この画像を大きなサイズで見る アジアでは初の試みなのだそうだが、マレーシア政府は、デング熱対策として、遺伝子を組み換えた蚊(GM蚊)約6000匹をパハン州の非居住地域に放ったそうだ。 マレーシア政府系の医療研究所によると、放った蚊はネッタイシマカで、すべてオス。生まれてくる子どもが生後すぐに死ぬよう遺伝子を組み換えてあるため、デング熱を媒介するネッタイシマカの減少、ひいては絶滅が期待されるという。 ソース: GM蚊を自然界に放出、デング熱対策 マレーシア 国際ニュース : AFPBB News 実施は、環境保護団体などの反発や悪天候のため、延期されてきた。今回、事前の予告無く強行されたことについて、環境保護団体は26日、一斉に憂慮の声を上げたという。 活動家らは、ネッタイシマカの生態はほとんど知られていない上、遺伝子組み換え蚊が自然界でほかの蚊に及ぼす影響についても不明だとしている。これに