スーパーカート」を運行。現在もその絶景を楽しむことができます。 【了】