昨日、日テレで『サマーウォーズ』が放映された。 一般層からもアニメ好きからも映画好きからも認知されている超特大ヒット作である。観客動員数は123万人。結構値がはるDVDやブルーレイも5万枚以上のヒット、さらにテレビで放映されれば13%という数字を記録*1。まさに近年のモンスターアニメの一本であるといえよう。 その認知度ゆえに、映画好きではない人と映画の話をする際、とっかかりとしてこの作品の話をすることが多い。そう言った意味では「ジブリのなかでどれが一番好き?」と同じくらい使い勝手がいい作品ともいえる。実際、ホントに周りでも観ている人が多いのだ。 だが、正直、ぼくにとって『サマーウォーズ』は非常に複雑なポジションの作品である。 UK盤でブルーレイを所持しており*2、都合4回くらいは見返している。細田守監督作品の中ではダントツの鑑賞回数だ。もちろんこれからも何回か観るんだろう。そのためのブルー